【まとめ】
どうすればストレス、生きづらさに対処できるか
→ストレスの大部分は人間関係
→人間関係=自分と他者の関係。他者は変えられない
→自分の認知を変えるしかない
→首尾一貫感覚
ストレスという「感情」は自分の価値観から生まれる「自動思考」に基づく。この認知を変えることで、「首尾一貫感覚」とい
...続きを読むう感覚を得られるようにすれば、ストレス耐性もあがる。
首尾一貫感覚は、
・把握可能感(わかる、という感覚)
・処理可能感(できる、という感覚)
・有意味感(意味がある、という感覚)
の3つから構成される。
これらの感覚を得るために認知を変えるには、経験を通じた行動療法や、自分の自動思考を自覚して修正するコラム法、自分の人生に一貫した認知を与えるナラティブセラピーなどがある。
【メモ】
首尾一貫感覚がなければストレスに耐えられなくなるのはわかる。わからない、できる気がしない、意味があるのかわからない、これでは困難を克服する動機は生まれない。
しかし「わかる」「できる」「意味を感じる」では話しが大きすぎで、いまいちどうすればいいか「わからない」し、これをどうすれば身に付けることが「できる」のかピンときていない。でも「意味」はあるように思う。
「わかる」と「できる」には密接な関係があるように思う。ここでわかるのは、それが何かわかることと、何をすればいいかわかることの2つがあるように思える。わたしがわからないというときは、対象はどういう全体構造を持っているかわからなかったり、相手の言っていることがわからないときであり、また相手に対しどのように接すればいいかわからない、という時だからである。
問題が大きすぎるな。限定する。結論、わからないことは勉強しように尽きると思う。勉強は本を読めばいい。問題はもう1つの情報の収集源である人に対し話すことができないこと。これは「どう話せばいいかわからない」「話していいのかわからない」から不安であり、「できない」ということである。結局嫌われることを恐れている。
仕事がわからないとか、データ分析がわからないとかは、勉強すればいい話。他者との関わり方が、一番わからなくてできない。ここだけ克服すれば、きっとストレス耐性もあがると思う。そのためには、人間は何に不快を感じ何に快を感じるのか、そのためにわたしは何をすべきなのか、わかって、できる必要がある。そしてそれを知ることで、わたしの中にある無根拠の認知を上書きすることが必要だろう。
有意味感について、他者の意思決定に参加する感覚、とあった。正しい。だからみんなが思い思いを言える環境は、心理的安全性の高い環境になるのだろう。
わからないを自覚して勉強し、わかるようになる。わかれば、できるようになる。わからないはつらいので、わかることに意味はある。できるようになっても意味を感じるようになる。だからやっぱ、勉強することなんだと思う。あとは不安や恐怖をちゃんと捉えて、何がわかってないのか、どんな認知バイアスがあるのか自覚して、学習・修正を重ねることだと思う。
結論
反省から、わからない点と、無根拠の思い込みを見出し、勉強して修正する。それが首尾一貫感覚に繋がる。