【感想・ネタバレ】なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?のレビュー

あらすじ

いま、企業向けにアートを用いて研修を
行なっていることで多くのメディアから注目を集めている
京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センターの岡崎大輔氏が
アート作品を鑑賞するときの8つの視点など
人生や仕事に役立つ美術鑑賞法を解説します。

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岡本 大輔
京都造形芸術大学アート・コミュニケーション研究センター専任講師 副所長。阪急阪神ホールディングスグループの人事部門にて、グループ従業員の採用・人材育成担当を経た後、同センターに着任。対話を介した鑑賞教育プログラム「ACOP(Art Communication Project)」を、企業内人材育成・組織開発に応用する取り組みを行っている。企業、行政、NPOほか各組織を対象に、セルフラーニング、チームビルディング、ダイバーシティをテーマとした研修プログラムや組織開発ワークショップを多数開発・実施

「本書をお読みのみなさんは、これまでに、美術館でアート作品を見たことはありますか?  あるという方は、1つのアート作品を鑑賞するときに、どれくらいの時間をかけたでしょうか?  ある海外の美術館で行われた調査によると、来館者が1つのアート作品を鑑賞するのに費やす時間は、平均 10秒前後という結果が出たそうです。  この調査結果だけを見れば、どうやら、美術館の来館者の多くは、アート作品をそれほどじっくりとは見ていないようです。  みなさんは、どうでしょうか?  私が行っている研修で同じ質問をしてみると、「 1分くらい」という答えが多いように思います。」

—『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』岡崎 大輔著


 アート作品には、私たちにとって馴染みのある題材が描かれています。  基本的に誰でもそれを認識することができる。つまり、見る人すべてにオープンなものです。  ただ同時に、よく見ると不可解なところが見つかります。 「左右で靴紐の通し方が違うように見えるのはなぜ?」 「どうして靴だけを描いているんだろう?」 「この場所はどこだろう? 屋外、それとも屋内?」  アート作品には平易と不可解の両方を感じさせる要素が含まれています。  そのことによって、見る人の興味をそそり、様々な「問い」を沸き上がらせます。  つまり、アート作品は私たちに「答え」ではなく、「問い」を投げかけているのです。  アート作品の分類の仕方は様々ですが、分類方法の1つとして、次のようなものがあります。 1.「現状肯定派」  →鑑賞する人にYESor NOで答えられる「問い」を投げかけている 2.「現状否定派(現状疑問派)」  →答えのない「問い」を投げかけている


「  1の「現状肯定派」のアート作品としては、たとえば銭湯の壁に描かれている富士山の絵が挙げられます。  このようなアート作品から投げかけられるのは、基本的に「素晴らしい富士山」に賛同するか否か、という「問い」です。  一方、 2の「現状否定派(現状疑問派)」の作品が投げかけてくる「問い」に唯一の答えはありません。  こうした作品を見ることで、「正解のない問題に取り組む力」を磨くことができるのです。  さらに、作品から自ら問いを立てる力と自分なりの答えを導き出す力、つまり、「問題発見能力」と「問題解決能力」も伸ばすことができます。」

—『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』岡崎 大輔

アート作品は、比喩の宝庫です。  何かの象徴や主張であり、ときには概念を意味することもあります。  この作品に描かれているのは靴です。  ただ、もしかすると、この靴の持ち主の性格や職業、歩んできた人生をも表しているかもしれません。  こうした奥深い意味を読み解くには、「論理的かつ体系的な思考力」を駆使することが求められます。 「温かそうでありながら冷たそう」にも見えたり、「雑に扱われているようでありながら愛着を持っているよう」にも見えたり、アート作品は正反対の意見があって当たり前です。  アート作品の前で、私たち鑑賞者の関係性はフラットなのです。  そこから「多様性の受容」、つまり、「他者とともに生きていくための基礎」を学ぶこともできます。  さらに、アート作品はときとして、見る人を映す〝鏡〟になります。  たとえば、「この作品いいな」と思ったとします。  より正確な言い方をすれば「この作品をいいと思う、私がいる」ということです。  私たちが「アート作品を見ている」ときに見ているものは、「自分自身の価値観」でもあるのです。  そのことから、「自己理解と他者理解」が進みます。  アート作品が私たちに及ぼす力はほかにもありますが、ここではこれくらいにしておきましょう。  しかし、作品を〝ただ眺める〟だけでは、こうした力は身に付きません。  次章からは、「アート作品を見る」ということについて、説明をしていきたいと思います。


