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Posted by ブクログ 2023年11月07日
先日、近所のゴミ拾いに参加した。
ゴミ拾いのボランティア定期的している彼らと、住み慣れた町を、ビニール袋とトングを持って歩いた。
あっという間に、ビニールがいっぱいになった。
彼らは「スポGOMI」に正式に参加。日本大会にもエントリーしている。
こんなにも、地域はゴミにあふれていた。
これを...続きを読むきっかけに、ボランティアの時以外でも、道端に捨てられている空き缶やペットボトルを可能な限り、リサイクルに回す習慣ができた。
そして、以前から関心のあったこの本を手に取った。
著者は、漫才師として活躍もしたが、厳しい時期がやってくる。
そして、ゴミ清掃員として働き始めた。
灼熱の猛暑の中も。
大雪の日も。
ゴミ清掃員は、最前線で走り続ける。
8年間の実体験を、軽妙にわかりやすく語りかける。
世界一のゴミ大国の日本。
SDGsや環境破壊といっても、本当に身近な問題なのだと痛感。
大田区のホームページで、改めてごみの捨て方を確認する。
ゴミを減らす。
無駄なものを買わない。
適切に分別する。
「大切なことは日常に埋もれていて、それが全て未来に繋がっているなんて、何遍も何遍も聞いていたので聞き飽きていました。本当でした」(「電子版あとがき」より)
「わかる」ことも大切だが、「かわる」ことはもっと大切だと教わった。
Posted by ブクログ 2023年06月03日
こんな著者出していただいて感謝です。
清掃員の皆様に改めて感謝です。内容もとても面白い。世の中にはこんなゴミの捨て方する人がいるとは。
マナー守れない人も結構いるもんなんですね。
ゴミで金持ち貧乏がわかったり。。
捨て方で治安がわかったり。
リサイクル
本当に必要か
生ゴミの水分
意識したいです。
Posted by ブクログ 2022年12月21日
ゴミ清掃員の皆さま
いままで本当にごめんなさい!と平謝りしたくなるような自分のゴミへの意識のなさ。この本で学んでさっそく今日のゴミ出しから実践できる。
Posted by ブクログ 2022年06月04日
あのー、
面白いです。
ゴミ焼却プラントを設計している身として、よりも、イチ読者として筆者の人生が面白かった。
し、実際はめちゃくちゃ苦労の多い仕事の部分は抑えて、というところも透けて見えて、面白かった。
Posted by ブクログ 2022年04月02日
コワーキングスペースに置いてあったので読んでみた。
芸人が副業でゴミ清掃を6年行ったエッセイ。
「引っ越す前に、ゴミ収集所を見よ。ゴミ収集所を見れば、そこの地域性がわかる。」
ひまりんで書いてあったように定住革命でゴミ処理が人類の課題になったわけで、うまくゴミ処理ができない人も世の中にはたくさん...続きを読むいるらしい。
面白かった。
Posted by ブクログ 2021年07月04日
読みやすく、笑えてタメになる本
ルールを守って、環境のために自分にできることをしようという気持ちになりました。
ゴミから地域の特性や人間性が見えてくる話は納得です。
作者のマシンガンズ滝沢さんが芸人と二足のわらじで誇りをもって清掃員の仕事をしているように感じられ素敵だなと思いました。
Posted by ブクログ 2021年04月28日
面白くて、声を立てて笑いながら読んだ。面白いのは語り口で、清掃員さんの仕事の過酷さには、本当に頭がさがる。暑い夏も雪の降る日も、いつも有り難うございます。今まで以上に分別に気をつけ、なるべくゴミを出さない物を大切にする暮らしを心掛けたいと思った。
Posted by ブクログ 2021年01月22日
おもしろかった!!
マシンガンズの滝沢秀一さんのツイッターエッセイ
今やすっかり”ゴミ清掃員&芸人”として有名になった滝沢さん。
「雨と風が重なる日のペットボトルの回収はまるでうなぎを相手にしているようだ」
「瓶1本ならわからないだろうと可燃ごみに入れた袋を持った瞬間にそれがわかるようになった」
...続きを読む「濡れた畳の重さを皆にも味わってほしい」
「ねずみがゴミ回収中に飛びついてきた」
「えのきバターのパンパンにつまったゴミを見て、近所にえのきバター屋がオープンしているのか?と思った。」
などなど…清掃員にしかわからない日々がおもしろい!
金持ちのゴミとそうでないところのゴミの話から
ゴミってその地域の生活とか防犯意識がすごく表れるっていう話もおもしろかった~
で、笑わせるだけじゃなくて後半はゴミについて思うこと&日本のゴミ事情を真剣に考えさせられるような話も
日本全国のみなさんにおススメしたい本!
