マシンガンズ滝沢秀一のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
先日、近所のゴミ拾いに参加した。
ゴミ拾いのボランティア定期的している彼らと、住み慣れた町を、ビニール袋とトングを持って歩いた。
あっという間に、ビニールがいっぱいになった。
彼らは「スポGOMI」に正式に参加。日本大会にもエントリーしている。
こんなにも、地域はゴミにあふれていた。
これをきっかけに、ボランティアの時以外でも、道端に捨てられている空き缶やペットボトルを可能な限り、リサイクルに回す習慣ができた。
そして、以前から関心のあったこの本を手に取った。
著者は、漫才師として活躍もしたが、厳しい時期がやってくる。
そして、ゴミ清掃員として働き始めた。
灼熱の猛暑の中も。
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Posted by ブクログ
この方の著書は3冊目。やっぱり面白くてためになる。ゴミのこと、地球のこと、いろいろ考えさせられる。
ゴミを出さない人などいいないのだから、すべての人に読んでもらいたい本。自分もそうだが、ゴミをゴミとして出した瞬間から、そのゴミのことは頭から消えてしまう。
でもそのゴミを収集してくれる人が必ずいるのだから、分別や危険物を混ぜないなど感謝の気持ちを持ちたい。
そしてゴミの最終処分場はあと20年で満杯になってしまう事実。どうなるの日本?!このまま捨て続けていいのか?
生ゴミの半分は家庭ゴミで、そのまた半分はまだ食べられるものなのだそう。新米の時期に古米が捨てられたり。信じられない。
私たち -
Posted by ブクログ
ネタバレ学校の教科書か夏休みの課題図書にして、子供の時から多くの人が読んだ方がいいと思う!!!
ほんとごみ収集者の皆様毎日お疲れ様です。
マシンガンズ滝沢秀一、さすが芸人といったところか。文章が面白い!
ゴミについて興味関心がない人にも、読み勧めてもらうために面白おかしく書いているのだろう。
笑わせつつも、本当に日本はこのままでいいのか?いやだめでしょ、と思う日本のゴミ収集現場の現状が書かれていた。
日本に住む全員の必読書です。
ぜひ皆さん読んでください!!
なるほど!と思ったこと。
挨拶最強説。
理不尽極まりないクレームがくることが日常茶飯事だが、クレームを未然に防ぐ方法として、挨拶やち -
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日本人は全員読んで欲しいね。私も夏場に夕飯作って、残った分を冷蔵庫に夫が入れておいてくれずに翌朝生ゴミとして処分しなきゃならないときには本当に嫌な気持ちになる。そうだよ、ちゃんと夫が食べ終わるまで起きてて残り物はきちんとしまえばよかったんだよ。でもこっちも正社員で育児もして疲れてて、そこまで頑張れなかったから仕方ないよ。あと、さっさとサラダにでもすりゃよかったのに、って思う生野菜が冷蔵庫でどろどろになってたりするよ。
もう本当に安いからとかじゃなくて使う分だけ買って、ちゃんと無駄なごみを減らそう、って改めて思いました。
マシンガンズだからこそ、伝えられることもっといっぱいあるはず。応援してます -
Posted by ブクログ
おもしろかった!!
マシンガンズの滝沢秀一さんのツイッターエッセイ
今やすっかり”ゴミ清掃員&芸人”として有名になった滝沢さん。
「雨と風が重なる日のペットボトルの回収はまるでうなぎを相手にしているようだ」
「瓶1本ならわからないだろうと可燃ごみに入れた袋を持った瞬間にそれがわかるようになった」
「濡れた畳の重さを皆にも味わってほしい」
「ねずみがゴミ回収中に飛びついてきた」
「えのきバターのパンパンにつまったゴミを見て、近所にえのきバター屋がオープンしているのか?と思った。」
などなど…清掃員にしかわからない日々がおもしろい!
金持ちのゴミとそうでないところのゴミの話から
ゴミってその地 -
Posted by ブクログ
ゴミ清掃員の滝沢さんの著書。ご本人のトークショーを見た後に読んだが、芸人さんだけあって実物のトークの方が面白かった。もちろん本も軽い文体で、素人が知らない様々な実態を紹介してくれる面白さは変わらない。
特に、トークショーの方は環境に特化したものだったので触れられなかったが、本の方には清掃人のアドバイスがいくつか載っている。中でも、その地域やマンションの状況を見るにはゴミ捨て場を見るべし(特に新しく物件を借りたり買ったりする場合)というものがあり、いかにも!と納得。ゴミの出し方に品位が現れる、とご本人が言っていたが、ゴミ出し=コミュニティのルールが守れるかどうかの指標。またそれで周囲の治安の良 -
購入済み
ゴミ問題、反省。
ここ数年で自分のゴミの出し方を見直し、少しずつ分別を細かくしていくようになりましたが、こちらの本を読んでまだまだだと、反省。
自分さえ良ければ、捨ててしまえば関係ないという自己中なゴミ捨てを改めようと思います。 -
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仕事柄ごみ収集車に乗る作業員と関わるが、想像通り大変な仕事で、そうかと思えば違反ごみにも面白いものがあったり、四季を感じることができたり(これは「大変」)の部類だった)悲喜こもごもで、収集作業員の皆様に感謝の気持ちしかない。
収集作業員の皆様が誠意を持って仕事してくれているのに比べ、ごみの分別ができない社会人たちの多いことよ…この本が多くの人に広まって、少しでもごみの出し方のマナーが改善されれば良いと思う。
「TENGAはペットボトルじゃねえ!燃えるごみだ!」には思わず笑った。
ごみの分別は真面目にやる人はすごく細かくやるが、そうでない人は適当にやる。私は後者だが、あとから実は間違ったごみ -
Posted by ブクログ
ネタバレ割とゴミの分別が好きです。著者のこともXでフォローしていて、そのゴミはそういう分別か!とよく膝を打っています。
この本で一番面白かったのはお金持ちとそうでない人の出すゴミが違うという話。
お金持ち:ミネラルウォーターのボトル、テニスボール、健康器具
そうでない人:コーラのボトル、缶ビール、タバコ
高級住宅街は戸別回収とは知らなかった。
清掃業で働く人の多様性もへえーと思った。知らない世界が覗けて楽しい本でした。
ちょっと書き口がうざ気味なときもあるけど、楽しくすんなり読めた。
あとゴミ処理の見えない未来の話。燃えないごみを頑張っ砂にする技術はすごい。それでもあと40年で埋め立て地がな -
Posted by ブクログ
本屋さんをぶらついていて目に入った一冊。
もともと滝沢さんの清掃員エピソードはネットで読んでいて、本も書いているのか〜と手に取ってみました。後で調べたら、ごみに関する本を12冊も出版しておられるそう。もう立派な清掃員であり、ごみについて考え直す機会を与えてくれる方ですね……!
単行本なのですが、時に声を出して笑い、時に恐怖し、そして真剣に考え……あっという間に読み切ってしまいました。隣に並んでいたもう一冊も買えばよかったな。
前々から思ってはいたのですが、世の中にはこんなにもルールを守らない人がいるのかと愕然とします。ポリバケツいっぱいのえのきバターって何?
というより、文中にもあるのですが