「「百聞は一見に如かず」「一目瞭然」  こうした言葉が存在するように、私たちは「見る」ということを絶対視しがちです。  職場などで「見ればわかるだろ」という言葉を聞いたことがある、もしかすると使ったことがある方もいらっしゃるかもしれません。  しかし、「見ればわかるだろ」は、通用しないのです。  たとえ同じものを見ていても、そもそもまったく別の見方をしている可能性があるのです。  ここまでの話で、「見る」という行為は、案外不確実で複雑であるということがおわかりいただけたでしょうか?」

—『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』岡崎 大輔著

たとえば『モナ・リザ』であれば、 「温和で、優しそうな女性ですね」 「美人だから、男性にモテそう」 「何を考えているのかがわからなそうで、ちょっと怖い」  これらの意見は、「事実」ではありません。  鑑賞者それぞれの「解釈」です。 「事実」と「解釈」の違いについてピンとこない方も多いかもしれませんので、もう少し詳しく説明しましょう。  たとえば、誰かが「今日は暖かい」といったとします。 「今日は暖かい」は「事実」でしょうか?  それとも、「解釈」でしょうか?  答えは、「解釈」です。  なぜなら、そのときの気温を「暖かい」と感じるかどうかの基準が、人によって異なるからです。 「事実」を表す言い方としては、たとえば、「今日の気温は20度です」が挙げられるでしょう。  誰であっても「今日の気温が20度」ということに変わりはないので、「事実」を言い表していることになります。 「今日は、小春日和だね」という表現は、「暖かい」よりも具体的なので、事実のように思えますが、これも解釈です。  発言した人が「小春日和だ」と感じた理由は、「時期が11月頃で、気温は16度前後の陽気だったから」だとすると、その理由のほうが事実ということになります。


「ブラインド・トークの項目でも説明した通り、アート作品を鑑賞するときは、できるだけ言語化をすることが大切です。  一般的に、脳は右脳と左脳に分かれているといわれています。  右脳は、アート作品に使われているような色、形、空間などの認識に、左脳は言語、文字、計算などの認識に大きく関わっているといわれています。  また、右脳は「直感的思考」に優れ、左脳は「論理的思考」に優れているなどといわれることもあります。  このうち、視覚によって脳に入ってきた言語情報を言語化するのは簡単なことです。  たとえば、 1、 2、 3……と書かれたカードを見て、「イチ、ニ、サン……」と言葉に出すのはやさしいことですよね?  これは、言語情報を受け取るのも、言語を言葉に置き換える言語化も、同じ左脳によって処理されているため、簡単にできるのです。」

—『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』岡崎 大輔著

「ところが、アート作品から得た色、形、空間といった情報を言語化する場合はどうでしょうか?  先ほど述べたように、このようなアート作品の情報が最初に入る場所は右脳になります。  ということは、たとえば、「アート作品を見て、わかったことを言葉に出してください」といわれた場合、いったん右脳に入った情報を左脳に送って、それから言語化しなければならないわけです。  これは、脳の作業としては二度手間になっているので、複雑な処理の仕方をしていることになります。  しかし、だからこそ、アート作品の鑑賞を深めていくために、意識的に言語化をすることが大切なのです。  自分の意見を人に話すことで、言語化に対する意識が強まりますし、さらに、より言語化の精度も高めることができます。」

—『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』岡崎 大輔著

「ここまで、作品の中から取り出した要素を基に、自分なりの解釈をするという話を繰り返ししてきました。  じつは、この「解釈」には、「思い込み」や「自分が常識だと思っている」ことが往々にして隠されています。  そういったことを含め、「自分が当たり前だと思っていること」にスポットを当て、鑑賞を深めていくのが目的です。」