Posted by ブクログ 2020年12月15日
ゴミ清掃員の滝沢さんの著書。ご本人のトークショーを見た後に読んだが、芸人さんだけあって実物のトークの方が面白かった。もちろん本も軽い文体で、素人が知らない様々な実態を紹介してくれる面白さは変わらない。
特に、トークショーの方は環境に特化したものだったので触れられなかったが、本の方には清掃人のアドバ...続きを読むイスがいくつか載っている。中でも、その地域やマンションの状況を見るにはゴミ捨て場を見るべし(特に新しく物件を借りたり買ったりする場合)というものがあり、いかにも!と納得。ゴミの出し方に品位が現れる、とご本人が言っていたが、ゴミ出し=コミュニティのルールが守れるかどうかの指標。またそれで周囲の治安の良し悪しも測れるというもの。これはよく通りかかるワンルームマンションのゴミ捨て場がこの通りだったので納得した。しかもルールを守っていない人がいると他の人も「これでいっか」と基準を緩めてしまい、全体の品位がどんどん下がっていく。ゴミだし一つから人間のサガみたいなものまで見えて面白い。
ここ数年で自分のゴミの出し方を見直し、少しずつ分別を細かくしていくようになりましたが、こちらの本を読んでまだまだだと、反省。
自分さえ良ければ、捨ててしまえば関係ないという自己中なゴミ捨てを改めようと思います。
Posted by ブクログ 2024年03月06日
割とゴミの分別が好きです。著者のこともXでフォローしていて、そのゴミはそういう分別か!とよく膝を打っています。
この本で一番面白かったのはお金持ちとそうでない人の出すゴミが違うという話。
お金持ち:ミネラルウォーターのボトル、テニスボール、健康器具
そうでない人:コーラのボトル、缶ビール、タバコ
...続きを読む
高級住宅街は戸別回収とは知らなかった。
清掃業で働く人の多様性もへえーと思った。知らない世界が覗けて楽しい本でした。
ちょっと書き口がうざ気味なときもあるけど、楽しくすんなり読めた。
あとゴミ処理の見えない未来の話。燃えないごみを頑張っ砂にする技術はすごい。それでもあと40年で埋め立て地がなくなると。この辺を掘り下げた本も読みたいと思う。
Posted by ブクログ 2024年02月12日
本屋さんをぶらついていて目に入った一冊。
もともと滝沢さんの清掃員エピソードはネットで読んでいて、本も書いているのか〜と手に取ってみました。後で調べたら、ごみに関する本を12冊も出版しておられるそう。もう立派な清掃員であり、ごみについて考え直す機会を与えてくれる方ですね……!
単行本なのですが、時...続きを読むに声を出して笑い、時に恐怖し、そして真剣に考え……あっという間に読み切ってしまいました。隣に並んでいたもう一冊も買えばよかったな。
前々から思ってはいたのですが、世の中にはこんなにもルールを守らない人がいるのかと愕然とします。ポリバケツいっぱいのえのきバターって何?
というより、文中にもあるのですが、ごみ回収は人間が行っているのであってロボットがやっているわけじゃない。そうした、誰かを危ない、不快な目に遭わせているかもという想像力が足りないんですよね。
「自分ひとりくらい……」まったく、そんなことはありません。
幸い、自分のごみ出しを振り返ってみるとおおむね及第点かと思われるので、せっかく滝沢さんが伝えてくれる現状がより多くの人に知られ、ごみ出しについて考え直してくれたらいいのになと感じました。
SDGsが叫ばれるようになって久しいですが、こうして実際のお仕事に携わられている方の声の方がやはり響きますね。
私の住む地域では、春からごみ出しのルールが変わると通達がありました。
正直ちょっと面倒だな……と思っていたのですが、まずは一人ひとりにできることから。
なんでも手に入る世の中だからこそ、欲しい!という衝動に流されずに、「それを処分する時のこと」も考えるクセをつけたいなと思いました。
Posted by ブクログ 2023年09月25日
読みやすくて面白いし環境(ゴミ出し?)への意識も自然と高まる。
何より些細な日常も辛い出来事ももユーモアを交えて楽しく書ける筆者にちょっと憧れてしまうな、、
Posted by ブクログ 2023年06月04日
自分には何もないと言いながら才能ある。
Twitterでゴミ清掃員の滝沢さんを知り手に取った本。箸休めにはちょうど良いと思う。
普段、仕事をしながらこんなにも観察・思考しながら本も書けるなんてすごい。
最終章は短いながら日本のゴミ問題にも触れ、ご自身の考えも書かれている。
あとがきは同世代というこ...続きを読むともあり、そうだよなぁと共感した。
Posted by ブクログ 2022年11月16日
恥ずかしながら知らないことがたくさんあった…
最後の章で日本の未来について書かれているのを読んで、ハッとした。
日々出しているゴミがどうなっているか、
しっかり考えたことなかったなあ…と反省。
生ごみの水分をなるべく切る、これだけで違うのか。
これはすぐできそうだから今日から実践する。
持って行って...続きを読むくださる清掃員の方に感謝…
Posted by ブクログ 2022年08月01日
めちゃくちゃ面白いエッセイだった。
勉強になるし、ユーモア抜群ですいすい読ませる。
さすが芸人さんだなあ。
SDGsを考えるとっかかりに、ぜひ。
日本人がゴミを出しすぎ、ということを肝に銘じて生きる。
あと、ゴミはきちんと分別する。
そして働くみなさんに敬意を!
