あらすじ
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有名公式から美しい定理まで
珠玉の数式をわかりやすく解説!
ピタゴラスの定理、フィボナッチ数列などの
歴史の一節となっている初等数学から、
世界を変えることになったオイラーの等式や
ニュートンの運動方程式、微積分、
そして現代に連なる素数定理、リーマン予想まで。
数学好きには外せない、
数式の美しさ、すごさ、不思議さを
わかりやすく伝えるとっておきの数式集。
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ピタゴラス、ニュートンからオイラーまで――
珠玉の数式を味わい尽くす!
分数の和の極限、ピタゴラスの定理、ヘロンの公式、オイラーの多面体定理、フィボナッチ数列、平方根の連分数展開、オイラーの等式、複利計算の式、3次方程式の解、ゼータ関数、テイラー展開、運動方程式、素数定理、フェルマーの最終定理、リーマン予想…
さらに、気軽な数学の学び直しにも。
「楽しい数遊びやパズル」「現代社会を支える重要定理」
「世界の驚くべき真実を示す世紀の難問」が満載!
ピタゴラス、ヘロン、オイラー、フィボナッチ、パスカル、リュカ、カルダノ、アーベル、アインシュタイン、ロピタル、ニュートン、マクスウェル、ラマヌジャン、フェルマー、リーマン…
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感情タグBEST3
Posted by ブクログ
一つの定理、公式につき3〜4ページと、コンパクトにまとめつつ、それぞれのもつ意義や歴史、すごさなど、エッセンスとして示してくれています。
数式などにあまりなじみのない方でも、比較的スッと読めるのではないでしょうか。
Posted by ブクログ
ラーメンを食べながらでも読める稀有な数学本(褒め言葉です)。
著者の横山明日希さんは「数学のお兄さん」として「“体験”を通して算数・数学をもっと身近な学びに」を理念に掲げる制作会社mathchannel の社長さん。日本お笑い数学協会副会長さんも務めていらっしゃるだけあって、このブルーバックスも娯楽性に富んだ面白い本になりました。
この本の魅力は各項目を読み切り形式でまとめ、「雑学数学」で49種の数式を紹介していること。各項目では数式をどかーんとハイライトし、図をふんだんに使って説明しているので、視覚的に「この数式は面白そうだぞ」という直感を与えてくれることと思います。もちろん、直感で面白さがわからない項目も多くあります。まぁ、ABC予想やリーマン予想を直感的に面白いと思うような人は、この本ではなく別の本を読んだ本がいいですね。
この本には自然数と足し算だけで表された小学校低学年の子どもでも直感的に理解できる数式から素数定理、リーマン予想という高等なものまで紹介されています。
この本の楽しみ方としては
1)自然数の和のピラミッド、分数の和の極限、パスカルの三角形、奇数の和などをマスターし、子どもに「数の魔術師」ぶりを披露して、尊敬され、かつ数学好きの子どもを増やす。
2)自分で鉛筆を持って数式を解いてみる。
本にしたがって部分分数分解を解いてみました。また、2/5=1/3+1/15をnを使っての証明作業は時間を忘れました。
3)フェルマーの最終定理やリーマン予想の入口を知る。
もちろん、この本だけで理解するのは不可能ですが、面白さにほんの少しだけ触れることができます。例えば「リーマンゼータ関数の全ての非自明な零点」というのが何かを知りたくなったら、新潮文庫の「素数の音楽」というとても面白い本があります。
ひとことで言って楽しい本。一気に読もうとはせず、興味がありそうなところを拾い読みするのが良いかと思います。お勧めの1冊です。
Posted by ブクログ
気軽に数式の勉強ができるかと思いましたが、なかなか難しかったです。
複利のお話は、投資など身近な話題で分かりやすかったですが、フェルマーの最終定理の話などは優しく噛み砕いていても難解ですね。
フィナボッチ数列や黄金比は小説の世界にも登場していましたが、自然の摂理に関係していそうな点などやはり興味深いですね。
サイン、コサインも前から勉強したいなと思いながら出来ていないのですよね。
図形やイメージを使って視覚化するのは、数式に限らず分かりやすいと思う部分があったり。
数式に触れることは具体的なものを抽象的に捉える良い練習になるかなと思ったりもします。