—『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』岡崎 大輔著

もう1つ、今後ますます求められるであろう、重要な力があります。  明確な答えが出ない状態に耐え、考え抜く力です。  本章の冒頭で「明確な正解がない、先行き不透明な時代」とお伝えしました。  しかし、「答えは1つ」という前提で教わる経験が習慣化すると、正解・不正解、白・黒、優・劣、是・非といった二元論で物事を捉えてしまいがちです。  ある研修参加者は、アート作品の鑑賞体験から日常の自身の行動も振り返り、次のようなコメントをくださいました。 「いろいろな方の意見を聞き、発言しながら研修を受けることで『間違えてもいいんだ』『人それぞれ違いがあることっていいことなんだ』と、すべての発言を肯定的に捉えられたことが印象的でした。その中で、いままで自分が正解・不正解を気にしながら発言をしていることに気付きました」  正解がないことを頭では理解していても、自分の考えを無意識に正解・不正解に当てはめてしまう──。  この状態では、否定や間違いを恐れ、自身の考えを率直に発言することにブレーキがかかります。

「「まわりの方の話を聴いていると、作品の印象が初めとは違うものになりました。1つの作品には違いないのに、すなわち1つの事実として存在しているものは何ら変わっていないのに、解釈が変わる面白さと難しさを感じました。同じ作品を鑑賞しているのに、真逆の感想を抱く人がいたことには驚きました」  この研修参加者のコメントのように、アート作品の鑑賞では、正反対の解釈が出るのは当たり前です。  アート作品には、嬉しそうに見えながら悲しそうにも見える、温かそうに見えながら冷たそうにも見えるなど、相反する要素が同居しています。」

—『なぜ、世界のエリートはどんなに忙しくても美術館に行くのか?』岡崎 大輔著

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2026年05月20日

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実は、良く美術館には行っていたんですが、コロナ禍になってからここ2年ほどは完全にご無沙汰です。とはいえ、この際、美術館に行く意味を考えてみたいと思ってこの本を読んでみました。

なるほど。確かに、私の場合、作品は見ていたかもしれませんが、完全に素通りでしたね。美術館に行ってみると、よく一つの作品でずっと立ち止まっている人がいるんですが、そういう人って、この本に書かれているような事を考えているんでしょうかね?

次回、美術館に行くチャンスがあれば、ちょっとでもこの本に書かれているようなことを試してみたいと思います。っていうか、美術館行きてぇww

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2022年02月19日

Posted by ブクログ

美術館に行って、アート作品と対話をすることが好きだったのですが、よりその時間を濃密にしたく手に取りました。
ひとつのアート作品だけで、たくさんの要素(事実)とそれによって生まれる解釈があることを知り、とても興味深かったです。
“物をいわないアート作品が、その作品を見る人に物を言わせる。”
解のない世界を生きる中で、複数の考えを見出すことの大切さを改めて感じました。
あ〜!美術館に行きたい!!!

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2021年07月26日

Posted by ブクログ

もっと読みにくい本かと思いきや、すぐ読み終わりました。
それでいて面白い。

絵を鑑賞するとき

①どんな感じかな
②なんでそう感じたのかな

の2つを意識するだけでも、かなり楽しく鑑賞できるのではないかしら。

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2019年01月01日

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ネタバレ

絵画を見て作品から受ける印象だけでなく、その理由も考える。
解釈と感想というのが新しいがおもしろい。

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2024年10月24日

Posted by ブクログ

目新しいことは書いてないけど、これから初の方に説明するのに解り易く伝えるのに整理するのにはとても良かった。
タイトルは「タイトル」であって、本文中に解があるわけではない

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2023年04月09日

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ネタバレ

アート作品を通して対話型鑑賞の実践が齎す『考え抜く力』ビジネスにおいて考えの違う相手との対立に陥ってもお互いの落とし所を見つけて納得解を生み出していく作業。とても重要なことだ。答えは一つとも限らずにロジカルに考えてシンプルに端的にスピーディーに結論づける!ことが全てではない。時にじっくりプロセスから分析して紡ぎ出させる結論が良い場合もある。

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2022年07月30日

Posted by ブクログ

アートは答えのない世界。
著者がいうように教えるのではなく、学ぶ時代にピッタリな教材なのかもしれません。

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2022年05月04日

Posted by ブクログ

答えのないものを見て自分なりに考え、言語化する。アートは絶好の材料となる。アートの背景を知って鑑賞したくなるが、その逆をして自分なりに考えてみる。面白い。

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2020年07月22日

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対話型鑑賞の方法がわかりやすく記載された本でした。これから美術鑑賞をするときのイメージトレーニングになりました。また、美術鑑賞のメリットが様々に書いてあり、美術鑑賞が趣味の私は、こんなに役に立つんだからもっと鑑賞しよう!とモチベーションが上がりました。

