横山明日希のレビュー一覧
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購入済み
数学の楽しさや面白さがわかる本
NHKのテレビ番組「3か月でマスターする数学」の再放送を観て、横山明日希氏の著書を購入しようと思いました。この本の構成は主に「図形」「計算」「関数」の三つで成り立っています。どれもわかりやすく解説されていて、数学が苦手だった人、数学に興味を持つことができなかった人にもオススメだと思います。
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Posted by ブクログ
これは面白いので、購入してじっくりと楽しむことにした。
なので、まだ少ししか読んでいませんがレビューしておきます。
【問題】月までの距離は38万5000kmです。5円玉を使って月の直径を測ってください。
5円玉を持って手を伸ばし、5円玉の穴から月を覗くと、穴にピッタリと月が収まる。
このネタを知っていれば、正解にたどり着きやすいでしょう。
5円玉の穴の直径は5㎜、5円玉と目の距離は55㎝、月までの距離は38万5000km。
月までの距離は、5円玉までの距離の7億倍。
ということは、5円玉の穴の直径5㎜の7億倍が月の直径で3500kmと計算できる。
【問題】側面にチョコレートがコーティングされた四角いケーキを3人で等分するには、どうすればいいか。
これは文章で説明するのは面倒なので、本書の回答を参照のこと。
12等分して4個分づつ3人で分けると言えば分かるかな。
【問題】2024年1月1日は何曜日でしょう。
今2023年4月なので、カレンダーを見ると4月4日が火曜日であることが分かる。
実は、4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日は全て同じ曜日なのです。
つまり12月12日は火曜日なので、1月1日が何曜日になるかはチョット頑張れば月曜日と答えられる。
こんな感じの問題が満載です。 -
Posted by ブクログ
数を認識し、数え、分けるところから、数学があってこそ人類が発展してきたのだという認識をくれる。
数式や三角関数、微分積分、対数などの計算の仕方がわかるようになるわけではないが、どんな目的の必要性があって研究され、実用化されてきたのかが何となく分かり、必要のないもの・関係ないものという認識は改められた。
タイトルは「人類史は・・・」という方がぴったりだと思うので、(歴史上の偉人は多く登場するので、全く関係ないとは言わないが)教科としての世界史や数学をにおわせているところにはあざとさが感じられた。
計測し、データ化し、管理することが単に繁栄のみにつながるものではないことは本書でも指摘されているが、視点や価値観などを地球・宇宙レベルにするための答えも数学=自然の読み解きに見いだせればと願う。
26-18 -
Posted by ブクログ
《感想》
ありきたりな話題に終始するかなと想像していたが期待以上に面白かった。素人でも分かる数学の題材で、そこそこ楽しい話題を豊富に集めるのはそれなりに労力がかかったのではないだろうか。参考文献は列挙するのではなく数ページとって丁寧に紹介したり、より進んだ話題を知るための文献紹介があるとなお良かったかも。自由研究等の題材探しに読む層も考えられると思うので。
《メモ》
①350ml缶の容量が中途半端なのは米国産の製缶機が輸入されたから。米国の缶のサイズは16オンス(約473.18ml)と12オンス(約354.88ml)なので日本ではキリの良い数として500mlと350mlが選ばれた。
②「偽陰性の課題」と「偽陽性の課題」→後述
③確率の数字は自分の経験に置き換える。2人でじゃんけんしたときのあいこの確率(2回連続であいこの確率は11%)など。
④曜日を暗算で求める方法。4月4日、6月6日、8月8日、10月10日、12月12日、2月14日、3月14日、7月11日、11月7日、1月17日、5月9日、9月5日はすべて同じ曜日であることを覚えておく。
⑤角の三等分は折り紙なら作図できる。
《「偽陰性の課題」と「偽陽性の課題」》
・感染症の検査をしたい
・精度99%の検査がある
・人口100万人と仮定
(i)感染者が100人の場合に全員に検査を行う
→9999人の偽陽性者を出す(コストが非常にかかる)
(ii)感染者が10万人の場合に全員に検査を行う
→1000人の偽陰性者を出す -
Posted by ブクログ
ラーメンを食べながらでも読める稀有な数学本(褒め言葉です)。
著者の横山明日希さんは「数学のお兄さん」として「“体験”を通して算数・数学をもっと身近な学びに」を理念に掲げる制作会社mathchannel の社長さん。日本お笑い数学協会副会長さんも務めていらっしゃるだけあって、このブルーバックスも娯楽性に富んだ面白い本になりました。
この本の魅力は各項目を読み切り形式でまとめ、「雑学数学」で49種の数式を紹介していること。各項目では数式をどかーんとハイライトし、図をふんだんに使って説明しているので、視覚的に「この数式は面白そうだぞ」という直感を与えてくれることと思います。もちろん、直感で面白さがわからない項目も多くあります。まぁ、ABC予想やリーマン予想を直感的に面白いと思うような人は、この本ではなく別の本を読んだ本がいいですね。
この本には自然数と足し算だけで表された小学校低学年の子どもでも直感的に理解できる数式から素数定理、リーマン予想という高等なものまで紹介されています。
この本の楽しみ方としては
1)自然数の和のピラミッド、分数の和の極限、パスカルの三角形、奇数の和などをマスターし、子どもに「数の魔術師」ぶりを披露して、尊敬され、かつ数学好きの子どもを増やす。
2)自分で鉛筆を持って数式を解いてみる。
本にしたがって部分分数分解を解いてみました。また、2/5=1/3+1/15をnを使っての証明作業は時間を忘れました。
3)フェルマーの最終定理やリーマン予想の入口を知る。
もちろん、この本だけで理解するのは不可能ですが、面白さにほんの少しだけ触れることができます。例えば「リーマンゼータ関数の全ての非自明な零点」というのが何かを知りたくなったら、新潮文庫の「素数の音楽」というとても面白い本があります。
ひとことで言って楽しい本。一気に読もうとはせず、興味がありそうなところを拾い読みするのが良いかと思います。お勧めの1冊です。 -
Posted by ブクログ
2021/01/17
タイトル通り文系の人でも分かりやすく、日常で使われている数学について解説してくれている本。自分的にはもっと早く読みかったなと思いました。
中学、高校の時はこんな数学一体どこで使うんだよ…と思いながら公式を暗記したり、解き方を暗記したりしていましたが、そういうことではないんだと気づかされる内容になってます。
日常生活の中に数学で使う知識や考え方はたくさん潜んでいるのに、あまりにも根幹的な部分すぎてこんな風に分かりやすく紹介してもらわないと気が付かないレベルで数学が活かされているんだなと思いました。
もっと早くこの本を読んでれば数学に対する自分の苦手意識や取り組みも変わっていたのだろうか…と思いながら、もう一回高校レベルの数学を勉強し直してみたいなーって思いました。 -
Posted by ブクログ
ホモ・サピエンスの生存からアインシュタインまで、人類の歴史と文明の発展を「数学」の視点で紐解く一冊。
複雑な数式がない数学本。
平易な叙述ながら、数学が単なる学問ではなく人類の生活を根底から支え豊かにしてきた切実な営みであると説く。
数学は理系だけのものでもなく、表題の通り世界史や文明史、美学…あらゆる学問に通じていると痛感させられる。
歴史と世界の構造に対する認識が深まる。
ひとつ気になったのが非常にゆったりした本の組版でした。文字大きめで余白多く、ある程度詰めたら半分くらいに収まりそうなものだけれど…。
電子書籍での読みやすさや、一見難しい本をさくさく読み進められる読書体験にもつながっているかな。