Posted by ブクログ 2022年07月26日
ニュースだったか、ネコが生きたまま捨てられているのをゴミの分別作業時に発見する衝撃映像が放送されていた。腐れ外道な所業に腹が立ったが、自分達が捨てたゴミを仕分けてくれる人達がいることを再認識・感謝する機会にもなった。
著者は(全然知らなかったが汗)お笑い芸人の傍らゴミ収集作業員もされており、調べた...続きを読むら新聞社に留まらず環境省からのインタビューも受けられていた。
本書は日頃の作業で遭遇したとんでもないゴミや人々を紹介しつつ、一日の流れや国内のゴミ問題までと、内容は幅広い。読後はゴミ出しに用心していること間違いなしだ。
冒頭のようなペットは論外だが、プライバシー丸裸な書類や缶のゴミに鍋が紛れ込んでいたりと、段々読者までうんざりしてくる。中には収集後に後出し、「回収されていない」と平気で嘘のクレームを入れる住民もいるんだとか。(会社にわざわざ電話を入れる思考にまず至らないから、これは理解不能だった…)
ゴミは人間の生活から生み出されるものでありながら、早いところ誰かに引き渡したいと煙たがられる。仕方のない心理だが、自分ちでもゲンナリするのに他者の家のゴミを何百件も回収する作業員さんの苦労たるや。
芸人さんだからか、過剰な修飾語やコメントが目立つと気になっていたが…道を外れたゴミ出しをされると、そりゃこれだけ愚痴も出てくるわな…。更に第7章「ゴミ清掃員の花鳥風月⁉︎」にあるような各シーズンの弊害にも見舞われなきゃいけない。合掌…!
かく言う自分も仕分けや出す量に気を配れているとは言い切れない。著者曰く、日本は一人が一年間に出すゴミの量と焼却炉数がぶっちぎり世界一との事。(’18年時点)ゴミ清掃に使われる税金の多くはゴミを捨てた後の処理にあてられるというのに。
「僕らの時代は 、買う時に捨てることを考える時代にしませんか?(中略)個人で意識してやろうと思えばできる、見本の世代でありたいと僕は思います」
環境問題の本とも取れるが、これはまさしく現場の声であって下手すれば専門家並みに説得力がある。愚痴に聞こえていたこぼれ話も、ゴミ出しや環境への意識を律するための教訓になり得る。意識までクシャポイしたら、それこそ外道と変わりない。
Posted by ブクログ 2021年06月21日
全編を通して面白かったし予想外にタメにもなりました。初めて知る事実に驚いたりクスッと笑ったり、一部では戦慄したり…。
世の中には色んな人がいるなーと思いました。
特に面白かったのは、
1章 ゴミ清掃員のつぶやき
2章 ゴミ清掃員プロファイラー
5章 ゴミ清掃員、格差を斬る
6章 ゴミ清掃員のおすす...続きを読むめ物件
10章 ゴミ清掃員、無法者を取り締まる
『民度はゴミ出しにあらわれる』
本当にその通り。本書を通してしみじみ感じました。
楽しく読み進め、ラストは日本と世界のゴミ事情について。ゴミに関して圧倒的な後進国の日本。そしてゴミ先進国のスウェーデン事情には驚くばかり!
