岡崎大輔のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
実は、良く美術館には行っていたんですが、コロナ禍になってからここ2年ほどは完全にご無沙汰です。とはいえ、この際、美術館に行く意味を考えてみたいと思ってこの本を読んでみました。
なるほど。確かに、私の場合、作品は見ていたかもしれませんが、完全に素通りでしたね。美術館に行ってみると、よく一つの作品でずっと立ち止まっている人がいるんですが、そういう人って、この本に書かれているような事を考えているんでしょうかね?
次回、美術館に行くチャンスがあれば、ちょっとでもこの本に書かれているようなことを試してみたいと思います。っていうか、美術館行きてぇww -
Posted by ブクログ
要約
題名とは異なり、中身はほとんど美術鑑賞の仕方について書いてある。
美術館などで、アート作品の事前情報なしに、作品について感じたこと、そう感じた根拠、そこから連想されることなどを見て、考えて、話して、聴くことで問題発見能力や問題解決能力といった複合的な思考力が鍛えられる。
感想
事前にレビューを読んでいたため、タイトルと中身の関連性がほぼないというギャップには驚かずにすんだ。
決まった答えのないアート作品を鑑賞することで、問題発見能力や言語化能力が鍛えられるという内容は一理あると感じた。
最近美術館飽きてきてたけど、これを機に再チャレンジしてみたい。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ・作品を見る際には、事実から解釈を抽出し、解釈を重ねて新たな解釈を導き出す。そのため、アートを見る際には、意識的に言語化する。
・人間は、外部から毎秒1100万ビットの情報を受け取っていて、その役1000万ビットは視覚からである。しかし、人間が認識できる情報量は1〜16ビットであり、外部の情報の1000万分の1〜100万分の1程度しか認識していない。
見ているようで見ていない。意識を持って見ることが大切。
・アートを見るステップ
0.作品に対する第一印象、気づいたこと、疑問
1.どこからそう思う?
2.そこからどうおもう?
3.他に、さらにある?
・アート作品を鑑賞するときの視点
初級