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2020年04月23日

Posted by ブクログ

要約
題名とは異なり、中身はほとんど美術鑑賞の仕方について書いてある。
美術館などで、アート作品の事前情報なしに、作品について感じたこと、そう感じた根拠、そこから連想されることなどを見て、考えて、話して、聴くことで問題発見能力や問題解決能力といった複合的な思考力が鍛えられる。

感想
事前にレビューを読んでいたため、タイトルと中身の関連性がほぼないというギャップには驚かずにすんだ。
決まった答えのないアート作品を鑑賞することで、問題発見能力や言語化能力が鍛えられるという内容は一理あると感じた。
最近美術館飽きてきてたけど、これを機に再チャレンジしてみたい。

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2020年02月04日

Posted by ブクログ

「教わる」のではなく「学ぶ」という方向をアートから得られる事を認識しました。
何となくアート作品を見てましたが、「考えて」見ることを意識していきたいです。

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2020年01月07日

Posted by ブクログ

ネタバレ

・作品を見る際には、事実から解釈を抽出し、解釈を重ねて新たな解釈を導き出す。そのため、アートを見る際には、意識的に言語化する。

・人間は、外部から毎秒1100万ビットの情報を受け取っていて、その役1000万ビットは視覚からである。しかし、人間が認識できる情報量は1〜16ビットであり、外部の情報の1000万分の1〜100万分の1程度しか認識していない。
見ているようで見ていない。意識を持って見ることが大切。

・アートを見るステップ
0.作品に対する第一印象、気づいたこと、疑問
1.どこからそう思う?
2.そこからどうおもう?
3.他に、さらにある?

・アート作品を鑑賞するときの視点
初級
1.直感を言葉にする
2.区切って見る。対比する
 焦点を合わせる場所を絞る
3.要素を組み合わせる
 取り出した要素同士を掛け合わせて考える
中級
4.立場を変えて見る
 作者、アート中の人物など、視点を変える
5.連想する
 思い起こされることを言葉にする
6.抽象化する
 具体的な要素から想像を発展させる
上級
7.喩える
 作品に意味づけしていく
8.自分のものの見方を疑う
 自分の考えを自分自身で問い直す

・アート作品とのコミュニケーションによって、
正解がない問いに主体的に取り組み、自分なりに答えを導き出す意欲
詳細な観察力と論理的、体系的な思考力
が養われ、自分自身の日常からも気づきを取り出せるようになる。

→美術館に行く際には、単純にアート作品を眺めるだけでなく、自分が気に入ったアート作品とアートする。

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2019年10月07日

Posted by ブクログ

結論、エリートが美術館に行く意味はあまりよくわからなかった。笑

でも、面白かった!
半信半疑で最後まで読んだけど鑑賞の仕方とか細かくしっかり書いてあって良い!私は美大付属出身者なのにどう鑑賞すべきか知らなかったのでへぇ〜って感じでゆるくすぐ読めた。まあこれは1人の意見だし参考でしかないけれど。

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2019年10月03日

Posted by ブクログ

2018/3/25〜3/28
今まで何気なく見ていた絵画や写真に対して、見方を教えてくれる指南書のようなもの。
そこから普段のコミュニケーションに話は広がり多様性の受容に帰結する内容。
普段、絵を全く見ない人間としてはとても役に立った。「あ、絵ってこうやって見ればいいんだ」というのが、スッと入ってくる。

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2019年03月28日

Posted by ブクログ

新しい時代は、明確な答えが出ない状態に耐え考え抜く力が重要であり、その力を養う為にはアート作品(美術)の鑑賞が必須であるとして、その鑑賞方法を指南します。事実をしっかりと把握して、解釈を膨らますあるいは多彩な視点から解釈をする為の方法論が展開されています。確かにビジネスにも一脈通じる思考力が鍛えられそうですが、一つの作品を10分鑑賞するのはなかなか難しそうです。

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2018年12月02日

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字数も少なく、一気に読み終えた。アート作品への見方が変わります。アート作品と自分の間にうまれる感情等のコミュニケーションが「アート」との事。
早く、美術館に行きたい!