親世代の皺寄せを子供世代に背負わせたくないなと思いました。
Posted by ブクログ 2021年04月29日
ゴミ清掃員は本当に大変な仕事だと思っていた。その立場の人が話すエピソード、面白おかしく読めて時々真面目な所もすんなり入ってくる。
ゴミ出しのルールを守れない人が一定数居るのは本当に残念。
Posted by ブクログ 2021年03月21日
業界の事情が表に出ることのない仕事は世の中にあるが、著者の就いているゴミ清掃員の仕事もその1つだ。
お笑い芸人だけでは食べていけずに奥さんから「3月までに40万持ってこい」と言われて、仕事探しを始めたことがきっかけだった。
しかし、年齢制限があり、芸人時代の仲間に連絡...続きを読むをとったときに、ごみ清掃をしていて年齢制限がないと聞いたことから今の仕事と出会うこととなった。
ゴミの出し方、ゴミを出す人の個性が描かれている。例えば、ゴミで格差が分かる。金持ち地域ではないところだと、酒とタバコのゴミが目立つ。ペットボトルに入っているタバコの吸殻や栄養ドリンクのビンもよくあるそうだ。その上、ゴミを出す量が多い。
その一方でお金持ち地域では、高級ワインのビンが回収箱に入っている。ペットボトルにしてもコントレックスのようなレベルのものが出てくる。
この地域の特色としては、健康グッズも出てくる。ワンダーコアがよく出てきたそうだ。
これから引っ越しシーズンになるが、ゴミ清掃員のおすすめ物件を紹介している。内見で家やアパートの外観や内装を見る人はいても、集積所を見る人はそんなにいない。集積所がきれいだときちんとルールを守って生活している可能性が高いと述べている。
集積所1つで地域の生活事情が見えてくる。
ゴミ清掃員の大変なところがいろいろ書かれている。
知る機会のない業界の実体験を交えているので説得力がある。
Posted by ブクログ 2020年11月12日
大半はゴミ清掃員のあるあるネタなのだが、最後の11章が心に響いた。スウェーデンでは、製造会社がゴミのことまで責任を持って製造するという法律は特にすごいと思えた。
Posted by ブクログ 2023年10月01日
出したゴミはその人間の鏡と云える。
ゴミ収集員がゴミプロファイラーになるのは必然。
私はミニマリストなので、ゴミの排出量に常々気をつけているし、買う前に捨てるときのことを考えてしまう。
Posted by ブクログ 2023年05月10日
サクサク読めて、ワクワクが続く。
たまに「ごめんなさい」ってなって「気を付けます」が続いてくる。
良いから一度読んでみなって。
明日からごみの分別に気を付けたくなるから。
Posted by ブクログ 2023年02月19日
以前見かけたごみ収集の人達が、朝から楽しそうにゴミを回収しているのを見て、意外に楽しい世界なのか??と興味を持っていた。
芸人でもある著者なので、仕事での出来事を面白く軽やかに書いていて読みやすい。いろんな人が働いている職場のようで、変な人もいるようだけれど、それも受け入れられている感じがいいなと思...続きを読むった。
ゴミの出し方や、ゴミの内容から見えてくるもの。今後のゴミ出しの際は気をつけようと思う点があったし、消費についても改めて考えなければ。
Posted by ブクログ 2022年12月26日
おわらい芸人マシンガンズ滝沢秀一が副業でゴミ清掃員を努めてきた経験に基づいた、ゴミ清掃の裏側や現場で苦労されていること、工夫していること。特に「金持ち地域」と「そうでない地域」の特性の考察は秀逸。酒、タバコ、栄養ドリンク、握手券付きCDは金持ち地域からは出ない。出るのはテニスボール、ウォーターサーバ...続きを読むのボトルとか。良識のある人が住んでいる地域かどうかはコンビニのゴミ箱を見ればわかるという指摘もうなずかされた。
Posted by ブクログ 2022年10月12日
お仕事のお話と言うことで手に取った作品。
決まった日に、集めてくれているっていうのは本当にありがたいことですよね。自分がゴミを出す時、注意しなければいけないこととか、改めて考えました。続編も出されてたんですね。そちら未読なので読んでみたいと思います。
コロナ禍になって改めて気をつけてゴミを出すように...続きを読むはしていたんですが。緊急事態宣言下の中では感謝の日々でした。
毎日どれだけゴミ出してるんだろうって自分の生活振り返ってみました。やっぱりプラスチック多いですね。反省。
Posted by ブクログ 2022年07月27日
日本人のごみ量320kgで世界1位、2位のフランスは180Kg、アメリカは100kgとのこと。
国土の狭い日本のことを考えれば、著者の”狂ったように出続けるゴミ”は的を得ているように感じた。
Posted by ブクログ 2021年04月17日
分類ができない人は、
他のルールも守れないかもしれない
気持ちの余裕がない人は、
掃除をする余裕もないかもしれない
ゴミを見ればわかるのかもしれない
自分の家から出るゴミは、少ない方かもしれない
恵まれている環境なのかもしれない(^_^;)