各務太郎のレビュー一覧

  • デザイン思考の先を行くもの

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    まさに、「デザイン思考」と「その先を行くもの」を学べる本。すごく読みやすい。

    デザイン(問題解決)とアート(自己表現)の違いが明確になった。それを踏まえた上で読むと、「デザイン思考」について理解しやすくすごくわかりやすかった。
    デザイン思考は、「0→1の考え方」ではなく「1→10の考え方」。PDCAを回し、プロダクトアウト的に考えることで問題解決の設計をしていくことこそがデザイン思考。
    もし0→1のイノベーションを起こしたいなら、「異分野の専門知識」を革新したいことに取り込んでみる。(iPhoneが「小さなPC」として生まれたように。)
    この「0→1の考え方」と「1→10の考え方」を切り分

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    2022年05月08日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    読みやすくわかりやすい!
    デザイン思考の本は初めて読んだ
    デザイン力とは問題解決力
    0→1の仮説創造と、1→10の仮説検証
    デザイン思考は1→10のPDCAサイクル
    0→1のためには、「個人の見立てによる未来からのバックキャスティング」、あるいは異分野の専門知識とかけ合わせるスペキュラティブデザイン」が必要

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    2021年12月31日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    全体として洗練されており、興味深い事例も多く掲載されていた。

    序章でバックミンスターフラーを引用して、建築家はSF作家と同じだと述べており引き込まれた。

    まとめると、
    デザイン思考とは1→10にする仮説検証の道具であり、目的の表現である。
    0→1の仮説創造のためには、個人の見立てによる未来からのバックキャスティング、またはスペキュラティブデザインが必要である。

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    2020年05月21日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    デザインについて、様々な視点を提供してくれる良著。
    なかなか発想、視点的にもおもしろい。
    マーケティング的な顧客の声を聞くだけでは生まれないことについて、
    自己中心主義的なイノベーションについて展開されており面白い。
    顧客の中に答えはない、各個人的な背景・課題意識・視点をもとに新しい視点・世界が生み出されていくというもの。
    「個人の見立て」「未来からの逆算」の重要性をうたう。
    すなわち個人の見立てによる未来からのバックキャスティング。

    メモ
    ・見立てる力。普通の人から見れば全く関係のないふたつの異なるものも、それぞれをシナリオまで抽象化して捉えることで、同じ土俵で結びつけることができる能力。

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    2019年09月21日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    1.最近話題になったデザイン思考について軽く知っておきたかったので購入しました。

    2.本来、デザインとは目的を持って何かを設計することを意味しています。デザイン思考の起源は製品中心に考えられてた時代が終わり、人間中心に切り替わった時に誕生しました。
    本書のキーワードは3つあります。1つめは、「見立てる力」です。これは仮説をつくる力という言い方が近いです。他の業界であっても、自分の仕事にどう活かすかを常に考え続けることが大切です。2つめは、「デザイン力」です。これは、課題を見つけて解決の糸口をみつけていくことです。実践プロセスとして6段階あります。特に大切なのはプロトタイプ、つまり思考を具現化

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    2019年07月27日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    新しい視点が入る、これはとっても楽しいこと。
    デザインというのはなにも見た目、
    だけではないということ。
    空間やその後を設計していくことでもあるということ。

    だから実をいうとジャンル外の人がいたほうが
    以外にパズルのピースがはまったりするのよね。
    これはいろいろな雑多なジャンルを
    読んでいて気が付いたこと。
    思わぬ形でつながるからね。
    引き出しは多いに越したことがないんじゃないかしら。

    新たな一視点を授けてくれる
    素敵な本。

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    2019年07月24日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    良書。電通のCMプランナーからハーバードの大学院で建築を学ぶという変わった経歴の著者、だからこそ言えるデザインの本質、0から1の発想法について説く。引用されている本の何冊かは読んでいるが、なんとなくわかっているつもりだったことをロジカルに、エモーショナルに説明していて説得力がある。クリエイティブに限らず課題解決に悩んでいる人にオススメ。

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    2018年12月15日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    すっきり!言葉のもやもやがクリアに。 ・いわゆる絵を描く力を「スタイリング」、課題解決を「デザイン」と呼ぶ
    ・日本はごっちゃになっているけど言葉の定義が違う
    ・デザイン思考は1→10に使う。0→1ではない
    ・思考法のひとつがパッション。自分はどんな未来が良いか、自分はなにが好きかと現在をこじつける

    #デザイン思考の先を行くもの #各務太郎 #読書記録2018 #読書記録

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    2018年12月08日
  • アイデンティティのつくり方

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    アイデンティティって何…?
    初めてこの言葉を知った中学生だったか高校生だったかの頃は国籍に近い意味で理解してて、そこから時を経て、自分らしさや自分軸としてふんわり理解しつつも、40代半ばに差し掛かり、で、結局自分とは何者だと名乗ればいいのかに悩むことになって手に取った書籍。正直、社会人になってしばらくした30代手前でこういう思考を手に入れたかった…!


