新庄剛志のレビュー一覧
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ネタバレ40代後半にしてプロ野球トライアウトに挑戦した新庄氏の生き方・考え方が何か参考になるのではないかと考え、この本を読んでみました。
本書を読む前の私の新庄氏のイメージは「派手」「外国にしばらくいて、再び野球に関わり始めた」「スターオーラがある」「ビッグボス」です。
テレビで整形を告白するなどお騒がせな印象もありました。
野球にはあまり興味が無いため、現役時代にどんな活躍をしたのかは詳しく知りませんし、金銭トラブルの件も全く存じませんでした。
そのため、金銭トラブルを通しての新庄市の心理描写、プロ入りしてからメジャーに行ってからの天国と地獄、日ハムでの新庄劇場の話など、初めて知った話が多くとても -
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ネタバレ同著者の「わいたこら。 人生を超ポジティブに生きる僕の方法」を以前読み、面白かったためこちらの本も読んでみました。
前作と内容的に少し重複するところはあるものの、前作ではバリ島での生活や信頼していた人に騙された話などの割合が多かったですが
本作では、野球についての新庄氏の持論が多く語られており、野球には全く詳しくない私でも面白く読めました。
プロ野球のトライアウトに挑戦を決めた時の心境なども、興味深かったです。
新庄氏の考え方ですごいと思ったところは、自分のことを冷静に分析する客観性と自己理解力です。
例えば、自分自身の打率については、そんなに良くはないと認識しているものの、でもチャンスで -
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ネタバレ<ポイント>
・笑顔で、前を向いて、生きることが大切である。
・自分の夢、今風でいえば、パーパスをもって、自分の人生を自分で舵を取る。
<ピックアップ>
〇大事なことを人に任せるのはやめる。
〇本音を語っていれば、ちゃんとわかってもらえる。ちょっとズレていても、空気を乱してもいい。表面だけでごまかすより、その方が全然いいよね?
〇成功できるかどうかわからなくても、自分が一番本気になれる場所でチャレンジしてほしい。勝負どころでは、自分の気持ちを大事にする。
〇大事なのは、成功する前から成功すると決める。
〇メジャーリーグジャイアンツ時、「もう代えてほしい。もういい。期待して使ってくれ -
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『わいたこら。人生を超ポジティブに生きる僕の方法』/新庄剛志
野球のスーパースターを地で行く新庄さんは、グラウンドに一歩足を踏み入れれば、そこが日本だろとアメリカだろうと、もっといえば、1軍であっても、メジャーリーグであっても、仮にマイナーリーグであっても、「新庄劇場」のショーステージに変えてしまう。
野球選手の「概念」を覆した新庄さんの新庄さんたる所以を赤裸々に語る、渾身の著書になっています。
その裏で、これまでに語られることのなかった波乱万丈の人生についても語られています。
しくじりだって、人生の一部。一寸先は闇ではなくて、光であるという新庄さんです。 -
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いやー、ファンでしたよ。1992年は特に。でも、ここまで考えていたとは。深く考えさせられます、人の外面と行動と思い込みに。でも、いいこと言ってる、沢山。
P76 練習と監督
周りのプロ野球選手の多くは、「努力してます」とアピールしたくて練習していたように思う。監督が見ているときには、ものすごく声を出して一生懸命に働くけど、誰も見ていないところでは、手を抜けるだけ抜く。
努力をアピールする為に練習するつもりはなく、
常に「スター」になるための練習をしてきた。
監督やコーチの目なんかお構いなしに、一生懸命練習したし、試合が終わってからの練習も人の4倍くらいやっていた。
でも、必死な様子は