鈴木悦夫のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
評価低いですね~
これ多分だけど、帯が作品を持ち上げすぎてるせいだと思うんです。「ラスト一行が衝撃!」と書かれたらほとんどの人がどんでん返しものかな?と思うはずです。ただ、間の悪い私でも序盤からこいつが黒幕かって分かっちゃったんです。
この本、昔の本の復刊らしくて当時の評価だったらその帯で良いんだろうけど、今時すごい作家さんはゴロゴロいるから。この帯で売り出したら期待はずれって思われてもしょうがないかもしれませんね。
でも、本自体は面白かったです!児童文学って書かれてたし、文章は比較的読みやすい方かと。あまり本を読んだことない人にはミステリー入門としておすすめです! -
Posted by ブクログ
ネタバレ主人公省一は、自分以外の家族4人と親友1人をこの一年の間に失いました。彼はずっと退屈していました。その退屈を凌ぐために毎日テープレコーダーを録音していたそうです。彼が言うには警察はこの一年のテープを聞かなければ事件を解決できないそうです。彼と1年前のあの日から本日までを振り返る物語です。
まず感じたのは、まるで省一の心の翻訳本だと感じるほどに文章の中で描かれたものも想像しうるものも含めて、省一の心情が非常に鮮明に私の脳に焼きついたからだ。
省一は、非常に退屈していた。
そして、省一の父が死んだあの日から急激に想像の中のことを実際に行動に移すようになる。
絡まっていた糸の途中が切れ -
Posted by ブクログ
おもしろかった!
ミステリーという意味では、わりとすぐ犯人の予想はついてしまうし、一つ一つのトリックもそんなにビックリするようなものではないけれど、この本のおもしろさは、ミステリーという枠ではなくて「トラウマ児童文学」っていうのはピッタリだと思う。
雰囲気の不気味さとか、ちょっと雨穴さんの世界に似た感じ。
歌の不気味さも、日本の童謡の不気味さに似てる。
「かごめかごめ」とか。
こういう生まれつきサイコパスな子どもはきっと実際いると思う。
これが児童文学で、小学校の図書室に置いてあって、サイコパスな子が呼んでしまったらと思うとちょっとこわい。
お姉さんも、自分が弟に殺されるとわかってて止め -
Posted by ブクログ
謎解き系ミステリ…ではなく
謎解明系ミステリ。
そんなジャンルがあるのかないのか…
知らんけど。┐(´-`)┌
保険会社のCMモデルに選ばれた、絵に描いたような“理想の家族”。
著名な写真家の父
家庭的で控えめな専業主婦の母
美しく聡明な姉
目立ちたがりの兄
そして語り手の「僕」。
そこへ撮影クルー4名が加わったところこら、不穏な事件が次々と起こり、理想の家族の形が崩れていく。
鍵となるのは〝その頃はやった唄〟
「子どもは父を憎んでた〜」
ん?
どう考えても流行りそうにない歌なのだけど(笑)これが物語の種明かし。
面白さはある。
けど——
大人には物足りず、子どもには読ませにくい。
な