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2018年11月16日

Posted by ブクログ

2023.05.23 ビジュアンシンキングストラテジーに関する三冊目の本。また、少し前進できた気がする。正答を出すこと=正しいに慣れ親しんでいる方々をどう変えていけるのか。本当に難しいし悩みは尽きないと思った。

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2023年05月23日

Posted by ブクログ

アート作品を鑑賞することは
・答えのないことを考え続けるトレーニングになる。
・絵の中の様々な要素から様々な解釈ができるようになる。
・複数人で意見を出すことで多角的に考えることができるようになる。

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2022年11月05日

Posted by ブクログ

アート鑑賞には答えがない
答えがない時代を耐え生き抜く術を身につける
1つの絵をじっくりと時間を掛けて鑑賞する
アート鑑賞の解釈は自身の置かれた環境や立場や
経験や考え方といったことが反映される
確かに同じ絵を見ても以前と今では違う印象を
受けることも少なくない
隅々まで良く見て事実を広い解釈する

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2021年01月04日

Posted by ブクログ

ミーハーで軽い人間ですので
こういう題名に踊らされる。
よく育児書にもあるパターンだけど、此の論説が
絶対ではないし
育児書もある時期の正解が誤回答にもなる

あーこんな観方もあるという一つの方法としては可。
原田マハを読んでからは
限られるけど作者によっては色々知って観るのも悪くない。
どちらかといえば感性だけで鑑賞してた、また好き、嫌いなど
詳しく背景、生い立ち、バックバーンをわかってみるのもあり、パッとみるのもありだと思う

本文より
「あなたの目に本当に作品がありのままに映っていますか?」
モナリザをしっかりみていますか?
質問
眼鏡橋のようなアーチを持つ橋がどこに描かれていますか?

うーん、参った。
改めて観ました「家に複製があるので」

このことに関しても経験はある、
自分の所感
⚪︎人は結構何もみていない、(聞いてないともおもう。)
⚪︎人は見たいものだけをみる(聞いてない、聞きたいことだけ聞く)

案外目なんて何も見てない。実感致します。
結論
今までの鑑賞の仕方とはそんなに変わらないと思うけど、しっかり観るようには心がけます。
なーんてね。

一つ重要なこと
アート作品の鑑賞を深めていくために、意識的な言語化をすることが大事。
アート作品を見るー右脳に入る
それを言葉にするー左脳
右脳に入った情報を一旦左脳に送って言語化する
まずは言葉にして口に出してみるーこれが大事なこと。  ここはこれから心がけます。
しかし一人で行って、ぶつぶついってたら
危ない人みたいね。ふふふ。


 

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2020年12月17日

Posted by ブクログ

世界のエリートが、というタイトル負けはしている印象。

acopの考え、対話型鑑賞のファシリテーションの仕方、1人対話型鑑賞、社会人にとっての対話型鑑賞の効果(著者の研修参加者の意見)
がわかってよかった。

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2020年05月10日

Posted by ブクログ

ネタバレ

<どんな本?一言で紹介>
アートがビジネスセンスを磨くツールに変わる!
人生や仕事に役立つ美術鑑賞法の解説本。

<どんな人におすすめ?>
美術館に行くのが好きな人。
アート鑑賞を自分に役立てたい人。

<読んだら、どんなことが分かるの?>
考える力を養う美術鑑賞法。

・「ACOP」という美術鑑賞プログラム
・「作品の情報」に頼らずに鑑賞する
・じつは、私たちは「アート作品」を見ているようで見ていない?
・「アート作品」は「事実」と「解釈」を分けて鑑賞する
・「3つの問い」と「4つのプロセス」で鑑賞を深める
・なぜ、新しい時代に「アート」が重要なのか? 

<日々の生活、仕事などに活かせるポイント>
1.「アートを学ぶ」ではなく、「アートで学ぶ」
私たちは日頃教わることに慣れているが、何かを教わることの答えは基本的に1つだ。
一方、参加者がそれぞれの課題意識に基づいて、研修から何を学ぶかは参加者の数だけ答えがある。
学びに決まった1つの答えはないように、アート作品にも唯一の正解はない。作品が発している問いを受け取り、そこにどんな意味を見出すかは見る人次第だ。
アート作品の鑑賞とは、「正解がない問いに主体的に取り組み、自分なりに答えを導き出す」という行為なのだ。
こうした体験を習慣化することで、正解がない問いに主体的に取り組む姿勢と意欲が養われていく。
この姿勢と意欲は、これからの時代を生き抜くために必要な基礎力。

