各務太郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレまさに、「デザイン思考」と「その先を行くもの」を学べる本。すごく読みやすい。
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デザイン(問題解決)とアート(自己表現)の違いが明確になった。それを踏まえた上で読むと、「デザイン思考」について理解しやすくすごくわかりやすかった。
デザイン思考は、「0→1の考え方」ではなく「1→10の考え方」。PDCAを回し、プロダクトアウト的に考えることで問題解決の設計をしていくことこそがデザイン思考。
もし0→1のイノベーションを起こしたいなら、「異分野の専門知識」を革新したいことに取り込んでみる。(iPhoneが「小さなPC」として生まれたように。)
この「0→1の考え方」と「1→10の考え方」を切り分 -
Posted by ブクログ
ネタバレデザインについて、様々な視点を提供してくれる良著。
なかなか発想、視点的にもおもしろい。
マーケティング的な顧客の声を聞くだけでは生まれないことについて、
自己中心主義的なイノベーションについて展開されており面白い。
顧客の中に答えはない、各個人的な背景・課題意識・視点をもとに新しい視点・世界が生み出されていくというもの。
「個人の見立て」「未来からの逆算」の重要性をうたう。
すなわち個人の見立てによる未来からのバックキャスティング。
メモ
・見立てる力。普通の人から見れば全く関係のないふたつの異なるものも、それぞれをシナリオまで抽象化して捉えることで、同じ土俵で結びつけることができる能力。 -
Posted by ブクログ
1.最近話題になったデザイン思考について軽く知っておきたかったので購入しました。
2.本来、デザインとは目的を持って何かを設計することを意味しています。デザイン思考の起源は製品中心に考えられてた時代が終わり、人間中心に切り替わった時に誕生しました。
本書のキーワードは3つあります。1つめは、「見立てる力」です。これは仮説をつくる力という言い方が近いです。他の業界であっても、自分の仕事にどう活かすかを常に考え続けることが大切です。2つめは、「デザイン力」です。これは、課題を見つけて解決の糸口をみつけていくことです。実践プロセスとして6段階あります。特に大切なのはプロトタイプ、つまり思考を具現化 -
Posted by ブクログ
アイデンティティって何…?
初めてこの言葉を知った中学生だったか高校生だったかの頃は国籍に近い意味で理解してて、そこから時を経て、自分らしさや自分軸としてふんわり理解しつつも、40代半ばに差し掛かり、で、結局自分とは何者だと名乗ればいいのかに悩むことになって手に取った書籍。正直、社会人になってしばらくした30代手前でこういう思考を手に入れたかった…!
◾アイデンティティとは
・胸を張って自分がやっていること、もしくはこれからなろうとしている姿のこと。
・自分にとって望ましい未来を選択し、意思決定を続けることで形成するもの。
・経年で変化していくもの。
・相対的なものでもあるから、属するコ -
Posted by ブクログ
企画やマーケティングの勉強を…と思ってまず勧められたものがこれ。
正直えっ??デザインの本って、何が関係あるのだろうか…?と考えたが、”デザイン”の本質的な言葉の意味を履き違えたいたことにまず驚愕。
そして”デザイン思考”という、ビジネスを行う上で非常に重要な問題解決の考え方という言葉を、恥ずかしながらこのタイミングで初めて目にした。
「デザイン思考」とは、”デザインしたサービスやプロダクトの先にあるユーザーを理解し、仮説を立て、初期の段階では明らかにならなかった第二の戦略や代替する解決策を特定するために問題を再定義する、一連の問題解決の考え方のこと”であり、新しいものを生み出す(と考えられ