西本ろうのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレ「あの人が好きなのに他の男でも欲情するんだ あなたは」大学生の歩が働くバーに現れた既婚者の男・義孝。“この人は誰かのモノだ”とよぎりながらも、歩は魔性の身体に溺れていく。口説けど躱され、焦れる歩。既婚者なのに自分を掻き乱し、その上、学生時代に付き合っていた“男”への想いを断ち切れない義孝に歩は――…!?
いい加減なことや曲がったことが嫌いな歩が、
雨降る日に自分の働くバーに滴りながら現れたやってきた義孝にダメって分かっているのにひかれてしまう。
曲がったことが嫌いな生真面目な歩がずぶずぶとアブノーマルな恋愛にはまっていく姿が、今にも壊れそうな危うさを持っていて引き込まれました。
何度も言うけどろう先生の描かれる肉体美、映画のようなコマ割りが大好きで、本当に映画一本見たんじゃないのかってくらいにカロリー消費する。嬉しい。
登場する大人がみんなずるくて、でもそれは世間体だったり体裁を守るためだったり生きてきた年数を重ねれば重ねるほどそれが分厚くなりそんな中20歳の若造がぶち破ってくれるお話で、内容的には不倫なんだけど
それよりもいい大人が狭い世界でもがき苦しみ自分に嘘をついていることに妙に親近感を覚えました。
トシは最後までなにをしたかったのか不明だったなあ。
学生の時から義孝のことは恋愛対象としては見てなかっただろうけど、いつまでも義孝に構うのは友情からなのかいい加減前見ろよってことなのか…
全てがうまくいくとは限らない世の中で、自分を守るために本気で人を好きにならないと心に決めた大人が子供のまっすぐな目と言葉で守ってきたものを崩されちゃうところが荒々しくも雪解けのような優しさを感じられました。 -
Posted by ブクログ
ネタバレ父に劣等感を抱く大学生×ボクサー
美しき銀髪のボクサー・コウ。
一匹狼のような彼だったが、大学生・悠二の優しさに触れ、その鎧は徐々に脱がされていく。自分から突き放したくせに、悠二からの連絡を待ち焦がれてしまうコウ。悠二は、絶対好きになってはいけない相手なのに――。歪んだ関係と、捨てられない恋心に揺れる、胸締めつけられる恋。
誰でもいいから優しくされたかった、甘えたかったコウ。
父親に認めてもらいたかった、少しでも興味を示してほしかった悠二。
出逢うべくして出会った二人は、神様のいたずらのような現実を打ち付けられそれでも、ずっと囚われていた過去から脱却するため父親、そして兄弟と向き合う。
父親の所業が汚すぎてびっくりだけど、そうでなければ二人は生まれ出逢わなかったのかと思うと、運命は憎いねえ。
父親が制裁を受けるところも見たいなんて思ったけど、
そこは伝えたいメッセージではないだろうし最後のコウの笑顔がすべてを物語っているから、いい終わりかただったなと。
ただ、コウ家族に対しての当てつけのような暴力は見てられないね‥明らかに悠二家族に対しての怒りをぶつけてたもん。
父親と悠二が似てない問題はなんだったんだろう‥?
本当は二人は血のつながりなんてないんじゃないのかとも思ったりするけど、もう関係のない話だもんなあ。
あとやっぱ修正が薄くて最高に良かった~
西本先生の描かれる立派ないちもつが良く見えますよ‥ -
Posted by ブクログ
ネタバレ父に劣等感を抱く大学生×ボクサー
こう見えて、ドM父の不倫現場を目撃してしまった大学生の悠二。見て見ぬ振りでその場を去ろうとするが、美しき銀髪のボクサー・コウにぶつかってしまう。そのお詫びとして、コウに唇を奪われる悠二。もう二度と会うこともないと思っていたが……。コウとホテルに二人きり、「俺、いてぇーと勃っちまうんだ」と言われ――?強さと弱さを抱えるコウに、どうしようもなく惹かれていく悠二。彼は父のXXなのに……。
まずほんとに西本ろう先生は絵がお上手で、まるで映画を観ているような感覚になります。
細部まで丁寧に描かれていて、とても引き込まれます。
お話の内容は少しブラックな感じを漂わせていますが、刺激があって面白いです。
正義感溢れる警察官の父は家庭を顧みない人だったけど、それでも父を尊敬していたし、父に認められたいと願っていたけど、周りから似ていないと言われ自分でも自覚がある悠二。
道端で出会ったボクサーが気になって仕方ない悠仁だけど、実は父の愛人であることを知っても尚会いたい気持ちが抑えられない‥
父と比べられてきた人生で初めて、ありのままの自分をさらけ出せたコウを手放したくないと奮闘する物語。
父とコウをめぐる複雑な関係はどうやって紐解かれていくのか、下巻が楽しみです。 -
Posted by ブクログ
【気持ちいいことばっか考えるのは悪いことなの?(宝)】
エロス度★★★★★★★
おやおや。恋人同士になり性春を謳歌する幼馴染みふたりがかわいいですね。
宝と楽が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・第2巻開幕。
宝と楽の距離感とは?とバグるほどのベッタリさに狂喜乱舞であったり、真面目な委員長キャラのサクラの意外なギャップが驚きだったりと面白かった。
快楽に弱々な楽の色気MAXな姿やヘソを用いたくぱぁっな描写に悶えまくりで、宝の溺愛の甘々さ・男前なかっこよさ、宝にデレる可愛さを併せ持つ楽がたまりません。
特に浴衣Hのシーンは宝の束縛や楽の媚態を堪能できて最高です。
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ネタバレ
ピュア健気受けと共依存
「学校で一番目立つ子と一番目立たない子」男子高校生同士の二人のゴシップ。攻めはサッカー全国大会を控えたエース対する受けは家庭環境が悪く今回の件で彼の居場所が本当になくなるのではと危惧されるなか彼をかばって攻めが怪我をしてしまいサッカー選手人生を諦めることに、彼への償いのために献身的に彼に従う受けはその生活に期待してはいけないと思いながらも甘いものを感じていたが、攻めもまた怪我を理由に受けを自分の手元に置いている後ろめたさを感じていて今の関係をどこかで変えなくてはいけないと思いながらも・・・
受けの陰キャ具合どんくさいところや弱気なところ素直なところ我慢が普通になってしまっているところとかすべてを攻めが愛おしいと思っているのが伝わってきて、攻めの怪我をキッカケに二人の歯車が変わってしまうところがなんとも読んでいて辛かったです。これはある意味幸せなのかと思ってみたり最後は納得のハピエンでした。