NHK<ラジオ深夜便>制作班のレビュー一覧

  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2
    中島敦、ベートーヴェン、向田邦子など、ネガティブな名言を集め、解説している。
    「絶望名言3」を期待する。
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    カフカに始まりシェークスピアまで6人の名言が頭木さんの書評のように語られている。どちらかと言えばネガティヴ思考の私に刺さるものがある。2も読みたい。
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    絶望した人に寄り添う言葉が集まっています。
    カフカや太宰なんかは笑えるぐらい弱くてネガティブ。
    希望がもてない、消えたい、死にたいときにはまたこれらの本を読もうと思います。
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    失恋した時は失恋ソングが聴きたくなる。絶望した時には絶望の言葉の方が心に染みる。その通りだと思います。15年前に精神的に大変厳しくて、不謹慎ですが死んでしまいたいと思っていたことがありました。会社の同僚からは「元気出して」とか「がんばれ」とか気持ちが明るくなるような本を読んだらとか映画を観たらとか善...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2
    あの人もこの人も、病気をしていた!
    苦悩の中にあり、絶望に浸りながら、けれど決して1人ではないことを感じることのできる、貴重なコンセプトの本。
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2
    今回はベートーヴェンと、ゴッホの章に胸を打たれた。どちらも芸術の道を歩みながら、到達した先は芸術は心を癒すためにあるのだ。その行き方は2人は正反対であったにしても、同じところにたどり着いたのにはなんか感慨深い。
    また自分の外に籠やら壁があって動けないというのはよくわかる。
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    NHKラジオ深夜便で放送されていた「絶望名言」という番組を、ほぼそのまま収録したのがこの本。2016年と2017年に放送された内容が掲載されてます。
    このラジオ番組自体は聞いたことがないのだが、調べたらなんと今(2019年6月)も定期的に放送しているらしい。それだけ要望が高いということなのでしょう。...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
     一般的に明瞭で自信に満ち溢れた語彙を「名言」と称するなら、本作は文豪達の繊細で、だからこそ鬱屈した感情の吐露から「生きるとは何か?」を逆説的な観点で思索した内容である。
     それにしても文豪達の表現力には脱帽せざるを得ない。常とは異質な、澱のような泥濘のような、確かなものなど何もないとでも言うような...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2
     『絶望名言』その2。
    今回は″ミニ″もあり、より多くの人の名言を知ることができた。
     特に、黒澤明やゴッホについては、初めて知ることばかりで興味深く味わった。
     古今亭志ん生の、貧乏は味わうもの。
     向田邦子の、一番欲しいのは「普通」ということである。
    と言うのは、シンプルであり、じわじわ沁みる言...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
     先日読んだ『変身』の作者、カフカの言葉について書かれていたので手に取った。
     ラジオ番組のひとつのコーナーを、そのまま書き起こしていて、さらさらと読みやすい。
    しかし書かれていることは、絶望を体験しなければ気がつくことない言葉ばかりで、心に響く。
     カフカだけでなく、太宰治や芥川龍之介などの作品も...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    能天気なほど絶望的。

    ってな事で、頭木弘樹の『絶望名言』

    文学紹介者の頭木さんとアナウンサーの川野一宇さんがNHKの深夜ラジオ便での放送を活字化したもの

    絶望名言の著名者カフカ、ドストエフスキー、ゲーテ、太宰治、芥川龍之介、シェークスピア達の絶望名言をお二人が解説、掘り下げる内容。

    お二人共...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    絶望名言というラジオ番組が書籍化されたもの。落ち込んだ時に暗い曲を聴くように、絶望した文豪が形にした言葉を取り込む本です。
    紹介されていた中では芥川龍之介の「侏儒の言葉」が好きでした。些細なことで幸せを感じる人は、ささいなことで辛さも感じてしまう。芥川はすごい。
    また番組ディレクターによるあとがき「...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2
    『絶望名言』から続けて読んだ感想。
    一冊目に比べると名言そのものだけでは、わかりづらい絶望という印象。物語の前後や筆者の状況などの情報があってこその絶望名言かなと思いました。それでも充分面白いし、興味深く読みたい本も沢山出てきましたが一冊目の名言だけで、ハッとするようなものは少なかったかな。
    中島敦...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    絶望したときには、絶望の言葉のほうが、こころに沁みることがある。
    興味をひかれて読んでみると面白いことがたくさん書いてあった。
    つまづくことしかできず、たおれたままとか。
    成功した人の話は世の中にあふれているが文学の中には挫折や失敗がたくさんあるとか。
    駄目さを否定せずに共感して笑うとか。
    弱さには...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言2
    文豪たちが書いた「絶望の言葉」について語られた本。失恋したときに失恋ソングを聞くように、落ち込んだ時に落ち込んだ(絶望の)言葉を読むと、ぐっと来てしまう。共感してしまうもの。文豪たちが書いた絶望の言葉(愚痴?)に、「ああ成る程、わかるかも」と面白さを感じる一冊でした。
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    自分にはまだまだ出会うのが早い絶望名言の数々だったと思う。自分が共感しにくいこともあったけれど、辛い時には支えてくれる名言もあった。
    この本は読む際の私のコンディションによって星の数が変わってくるので3つ!
    そして、何よりカフカ、ゲーテ、シェイクスピアなどの著作に触れ、その人たちの生い立ちや考え方に...続きを読む
  • NHKラジオ深夜便 絶望名言
    特に落ち込んでるわけではない時でも、前向きな言葉はキラッキラすぎてちょっと結構です、ってなるしな
    絶望した他人の救いのない言葉に救われる