また、アートを通してセルフエデュケーション力が向上すると「他者の学びをどう促進するか?」「どうすれば学び合いの関係が生み出せるか?」という思考も働く。
それは、まさに企業が求めている、個人だけではなく組織全体のパフォーマンス向上への貢献だ。

2.3つの質問に答え、4つのプロセスを繰り返す
ACOPのような対話型鑑賞では、グループを組んでファシリテーターを置き、それぞれの発見や感想や疑問を話し合う。
鑑賞者に発言を促し、鑑賞者同士のコミュニケーションを活性化させるのがファシリテーターの役割。
最初に投げかけられる質問は「作品を見た第一印象や気づいたこと、感じたこと、疑問など、何でもいいので話してみましょう」といったオープンな質問だ。
その質問の後、次の3つの質問を投げかけによって、鑑賞を深めていく。

1つ目「どこからそう思いますか?」。鑑賞者が発した解釈について、その根拠となる事実を作品の中から探すことを促す。
2つ目「そこからどう思いますか?」。事実や疑問だけが言語化された場合に使い、解釈を促す。
3つ目「ほかに、さらにありますか?」。見落としている箇所がないかを確認し、アート作品をすみずみまで鑑賞することを促す。「逆に考えるとどうですか?」という質問も同じ意図で用いられる。
対話型鑑賞では「みる・考える・話す・聴く」というサイクルを繰り返し、グループで鑑賞を深めていく。

3.アートで生きる力を育む
アートの語源はラテン語で「ars(アルス)=生きる術」。
アートを通して得られるものは、究極的にいうと「生きる力」、仕事に活かせるだけではなく、日常や人生にも影響を与える学びだ。

フラットな関係性、安心・安全な場、鮮明に記憶に残る不思議でインパクトのある体験、多様性の受容とそのことによってもたらされる発見、
自己理解と他者理解、他者とともに発想を広げる豊かな時間。
これらはすべて、アート作品の鑑賞によってもたらされた“コト”だ。

そして、これらを生み出したのはアート作品を前にした人同士のコミュニケーション。
つまり、私たちはコミュニケーションによって「よりよく生きる術」を学ぶことができる。

<感想>
アートを通じたコミュニケーションを通じて視野を広げたり、事実と解釈を分ける思考整理をしていると分かった。
これはアート以外の、本や漫画や映画などに応用できる可能性を感じた。

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2020年04月04日

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舐めてたが、この本、ヤバかった。

「この本から得られるモノ」は僅かだけど、「「この本から得られるモノ」から得られるモノ」は無限の可能性を秘めてる。アート作品で自己成長ができるとは…

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2020年03月27日

Posted by ブクログ

VSTの授業をされている方の著書でしたので、アート鑑賞の参考に読ませていただきました。

アートを学ぶ価値については、山口周さんの著書等で仰られている通り。

知的な体力、セルフエデュケーション力向上に努めていこうと思います。

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2019年12月06日

Posted by ブクログ

物足りなさを感じ続けながら読み進めた本ですが、「アート“で”学ぶ」というくだりで結構腹に落ちました。しかしながら「タイトル」は流石にどうかと思います。タイトルから想像するであろう内容と実際の著者の主張とはかなりギャップを感じましたね。

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2019年07月31日

Posted by ブクログ

絵画を使い、「問い」の力を導き出す
描かれている「事実」を切り出し、「推論」につなげる
左脳から右脳への連携作業 二度手間であることの訓練

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2019年04月16日

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美術館に行く前に読んでおきたい一冊。
アートを見るには知識は不必要!
自分の頭で考えながら見ることが必要である。
美術館がより気軽に行ける場所になった。

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2019年02月03日

Posted by ブクログ

今まで何となく芸術鑑賞は良いという感覚で美術館に行っていたけど、こんなにも自分の可能性を広げる事ができる場なんだということがわかる。

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2019年01月13日

Posted by ブクログ

ビジュアルシンキングストラテジーVTSってのがビジネススクールでも取り上げられてたりするそう。美術品を鑑賞することで、正解のない問題へ答えを出す能力を高めるのだとか。
その手法を簡単に説明し実践させてくれる本で、これから絵を鑑賞する時はちょっと気をつけて見てみようと思った。意外と見てる気になって見えてないことがいっぱいあるし、事実なのか解釈なのかの違いとか、ボヤッと全体を見るだけでなくいろいろ考えて見てみたい。

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2018年11月24日

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