児美川孝一郎のレビュー一覧

  • キャリア教育のウソ

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    キャリア教育と問題点がわかりやすく書かれているが、わかりやすい具体例は載っていない。
    学生に向けて書かれた語り口だが、教職員の参考になる。
    目指すべきことを理解して、個々の現場での事例を考えるヒントになる。

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    2021年04月15日
  • キャリア教育のウソ

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    最近は、なりたい職業を見つけ、そのために身に着けなければならないのは何か、という方向で進路選びをするようで、「なりたいものが見つからないからどんな大学のどんな学部を目指したらいいのかわからない。」と子どもに言われて模索する中で出会った本です。
    中高生くらいではまだ世の中にどんな職業があるのかわかっていないのに、何になりたいとかむずかしいよね・・・。
    それにカッコイイカタカナ職業や、医者や弁護士などの専門職じゃなくて単に「会社員」を目指しちゃいけないのかとか。会社のなかの仕事だってわからないんだし。
    じゃあどうするのか。
    いろんなアンテナをたてて、いろんな勉強をしていってほしいという思いと、いわ

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    2019年07月24日
  • キャリア教育のウソ

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    素晴らしい。もやもやが吹き飛ぶ。これから必要なキャリア教育は、意外と最もシンプルな教育の原点だと思います。マニュアル化されずに生きて行く力を若い人には、是非身につけてほしい。

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    2019年06月02日
  • キャリア教育のウソ

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    本書を読んで、今まで自身のなかで抱いていた「キャリア教育」への胡散臭さ、怪しさの根源がどこにあるのか、理解できたように思う。一方、著者のいう「キャリア教育」を本当に実践することの難しさ、いや果たして実践できるのかといった思いも強く抱いた。

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    2016年10月08日
  • キャリア教育のウソ

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    スッキリした。
    もやもやと感じていたことをスッパリ言ってくれた感じ。
    でも、ただ単に文句を言ったり、否定したりするんじゃなくて、この中に潜むキャリア教育の本質、あるべきところまで、しっかり視野が行っているところが児美川先生の凄いところ。
    私はただ否定するだけ・・・・・

    3年経過してどう変化したかを見直す意味で読み直してみた。ますます悪化している大学のキャリア教育(笑)

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    2016年05月07日
  • キャリア教育のウソ

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    クラスの中に教員になる人がいったい何人いるだろうか。キャリア教育をする教員は、そのことについてどんな認識を持っているのだろうか。これからそういう指導をする立場になるにあたり、具体的な話もあってかなり参考になった。また読み返したい。

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    2014年08月16日
  • キャリア教育のウソ

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    銀行型から料理教室型への学びの転換を軸に、キャリアデザインの必要性を説く好著。
    さまざまなキャリアのるつぼであるPTAが果たすべき役割があるのを、全国大会に参加する前に教えられました。

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    2013年08月21日
  • キャリア教育のウソ

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    著者を知っているので必ずしもフェアなレビューになっていないかもしれませんが、まあそういう前提でお読みください。

    そういう前提付きですが、私は、本書は総体的には、子どもたち・若者たちの将来への備えになるキャリア教育とは何か、を考える上で多くの示唆をもたらしてくれる本だと思いました。もちろん書かれているすべての指摘に賛成ではありませんが。

    キャリア教育の「ウソ」だなんてセンセーショナルなタイトルで、キャリア教育に熱心に取り組んでおられる関係者からすれば面白くないかもしれませんが、まあそれは編集サイドの思惑もあるでしょうし、著者自身も「からくり」や「(キャリア教育又は子ども・若者が陥りやすい)わ

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    2013年07月15日
  • キャリア教育のウソ

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    日頃から大学生のキャリア教育の最前線で活躍されている著者の視点が随所に散りばめながら、現在のキャリア教育の問題点が鋭く指摘されている。企業人にもとても参考になる書籍である。

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    2013年07月14日
  • Society5.0と揺らぐ公教育――現代日本の教育政策/統治

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    現代日本における教育政策や歴史について詳しく書かれている
    特にsociety5.0を見据えた、GIGAスクール構想などの文科省、経産省のとりくみじれいがの詳細に書かれていた
    個人的に興味深かったのは8章の塾という民間企業が公的に自治体で運営されている事例は初見であった。
    ただし誤字脱字が少し多め

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    2024年11月11日
  • キャリア教育のウソ

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    教採の面接対策にと一読。
    教える側はもちろん,生徒や学生にも非常に読みやすい一冊でした。
    社会構造から一昔前とは異なる雇用環境,崩れる終身雇用制,右肩上がりの非正規雇用。読者である私も非正規労働者です。大切なことは「この仕事」よりも自分の軸を持つこと。

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    2021年07月25日
  • キャリア教育のウソ

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    日本の学校の狭い「キャリア教育」の何が問題かをわかりやすく解説しています。「はじめに」に筆者が述べているように、本書は「ここが問題」ということを述べていて、逆説的に「何が必要か」を読者が考えるという構図です。
    具体的にどんな職業があり、そこで働く人たちがどう働いて生活しているかを知らないまま「何になりたいか」と聞かれても、そりゃYouTuberしか出てこないよね、と納得する中身です。
    新書ということもあって大展開できなかったと思いますが、具体的にどんな実践が考えられるか前向きに考えられる要素がもっと知りたいと思いました。

