スコット・ベルスキのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレアイデアを実現させるための道しるべを示してくれる本。
次々に入ってくる情報・忙しさにかまけて、何が重要で優先度が高いのかぐしゃぐしゃになっていた自分にはもってこいの1冊だった。
特に印象的な章が「整理力」について。
日々の行動を
・アクションステップ、、、具体的な個別作業
・レファレンス、、、後に参考となるかもしれない情報
・バックナンバー、、、今すぐは実現できないが将来行動する可能性があるもの
の3つに分類することで視覚的に一目でわかるようになる。
さらにプロジェクトごとに分類させることでさらに整理されていく。
また日々の情報(メール・ポストイット・ノート・手帳・・・etc)が驚くほど分類でき、ふと思い浮かぶアイデアもバックナンバーで保存。
アイデアを殺さず活かすための手助けとなる。
早速友人に頼み込みアクションメソッドを導入。
デイリーワークとしてを朝行い、業務に入る習慣をつけるのが今後の課題。
よくあるような、こうしろ!というようなものではないため受け入れやすい内容だった。
ただご注意頂きたいのは、発想法のハウツー本ではないということ。 -
Posted by ブクログ
「2つの段階があると思うんだ」とジョナサンは説明してくれました。「最初はひらめきを感じて受け止める段階。なに気なく蓄積されていたものが、あるひシャワーを浴びている最中に突然ひらめく瞬間があるんだ。次は『より、これを実際にやろう』と決める段階。一度決めたら、そこから気持ちをがらりと入れ替える。少なくとも決めたアイデアに関しては、合理的でロジカルに考えなくちゃいけないし、自制心が必要になる。受け身にならずに、足したり引いたりしながら、最終的に作品として形にするんだ。クリエイティブな人たちが苦労するのはそこだと思う。だってひらめいているだけの方が楽しいから。だけど、実際になにかをやろうと思ったら、2つ目の段階を乗り越えるしかない」
■緊急の用件を部下に任せる
業務の責任をだれかに任せているときでさえ、緊急の用件が持ち上がると自分で対処しがちです。プロジェクトのことを心から気にかけていると、自分が解決したくなるのです。たとえば、日常的な問題のことでクライアントからメールが届いたとします。その責任はチーム別の人にあるのに、「ああ、これならすぐ手直しできるから、自分が片づけよう」と思ってしまうのです。すると次第に長期目標からエネルギーが移ります。
緊急の用件を自分で片づけようとするのは、若くして成功したクリエイターにありがちな、もっとも危険な傾向です。もし自分がそうなら、緊急の用件をだれかに任せるよう努力しましょう。
アイデア実現の大きな要素の一つは、粘り強さです。他者に頼って勢いを保つ場合には、そのプロジェクトは彼らの意思に左右されます。アイデアを前進させ続けるためには、他者を執拗に追いかけ続けることが必要です。
フランクは「夢追い人」なのです私たちの研究で、よく見かけるクリエイターの特徴を大きく分類した中の1つです。その3つとは、「夢追い人」「片づけ魔」そして「両刀使い」です。この世界には、上ばかりを見ている起業家や、書けない作家や、フランクのように限りない創作欲を持ちながら、それが障害になっている情熱的なアーティストが星の数ほどいます。フランクのような「夢追い人」は、常に新しいアイデアを考えています。これが起業家の場合、「夢追い人」は、新しい商売のアイデアにすぐに飛びつきます。既存の商売の範囲でも、彼らは常になにか新しいことを考えています。広告業界のクリエイティブディレクターの中には、整理と集中は他人まかせで、自分はアイデアを考えてさえいればいいつまり夢見るだけという人も少なくありません。非営利の世界で「夢追い人」と言えば、理想主義者です彼らは、現在進行中のプロジェクトを投げ出して新しいプロジェクトに取りかかる傾向があります。また、アーティストの夢追い人は、新しいプロジェクトをはじめるとき、壮大な長期的なビジョを掲げて、大規模な取り組みばかりを思い浮かべていることが少なくありません。夢追い人は、一緒にいて退屈しませんが、1つのことに関心を持ち続けることができません。アイデアはあちこちに飛び、電話を返さず、進行中のプロジェクトを完成できず、家賃の支払いさえも忘れます。夢追い人は、だれよりもすばらしいアイデアを思いつく半面、それを最後までやり遂げることはほとんどありません。私たちが出会ったもっとも成功している夢追い人は、「片づけ魔」と組んだことが成功につながったと言います。
「片づけ魔」は、それほど夢想することはありません。実行の手順に常に集中しているからです。片づけ魔は、ブレインストーミングのとき、実現性が考慮されないとイライラします。新しいアイデアは好きですが、アイデアを実現するために必要なその次のステップに没頭する傾向があります。「夢追い人」は、簡単に新しいアイデアにほれ込みますが、「片づけ魔」は、まず疑いを持ち、けちをつけてみた後に、それを気に入るようになるのです(結局気に入らないことも少なくないのですが)。「片づけ魔」は、アイデアを分解し、行動する「整理人」兼大切な「お目付け役」になります。アイデアは行動可能な要素にきちんと落とし込まれてはじめて、現実のものになります。斬新で受けのいいアイデアでも、形がなく非現実的なら、「片づけ魔」はこれを疑い、受け入れないこともあるでしょう。
