池上和子のレビュー一覧

  • 格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える
     本の中に紹介されていた、福祉を低所得層だけでなく、中・高所得層にも配分する視点は面白い。確かに税金を取られるだけならば誰だって反発するからだ。誰もが利益享受者に巻き込めば、福祉の話も前に進みそうな気はする。
  • 子どもを守る仕事
    「子どもを守る仕事」にはどんなものがあるのか、児童福祉制度の歴史とこれからや、子どもを守る仕事をする人に求められてることが書かれています。

    メモ:
    ・子どもを守る仕事をする人に求められてるもの:
    ▶子どもをありのまま受け入れて、子どもの代弁者になること
    ▶時代のニーズを感じ取る感性を養うこと

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  • 格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える
    ●対談形式で読みやすい。
    ●日本の福祉、特に児相関係がよくわかる。根深い問題だ。もっと親権を制限して強制介入するべきだが、そこらへんは予算や人員、そもそもの権利意識の整理が追いついていないから難しい。
    ●給付などについて、選択制か一律制かは議論になるが、実務上は一律にした方が結果的に楽ではないか。あ...続きを読む
  • 子どもを守る仕事
    著者の佐藤優さんって、あのロシア通で元外交官作家のあの人と同姓同名なのかなと思ったら本人だった。佐藤さんは子どもの社会的養護のような分野にも関心があるようで、心理師の池上さんと二人して、その世界で長らく活動してきた遠藤初江さんのオーラルヒストリーを引き出すという趣向。
    3人が同じ方向を向いている鼎談...続きを読む
  • 子どもを守る仕事
    ◯表題と佐藤優氏に惹かれて手に取ったものの、この本は一体何がテーマだったのか…?と思うような内容。
    ◯児童福祉に関係した職種は様々あり、それらの職種について解説及び連携について、児童福祉に関連の深い先生方からの現場に即した話が聞けるのかと思っていた。
    ◯しかし、内容の半分は先生方の現在に至るまでの経...続きを読む
  • 子どもを守る仕事
    経験主義に陥ることの危険性を論じている文章がとても腑に落ちた。
    相手のありのままを受け止めることの大切さと難しさを再認識させられた一冊。
  • 子どもを守る仕事
    児童福祉の歴史とともに、子どもを守ることについて述べられています。
    福祉の仕事を選ぶ人が、その仕事を続けていける世の中になっていけるといいな、と思いながら読みました。
  • 格差社会を生き抜く読書 【シリーズ】ケアを考える
     タイトルから、格差社会を生き抜く一つとして「読書」が大切で、それをどう生かしていけばいいのか、そんなことについて書かれているのかなと思っていたが、全く違った。

     かと言って、「いかに格差社会を生き抜くか」というものでもないように思う。格差社会の実態と、それについて書かれていたり、参考になる図書が...続きを読む