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    2021年06月29日
  • キャリア教育のウソ

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    ネタバレ

    中高生に向けて、本来のキャリア教育を説明している。大学生や社会人でも、狭すぎるキャリア教育(俗流キャリア教育)に翻弄されてモヤモヤを抱えている人なら、読むと少しスッキリするのではないかと思う。感覚的に「料理教室型」の学習という比喩はわかりやすかった。学び方を学び、いざという時に活かせてこそのキャリア教育。決して、正社員になることを第一に目指すような教育ではない。それを知る本。

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    2021年04月08日
  • キャリア教育のウソ

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    やりたいこと
    やれること
    やるべきこと

    夢と現実の折り合いをつける


    これから大切なのは
    ・学び方を身につける
    ・キャリアマインドをもつ

    以上のことは、
    日々の授業にも取り入れられる。
    授業構成の一助にいたい。、

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    2020年03月22日
  • キャリア教育のウソ

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    ネタバレ

    ”預金”しておいた知識やスキルを引き出しながら、仕事や人生を送っていく「銀行型」ではなく、自分で料理を作れるようになる「料理教室型」の学びを実践してすべきである。
     もちろん学校には、君たちが学んでほしい「基本レシピ」(各教科や特別活動などの教育課程)が用意されている。これらは、きっちりと修得する必要がある。しかし、基本レシピを通じて得た知識やスキルだけで、君たちが卒業後の仕事や生活をすべてやり繰りできるわけではない。
     だから、基本レシピの修得を通じて、「学び方」を学ぶこと。自分で学ぶ習慣を身につけること。これが、決定的に重要なのである。(P175-P177)

    セミナーを興味本位で受講し、

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    2018年01月21日
  • キャリア教育のウソ

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    キャリア教育のあり方にもやもやしたり、先生達や学校のやり方に首をかしげたり、こういったことは現場にいても常々ある。

    本書でも述べられているとおり、キャリア教育といった取り組みは殆どが一過性のイベントとなっているところは大いに反省したいところ。
    3年を見越した教育もされず、とりあえずやるといった形で、生徒に本物の力を付けるところに至っていないと思う。

    殆どの生徒がギリギリの時期に適当な大学を選ぶか、自分の能力を超えた大学を選んで、慌てて勉強を始めたりもする。
    目前の進路ですら決めることが難しい。

    正社員至上主義、非正規否定、といったところは、社会全体になんとなくある雰囲気だと思います。

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    2017年09月28日
  • キャリア教育のウソ

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    2017年2月

    私たちは様々な教育機関や社会に出てからの転職活動で、キャリアについて考える機会がある。ただ、そのキャリアに対する考え方は間違ったキャリア教育の影響を受けていると考える筆者の主張はとても興味深かった。

    特に共感する点としては、中高などで考えさせられた自分のやりたいこと、ということだ。結局はその自分視点のやりたいことを追いかけることは、確かに素晴らしいがそれ以外の選択肢を知るということができないことに問題がある。また、社会との関わりという視点も大切だと思う。多くの中高生は将来的に自分のやりたいこと、とは懸け離れた職業に就く問いう事実を忘れてはいけない。自分の子供がどのような時代

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    2017年02月24日
  • キャリア教育のウソ

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    まあ日頃から僕が思っていた通りのことを言ってたので読みやすかったw キャリアなんてたった二十数年生きて決められるものではない。それよりもその時々でどうやって生きていくか、その学び方を学ぶ生涯学習が大事。全くもってその通り

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    2016年09月30日
  • キャリア教育のウソ

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    現在の高校生の半分以上が、卒業~就職~3年以上継続、出来ていない。高校のキャリア教育に興味のある方にお勧め。

    【「キャリア」教育の現状】
    つい30年前(~1980年頃)までの日本社会では、人が生きていくコースには「標準的」なモデルが存在おり、そうした社会には「キャリア」という概念は馴染まなかった。

    ベネッセによると、高校生の男子・女子は上位から順に、
    男:学校の先生、公務員、研究者・大学職員、医師、コンピュータープログラマー
    女:保育士、学校の先生、看護師、薬剤師、理学療法士
    と、男子の公務員を除いて「専門職」、つまり、職業生活を通してずっと同じ仕事をしていくスペシャリストのイメージしかな

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    2015年05月11日
  • キャリア教育のウソ

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    ネタバレ

    多分、世代毎に受ける印象はだいぶ異なるのだと思う一冊。
    自分世代の人間が読めば、そこまでインパクトはないはずだが、現役学生にとってはハッとさせられるかなと。少なくとも自分が高校生ならそう思ったはず。

    要約すれば、自分の考えも世の中も結構不安定で、そん中で生きていくのに今の時代にはonly
    one な答えしかない。だから自分軸を作ってね的な。

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    2013年10月11日