他人があなたの長所を自然に受け入れると思い込んではいけません―特に上司や顧客はそうです。理想の世界では、上司はどうしたら部下を最大限に活用できるかを考え、顧客はあなたの可能性を引き出してくれるでしょう。しかし、現実には、上司や顧客は自分のキャリアを心配するのに精一杯です。自分の強みは、自分で売り込むしかないのです。
ビジョナリーと言われる経営者は、たいてい最初に話したがります。その業界に長く身を置ビジョナリー・リーダーたちは、みんなに崇められ、すべてを経験しつくしたような気になります。だから、最初に口を開き、さっさと動き、他者を関わらせることができません。代理店や、スタートアップや、その他のクリエイティブチームの才能ある若いクリエイターたちが、キャリアの途中で辞めるのは、自分のアイデアを聞いてもらえないからだと言う人が少なくありません。
だれしも自分の提案に情熱を持っていれば、それを話すときに熱が入ります。ですが、仲間の創造性を取り入れる責任がある立場なら、それを抑えなければなりません。クリエイティブチームの目的は、アイデアを考え、磨き、それを実行することです。メンバーそれぞれの知恵をくみ取ることができなければ、価値が失われてしまいます。
ものづくりのプロセスは、参加のプロセスでもあります。若くて、あまり経験のないメンバーにアイデアを共有してもらうには、彼らの論理を育て、仲間に引き入れなければなりません。彼らのアイデアがあなたのすばらしいアイデアの陰に隠れてしまわないように、あなた自身は口を閉じて、新鮮で時には未熟なアイデアを歓迎しましょう。断言する前に質問するように心がけましょう。
口を閉じている間は、周囲に耳を傾けることを忘れてはいけません。最後に話すことを心がけているリーダーでも、自分が話すまでの間に聞くことができない人もいます。 -
Posted by ブクログ
アイデアの「発想法」ではなく、
アイデアを何か思いついたとき、それをどう実現するか? に重点をおいて書かれた本なので、
クリエイティブ系の職業以外の人にも十分役立つ本だと思います。
何か新しいことを始めよう、というときに、それを 「今すぐできる次の行動」 に落とし込めなければ、一生実現できない。
だからアイデアを思いついたら、まずは、 「次の行動」 をリストアップすること。
あと、人を巻き込むこと。
人を巻き込んで、 「次の行動」 をどんどん書き出して共有して、実行して・・・ というプロセスの中で、アイデアは実現されていくのだー!
・・・ということを、もっと詳細な具体例を交えて論じた本です。
打ち合わせのときは、ちゃんと 「誰がいつまでに何をやってくるか」 を決めるまでやろう(※)、とか、
そういう発想をこの本から学びました。
※そういうやり方になかなか巻き込まれてくれない「場の雰囲気」というものもあったりするので、難しい部分もありますが^^; -
Posted by ブクログ
“アイデアは、発想することより、実現させる方が大切”ーーー。
世に数多あるアイデア発想本とは異なる、アイデア実現させるためのノウハウを記した本。途中まではスティーブ•R•コフィー著『7つの習慣』に似た内容(成果を出すための本だから似てて当たり前か)、中盤の“仲間力”〜“統率力”の章は『7つの〜』よりもより具体的かつクリエイティブ寄りの内容だったので、勉強になった。
クリエイターにも、“夢追い人”、“片付け魔”、“両刀使い”の3タイプがあり、それぞれが特性を補完することで成果をあげるという説明も興味深い(夢置い人=ジョナサン•イブ、片付け魔=ティム•クック、両刀使い=スティーブ•ジョブスというアップル社の例に納得。)
整理力、仲間力、統率力を磨いてもっとやりたいことやり、成果を出していかんとです。 -
Posted by ブクログ
アクションステップ(やるべきこと)
レファレンス(参考資料)
バックバーナー(後回しにすること)
ボブ・グリーンバーグの仕事の仕方
夢追い人、片づけ魔、両刀使い
その構成のバランス
ジョシア・ベルの実験
地下鉄の構内で変装して演奏しても誰にも分からなかった
→周囲の人があなたの長所を知らなければ、いつ、どこで、どのようにそれを活用したらいいか、わかるはずがない
Noah Briar
Brock Davis
Ji Lee (google creative lab→facebook)
さまざまな波長の人とつながることで、多様なファンと持続的な市場を発見できる
チームづくり
所有感を共有できなければ、周囲の人は心を注いでくれなくなる。お金の問題ではなく、気持ちの問題
プロジェクトを最後までやり遂げる秘訣は、オフィスの中でも外でも「遊びの要素を取り入れる」こと
プロジェクトに最初から完全なコンセンサスを求めようとすべきではない。コンセンサスにこだわると、結局だれも怒らせず、だれも喜ばないものに落ち着く危険がある。チームリーダーは、両極端な意見のどちら側にも存在する、記憶に残る解を斬新な見つけ出し、全員が賛成しなくてもそれを取り上げるべき
リーダーシップとは、他者の頭と心の中に自然なやる気を植えつけ、プロジェクトを彼らのものと思えるようにすること
アイデアは偶然に形になるものでもなければ、幸運によって実現されるものでもない。他人と違うことを行い、それを最後まで追求した結果、クリエイティブな作品は生まれる