作品一覧

  • アイデンティティのつくり方
    値引きあり
    3.3
    1巻825円 (税込)
    多様な価値観や生き方が存在する現在、未来への選択に正解と呼べるものはない。 そんな時代の中で、自ら意思決定をしていくためには、アイデンティティの形成が不可欠だ。 本書は、金融のリスクマネジメント思考を基に意思決定を訓練する学校「Identity Academy」を創設した2名による著書である。 定量思考と定性思考、客観的視点と主観的視点を行き来しながら、アイデンティティ形成のための実践的アプローチを交えつつ、読者が自身の力でアイデンティティをデザインするための方法を提示する。
  • デザイン思考の先を行くもの
    4.3
    1巻1,540円 (税込)
    「ハーバードの大学院でデザインを学んでいて気づいたこと。それは日本人だけが突出して、“デザイン”という言葉の本来の意味を誤解していること」 電通のコピーライターとして活躍してきた一方、ハーバード大学デザイン大学院にて都市デザイン学修士を修めた建築家でもあるという異色の経歴を持つ著者の視点から、日本人が抱えてきた“デザイン”という言葉への誤解を紐解くとともに、デザイン思考の先を行く新たな手法の秘訣を紹介します。 “デザイン思考”が日本に輸入されて以来、「ゼロイチ」や「イノベーション」という文脈で、数え切れないほど多くの書籍が出版され、現在でもイベントやワークショップが至る所で開催されています。しかし“デザイン思考”とは既存のプロダクトを「改善」していく手法としては最高のフレームワークである一方、必ずしも、革新的なビジネスの「はじまり」に寄与するとは限りません。 これからの事業創造に求められることは、「未来はどうなるか」という受け身の予測的態度ではなく「(あなたは)未来をどうしたいか」という能動的な個人の欲求であると著者は言う。 ハーバード・デザインスクールの授業で著者は、創造力に必要な二つの力の存在を学んできました。ひとつはあらゆるアイデアの源泉であり、個性と専門性が求められる【個人の見立てる力】。そしてもうひとつは、自ら創造した未来から逆に現在のあるべき姿を描く【未来からの逆算力(バックキャスティング)】。 このふたつを原動力として生み出された5つのビジネスやデザインの実例を元に、誰もが革新的な発想を生み出せる4種類のメソッドをご紹介します。 ///目次/// 第0章 見立てる力 The power of likening 第1章 デザインの誤解 The misconception of design 第2章 デザイン思考の誤解 The misconception of design thinking 第3章 0→1 Zero to one 第4章 0→1の実践 0→1 Practice 第5章 社会実装 Social Deployment

ユーザーレビュー

  • デザイン思考の先を行くもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    まさに、「デザイン思考」と「その先を行くもの」を学べる本。すごく読みやすい。

    デザイン(問題解決)とアート(自己表現)の違いが明確になった。それを踏まえた上で読むと、「デザイン思考」について理解しやすくすごくわかりやすかった。
    デザイン思考は、「0→1の考え方」ではなく「1→10の考え方」。PDCAを回し、プロダクトアウト的に考えることで問題解決の設計をしていくことこそがデザイン思考。
    もし0→1のイノベーションを起こしたいなら、「異分野の専門知識」を革新したいことに取り込んでみる。(iPhoneが「小さなPC」として生まれたように。)
    この「0→1の考え方」と「1→10の考え方」を切り分

    0
    2022年05月08日
  • デザイン思考の先を行くもの

    Posted by ブクログ

    読みやすくわかりやすい!
    デザイン思考の本は初めて読んだ
    デザイン力とは問題解決力
    0→1の仮説創造と、1→10の仮説検証
    デザイン思考は1→10のPDCAサイクル
    0→1のためには、「個人の見立てによる未来からのバックキャスティング」、あるいは異分野の専門知識とかけ合わせるスペキュラティブデザイン」が必要

    0
    2021年12月31日
  • デザイン思考の先を行くもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ


    全体として洗練されており、興味深い事例も多く掲載されていた。

    序章でバックミンスターフラーを引用して、建築家はSF作家と同じだと述べており引き込まれた。

    まとめると、
    デザイン思考とは1→10にする仮説検証の道具であり、目的の表現である。
    0→1の仮説創造のためには、個人の見立てによる未来からのバックキャスティング、またはスペキュラティブデザインが必要である。

    0
    2020年05月21日
  • デザイン思考の先を行くもの

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    デザインについて、様々な視点を提供してくれる良著。
    なかなか発想、視点的にもおもしろい。
    マーケティング的な顧客の声を聞くだけでは生まれないことについて、
    自己中心主義的なイノベーションについて展開されており面白い。
    顧客の中に答えはない、各個人的な背景・課題意識・視点をもとに新しい視点・世界が生み出されていくというもの。
    「個人の見立て」「未来からの逆算」の重要性をうたう。
    すなわち個人の見立てによる未来からのバックキャスティング。

    メモ
    ・見立てる力。普通の人から見れば全く関係のないふたつの異なるものも、それぞれをシナリオまで抽象化して捉えることで、同じ土俵で結びつけることができる能力。

    0
    2019年09月21日
  • デザイン思考の先を行くもの

    Posted by ブクログ

    1.最近話題になったデザイン思考について軽く知っておきたかったので購入しました。

    2.本来、デザインとは目的を持って何かを設計することを意味しています。デザイン思考の起源は製品中心に考えられてた時代が終わり、人間中心に切り替わった時に誕生しました。
    本書のキーワードは3つあります。1つめは、「見立てる力」です。これは仮説をつくる力という言い方が近いです。他の業界であっても、自分の仕事にどう活かすかを常に考え続けることが大切です。2つめは、「デザイン力」です。これは、課題を見つけて解決の糸口をみつけていくことです。実践プロセスとして6段階あります。特に大切なのはプロトタイプ、つまり思考を具現化

    0
    2019年07月27日

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