鈴木悦夫のレビュー一覧
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ミステリー本を読むのが二回目で初心者な自分でも犯人の予想が少しついてしまうほど難しくはありませんでした。が、予想がついた後もどうしても動悸が自分にはわからず、自分の予想を疑っていました。しかし、話が進むほど確実に犯人は絞られる。だけど動悸がわからない、そんな不思議な気持ちで本を読み進めました。早く読み進めて結末を知りたい!そんなふうに思える本でした。動機を知った時、すごく驚きました。まさかそんな理由で?!と心の中で思いました。最後に明かされる「そしてその頃はやった唄」ゾッとするような、なるほどとなるような、言葉で表すのが難しいそんな唄でした。
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Posted by ブクログ
BSテレ東「あの本、読みました?」で紹介されていて、気になっていた本。1989年の本で児童書扱いみたいなのですが、それにしては内容はかなり踏み込んでいます。日本児童文学者協会新人賞、第一回があまんきみこ、第二回が筆者、第三回が安房直子が受賞と知り、当時の期待度が伺えます。
本の内容は、幸せな家族をテーマにした保険会社CMに出演を依頼されるような家族の次男(姉兄いる)の中道省一が語り手。彼は小学6年生で、CMの撮影を始めてから一年間に、父母兄姉にクラスの友人も亡くなるという不幸に見舞われます。本文は事件の解決のため、本人がテープレコーダーに録音したもの、という形で進行します。
読んでいてずっと重 -
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解説にも記載していたが、稀有な書物である。
刊行以来、無数の少年少女に衝撃を与えてきた伝説のジュヴナイル・ミステリ。
トラウマ児童文学といった常套句で済まされるものでは到底ありません…と。
確かに衝撃的である。
保険会社のテレビCM《幸せな家族》のモデルに選ばれた中道家が、新しい家に引っ越した後、撮影を開始直前に父親が変死。
やがて不気味な唄の歌詞にあわせたかのように、次々と家族が死んでいく…という。
歌詞が考えもつかないような内容で、そのことにもどうしてこれを唄にするのか⁇と疑問に思うほど強烈過ぎる。
それが、「その頃はやった唄」というのだから衝撃を受けてしまう。
絵に描いたよ -
Posted by ブクログ
ネタバレ
トラウマ児童文学と本屋さんでポップを見ていたのでとても気になっており、手にとった作品でした。
トラウマにはなりませんでしたが子供の頃に読んでいたら違っていたかもしれません。
省一が犯人であることは、文章からもなんとなく読み取れることでしたが最後の結末は予想していなかったです。省一目線で物語が進んでいくため、漢字ではなくひらがなで書かれている部分もあるのかなと思いながらだからこそなのかとても読みやすかったです。幸せな家族に一見見える中で少しずつその中の人たちと周りの人たちの狂気が見え隠れしている雰囲気が癖になる感じですぐに読み終えました。トラウマにならなくてよかったです。笑 -
Posted by ブクログ
保険会社のドキュメントCM『幸せな家族』に選ばれた中道家。写真家の父、優しい母、美しい姉、目立ちたがりな兄、そして語り手である末っ子の『ぼく』。
新居に引っ越し、CM撮影を始めようかというタイミングで父が密室で死んでいるのが発見される。
その後も立て続けに家族が犠牲になっていくが、その様子が『その頃はやった唄』に似ていた…
小学六年生のぼくこと省一の独白形式で物語が進む。ジュブナイルミステリーと紹介されているけど、読み終わってみるとサイコサスペンス感が強く感じたかな…
犯人はだいたい最初の方で予想はついてしまうし、動機についても何となく予想できてしまう。ただ、そうであって欲しくないと思いなが