松島幸太朗のレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
「ストライプブルー」を先に読んでこの漫画を知って以来、いつか読みたいと思っていたがこの度やっと読めた。
「ストライプブルー」を読んだ時に「おれはキャプテン」に雰囲気が似てると思っていたのだが、「ストライプブルー」「ショー☆バン」の原作者・森高夕次と「おれはキャプテン」の作者・コージィ城倉はどうも同一人物のようですね。納得。
で、「ショー☆バン」だが、全33巻あっという間に読んでしまった。舞台は中学野球で、軟式ならではの野球解説も面白い。ゲーム展開がかなりリードされて後半大逆転っていうパターンが多いのが少し気になったくらいかな。
森高夕次=コージィ城倉には今後も期待しています! -
購入済み
内幕物
一見華やかなゲーム製作業界のブラックな面を赤裸々に描き出した内幕ものである。特にプレイングマネージャーの過酷な労働ぶりは業界を問わないが、特にこの業界は苛烈な働きを要求されるようである。職場物 会社ものとしてなかなかの出来の作品である。
-
Posted by ブクログ
ある意味、非常に地道な野球マンガ。絵はかわいい感じだが、あんまり華はない。この世界には男子中学生と野球しかないのか?と思う程、ひたすら野球をしている。女性も「キャプテン」並みに出てこない。
普通、野球マンガというと高校あたりが舞台になることが多い。野球のことを一通りは知っている高校生と違い、ちょっと前まで適当な草野球しかやったことがない中学一年生が主人公なので、ゴロの処理の仕方、キャッチボールの仕方みたいな、非常に基礎的なことを学んでいく描写まで入っている。これが、かなり丁寧且つ納得いく説明がされていて、一種の野球入門書としても成立しているかも知れない。読者も主人公と一緒に野球の奥深さに触れ -
Posted by ブクログ
最初に読んだ時「悪太郎伝説」って何?と思った野球ド素人であることを先に告白せずばなるまい。
そんな自分が言うのもなんだけど、やっぱり野球中でも試合そのものよりメンタルにばかり気が行くこのマンガは特殊だと言っていいのだろう。『おおきく振りかぶって』でももうちょっと試合の行方が気になったよ!
今すぐグレてもいいような状況に墜ちた海が、なお野球部のために無私の心で奮闘する姿、監督ならずとも、コーチならずとも涙せずにはいられない。アー坊たちレギュラー陣も思いは同じ、海のぶんも戦い甲子園に連れて行くという……あれ、そういえば昔は“お嬢”さんを甲子園に連れて行くのが目標だったような気が……。
まあ海の負