久保明教のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
多様性の尊重が当然視される現在、「みんなちがって、みんないい」という考え方は、どこまでの多様性をどのように認めるのかという難題を生み出している。
かつて民俗誌研究は、前近代社会を近代的な枠組みの中で語ろうとした。その結果、対象社会を正しく理解できていないのではないかという批判が生まれた。前近代を「近代の発展段階」とみなす進化論的な立場と、文化ごとの価値を相対的にとらえる立場が対立し、研究の方向を問い直す必要が生じた。
単純な相対主義は「異なる文化は異なる世界の中でしか理解できない」という立場に行き着き、外部からの議論や理解を不可能にしてしまう。こうした課題に対して、進化論にも相対論にも依らず -
Posted by ブクログ
ちょっと読むのが辛すぎたので、大まかな感想のみ。
かなり抽象的な議論に入り組んでおり、イメージする人類学というよりかは哲学。フィールドワークして民族誌を書く人類学者というよりも、人類学の思考を使って思考する。筆者も述べるように、「オーソドックスな人類学的研究とはみなされない著作を発表してきた一人の研究者が「あなたは人類学者なのですか?」という想定される問いにたいして抱えてきた思いを具体化したもの」
この著者の題材、毎回面白そうには感じるのだけど、最終何言っているか分からなくなる。
具体性がないから読むのがしんどい。もっとオーソドックスな人類学を学んでから出直してこいと頭を叩かれた気分です。