    ◾アイデンティティとは
    ・胸を張って自分がやっていること、もしくはこれからなろうとしている姿のこと。
    ・自分にとって望ましい未来を選択し、意思決定を続けることで形成するもの。
    ・経年で変化していくもの。
    ・相対的なものでもあるから、属するコ

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    2024年09月19日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    「デザイン」とは問題解決力であり、それにはやりたいこと、楽しいことを周りを気にせずできる力「見立てる力」が必要となる、と言う。新たな考え方で面白いのは「ロールプレイ」という発想かもしれない。たとえば「アインシュタインが考えたらどんなものになるだろう」という発想から始まる「自分の見立て」(自分にミッションを与える)を仕組むのがいいかもしれない。

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    2024年03月10日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    文字数は多くないけど章ごとに納得感のある内容で、いいプレゼンテーションを聴いているような感覚で読めました。

    1→10に対する改善して良くするデザイン思考と、0→1の未来に対する発想を切り分けることで新たなものを生み出す発想の重要性を知れた。
    今まで考えられていたデザイン思考ではちょっとした飛躍は得意だけど、真新しいものを生み出すことには向かないことを説明するためのポンチ絵が直感的でわかりやすかったです。

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    2023年08月26日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    デザイン思考は、プロトタイピングを軸とした改善のツール
    イノベーションを起こす発想法は:
    個人の見立てによる未来からのバックキャスティング、またはスペキュラティブ・デザイン

    「革新したいこと」に対して「異分野の専門知識」:繊維と蜘蛛の糸
    ロールプレイング法:アンパンのCMにユニクロのCM、どっちの視点か?視点をずらす。
    アイデアの因数分解法:時系列とか、パートの因数分解:傘
    ルーツトラッキング法:ホテルとホスピタル

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    2020年07月18日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    ロジカルシンキング系の本を読み続けてきたので、デザイン思考、ラテラルシンギング系の本を読み漁ろうと思って選んだ本。
    図解もとてもわかりやすく、よく理解できた。


    【なるほど!そうだよな!と思ったフレーズ】
    日本でデザインという言葉を使うと、絵心、センス、クリエイティビティという言葉と一緒に使われることがあるが、デザインとセンスなクリエイティビティは全く関係ない。とにかく新しい視点を提供すること、新しい課題を発見するということがデザイン。

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    2020年06月23日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    企画やマーケティングの勉強を…と思ってまず勧められたものがこれ。
    正直えっ??デザインの本って、何が関係あるのだろうか…?と考えたが、”デザイン”の本質的な言葉の意味を履き違えたいたことにまず驚愕。
    そして”デザイン思考”という、ビジネスを行う上で非常に重要な問題解決の考え方という言葉を、恥ずかしながらこのタイミングで初めて目にした。

    「デザイン思考」とは、”デザインしたサービスやプロダクトの先にあるユーザーを理解し、仮説を立て、初期の段階では明らかにならなかった第二の戦略や代替する解決策を特定するために問題を再定義する、一連の問題解決の考え方のこと”であり、新しいものを生み出す(と考えられ

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    2020年01月27日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    未来は「どうなるか」という受動的姿勢で向き合うべきものではなく「どうしたいか」という能動的な個人の願望に基づいて提示されるべきである。でも「どうしたいか」を考えるってものすごい労力がいるんだよなぁ。

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    2019年09月08日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    文字量が少なく、イラストで補足もされていて非常に読みやすい。
    デザイン力:問題を発見し、解決の糸口を示すこと
    上記を中心に、説明がされているためデザイン思考の概念をかじる分には良い。

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    2019年06月19日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    建築・デザインなど、一見すると専門分野の本に思われるが、書かれている内容としては働くすべての人に気づきを与えるものとなっている。
    前半部分は新たな視点や読者を引き込む強いインパクトがあるものの、後半は具体的事例にとどまるなど文章に少し落ち着きがあるように見受けられた。

    『考える』きっかけは仕事の中にも日常生活の中にと、ありとあらゆるところにある。が、その中からも立ち止まって考えさせてくれるそんな内容となっている。
    解決すべき問題は多々あれど、まずは小さなところから少しずつ手を入れ、取り組んでいきたいものである。

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    2019年01月13日
  • デザイン思考の先を行くもの

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    近年、デザイン思考、デザインスクールとの言葉がもてはやされているところ、あまり実態がよく分からなかった。それを、ハーバードのデザインスクールや、RCAの手法など、分かりやすくまとめられている。
    「ある専門性を持った個人が、異分野の知識に触れた時、そこはかとなく自身の専門分野の話に「見えてしまった」という極めて極端な個人的な「見立てる力」。これが重要なのは、個人的な経験から考えても実感としてよく分かる。
    この力を皆が意識すれば、日本は大きな力を生み出せるのではないか。

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    2018年11月23日
  • アイデンティティのつくり方

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    「自分は何者にもなれないかもしれない」という恐怖と闘い続けな がら、それでもやはり「何者かになれる」と信じて足を止めない姿勢が、その人の「アイデン ティティ」なのだと強く思う。

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    2024年11月28日
  • アイデンティティのつくり方

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    面白いしMECEでもあると思う。ただ、この手のデザイナーが書く本、特に建築家の本は主張がよくわからず、残らない。
    構成や章立てをとても綺麗で、平面図のようだが、その作家性は建築のもののような気がする。
    本を書くという行為が見せるものを作るためになっているのか。

    タイトルが作り方だし、前書きでも答えはないと書いてる。読み物として、内容がデザインされた本としては良書。

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    2024年07月09日