あらすじ
2021年秋、北海道日本ハムファイターズ監督就任が発表され、“ビッグボス”のこれからに大きな期待が寄せられている。そんな新庄剛志が2001年のメジャー・リーグ挑戦時に発表したエッセイ本が待望の電子書籍化。「不死身」の子供時代、野村克也監督との関係、タイガース愛、メジャーと日本の違い、ファッションへの情熱、元妻・志保さんとのエピソード……12億円を蹴って2000万円に夢をかけた男の原点と熱い思いが詰まった一冊。
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Posted by ブクログ
プロ野球への興味はないのですが、少ない文章量と優しい語り口調がどこかペーパーバックの児童小説のような文体で好きに。内容にも装丁にも、新庄さん本人のイメージにも近い読みやすくて丁度いい文章量と読んでいてどこか安心する文体が気に入ってしまいました。
サクッと一間程度で読めて、楽しんでやるということへの真摯な姿勢が一貫して読後も明るい気持ちになれます。
Posted by ブクログ
自分と同じタイプの著名人シリーズということで読みました。同じタイプとして共感できるからこそ、参考にしたいことと反面教師にしなきゃなーと思うことも。
単純に読みやすく、楽しい読書になりました☻
Posted by ブクログ
わたしの尊敬する友達が、「好みの男は新庄!」と言っていたので、それから新庄を意識して見るようになった。
テレビに映る彼は底抜けに明るく、素直で、わたしもどんどん好きになった。こんな人が出来上がったのは今までどんなことを考えてきたからなのだろうと知りたくなり、手記を読んでみた。
「子供がそのまま大人になったような人」っていう表現はよくきくけど、彼はまさにそんな感じ。
でも、そういう風に見える人って、実際はすごく大人だからなのではないかな。人間として、一番大事なところがすっごく長けているなぁと思う。
素直で裏表なく、情に厚くて、思い切りがよくて、常識よりも信念を大切にしていて…
だから、憎めない。彼の行動が気になっちゃう。
新庄は本当に魅力的な男性だな、と感じた。
そして同じ女として、志保さんにもすごく惹かれた。かっこいい女の人だ。
Posted by ブクログ
自分は彼の存在無しに野球をこれほどまでに好むことは無かっただろう、それほどまでに影響を受けている人が、このレビューを書いているのだから、参考にも何にも役に立たないかもしれない。
出版された時期的に、当時の新庄剛志はメジャーリーガーだった。更に言えば、その当時のエッセイということになる。彼が引退して数年になり、今の小学生辺りになると、知っている人はそういないだろう。そんな彼がイチローよりも少し先にメジャーリーグへ歩みを進めた……。
内容は本人の過去話しや、以前在席していた阪神タイガースのこと、学生時代のこと。点々と見られる普通じゃない所は流石新庄、と唸るばかりだった。彼は、目立ちだがりや、と言えば、そうかもしれない。それでも、多々思いつめることもあり、悩むこともある。だから出来る限り後悔なんて考えないで物事を楽しむ。――そして成功する。だから彼は人々に注目され、ファンの声援に応えるのだ。
Posted by ブクログ
2001年の本。中学生時代に買って、実家に眠っていたものを年末帰省で読み返した。
今話題のBIG BOSS新庄剛志のエッセイ。阪神タイガースからMLBにFA宣言した時代で、日本ハムの文字は勿論ない。
ただ、当時から新庄剛志の考え方は変わっていないこと、人となりがよく分かり、最近話題になっている彼を知って、「どんな人なんだろう?」のニーズにはピッタリ。読めばほっこりさせられると思う。
「ぼくは巨人のような(当時お金で他球団から強打者を集めている)チームは好きじゃない」「いつかタイガースに戻って優勝を味わいたいんだ」「もっと(当時弱小阪神の)野村監督はこうしたら皆リラックスできると思うのに」