本多正識のレビュー一覧
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ネタバレ頭の回転を早くする48のテクニックを中心に書かれた本
実践しやすいものからそうでないものまで様々あったが、自分が印象に残ってるのは以下3点。
1、見切り発車を防ぐために間を作ること
→深呼吸するだけでも、冷静になれる
2、相手の話を聞きながら頭の中で「はい」と相槌を入れること
→人は無意識に他の話を考えてしまうので、これを意識することで相手の話に集中できる。違和感に反応できる
3、常に頭をアイドリング状態にしておく
→自分の勝ちパターンを持ち、自分が入りやすい話題か?雰囲気か?を常に意識。これによりチャンスを逃さず、ここぞというときにカットインすることで、会話がうまくいくし、自信に -
Posted by ブクログ
漫才作家・NSC(吉本総合芸能学院)講師である著者が、芸人に教えている話し方のテクニックを講義形式で紹介した1冊。
全体の流れを若手芸人に教える、難易度ごとに入門、基礎、実践と章分けした上で、それぞれの項目ごとに、講義や事例紹介によるレッスン→トレーニングという構成のため、取り組みやすく、実践的な内容だと感じました。
内容も興味深いのはもちろんですが、時折紹介される人気芸人の現在の評価や若手時代のエピソードなどが面白く、本書の内容がより具体的に感じられます。また、「NSCで指導していることの多くはお笑い以外の仕事にも活用できる」と著者が指摘するように、なかには芸人ではなく違う道に進んだ生徒のエ -
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ネタバレこれまで言語化されることのなかったお笑い芸人の頭の働かせ方について書かれている。
以下やること↓
1.能動的に反応できる頭になるために
→雑誌やオンライン記事を読み強制的に褒める。
なんとなく受け身で読むのとは違い、頭が働くようになる。
2.興味がないものから思考のタネを見つける
→頭の回転の速さは情報量に比例する。
新しいことを考えるのが苦手な人や自分の考えに縛られてしまう人は興味のないジャンルのニュースや記事に目を通そう
3.オリジナリティを求めない
→「芸は模倣から」と言われ、最初から特別なものをつくるのは余程の天才でない限り、かなり難しい。
どんなオリジナリティも多くの経験を積ん -
Posted by ブクログ
ネタバレ芸人の漫才やネタはセンスではなく、論理的な思考・話し方の工夫によって生み出されるものであり、自助努力で創り出すことが十分にできるものだとわかりました。
特に本書の最後に記載されていた。「今この瞬間だけを考える」というのは、ビジネスパーソンにとっても、会議/プレゼン/コーチング/ティーチング等々、会話・対話する場面でとても重要なため、意識的に「今この時だけを考える」ことに集中していこうと思いました。
★「1秒で輝くもの」を表現することで、相手にインパクトを植え付けることがどの場面でも自分が生き残っていくことに必要。
・「周到な準備」「行動力」「粘り強さ」は努力で身に着けられる。(事前準備と予習 -
Posted by ブクログ
・頭をアイドリング状態に保つ
→チャンスに反応することができる
「ゼロから考える速さ」だけではなく「すでに準備していたことを素早く表現する速さ」
・アドバイスは、聞くものではなく実行するもの
→自分の成長ペースを上げられる
結果を残す人は、アドバイスを聞いている最中に、次に自分がすべきことに考えはじめている
・キーワードは最初の1回で印象に残す
→覚えてほしいキーワードを印象づけられる
5文字の言葉を言うのに「1秒~1秒半」使う
・緊張と余裕は表裏一体
→追い込まれた状態ほど、余裕を持って考えられる
緊張をエネルギーに変えることができるかどうかが分かれ道