過去、世界各地の文明は、それぞれに神話を有していました。そしてそれは現代にも受け継がれ、また現代は現代なりの神話が語られてもいます。それぞれはお互いに離れ離れに独立しているはずなのに、何か似たような話、影響を与え合っているような繋がりがあります。本書では世界の古今東西の神話の類型について、テーマ別に53の講義として紹介されています。言葉と音、女神と女性、インド神話。各地の物語を知ることで、世界の広さと深さ、その魅力を知ることができます。「神話学」という学問への興味の入口として、楽しんで読ませていただきました。