高津臣吾のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
ネタバレ2軍監督の仕事も面白かったけど、1軍監督の仕事はまた別の内容になっていて興味深かった。
特に
p.51 人間とは面白いもので追いかけられる、迫られていると感じると途端に弱気になる
優勝できると思っていたのに、それが危うくなると精神的にピュアになったような発言が増えてくる
→本能であってそうなってしまうもの、焦らず冷静に
p.177 プロの世界でも選ばれた選手たちを目の当たりにして自信を失ってしまう選手がいる。このような弱気なマインドセットになったら、成長は止まってしまう。
→どんな世界でも自信って大事
p.183 「感情を素直に伝えた方が良いこと」「考えていても言わない方が良いこと」を -
Posted by ブクログ
本書の刊行当時はヤクルトスワローズの二軍監督。2020年シーズンからは一軍の監督に就任する高津臣吾。
現役時代はシンカーを武器としたサイドスローのリリーフピッチャーだった。野村監督、若松監督。メジャーリーグのシカゴ・ホワイトソックス。そして韓国、台湾、独立リーグ。こんな経歴が二軍監督として大いに発揮されている。
勝利至上の一軍と異なり育成が目的の二軍。結果に関係なく打席に立たせたりマウンドに送り出したり。特に強化指定選手。村上ほかスワローズの若手選手の活躍の秘密が本書で明かされる。
スワローズの家族主義的な雰囲気が高津のキャラにマッチしていたことが良く分かる。また決して速球投手でなく90 -
Posted by ブクログ
東京ヤクルトスワローズの高津二軍監督の本。
育てるためなら負けてもいい…とは??と思い読んだらあっちゅー間に読めた
素晴らしい&面白い!!
日本プロ野球・メジャーリーグ・韓国・台湾・独立リーグと
まぁいろんなところを渡り歩いてきたからこその考え方とか
まだまだ若いルーキーたち、1軍と2軍を往復する中堅・ベテランや
1軍スター選手のリハビリ中など等
本当にいろんな立ち位置に立っている選手との相手をする高津監督。
「思い切ってやれ!!」って今だからこそ出来るのだろうし
褒め方叱り方、すごく大変だと思う。
今の若い選手や当時の思いで話がたくさん詰まってて読んでてワクワクした
来年は戸田球場に足を運ん