源孝志のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
読書会で紹介していただき、気になっていた小説。倉科カナ主演のNHKのドラマ「TRUE COLORS」の原作。
「色彩のディーヴァ」と呼ばれた気鋭のフォトグラファー・立花海咲は、錐体ジストグラフィーという遺伝性の色覚障害によって、カメラマンの仕事を失う。妹・辻村七瀬の結婚を手紙で知ったことと熊本地震により、天草に帰郷。海難事故で死んだ父親、事故の賠償金を肩代わりした辻村と再婚した母親。海咲は辻村と母を嫌悪していたが、帰郷することで真実を知っていく。そして、自分だけの「色」を見つけていく。
アイリスとは虹彩のこと。網膜に入る光の量を自動調節するカメラの「絞り」の役割をする目の器官。
良かった -
Posted by ブクログ
素敵な物語だった
たくさんの色の表現
「季節ごとに薄群青、チャイナブルー、
サファイアブルー、紺瑠璃と色を変える天草の海」
春の天草の海の色は、「勿忘草色」
恩師美徳先生のサイフォンで淹れたコーヒーの色は
「ルセットブラウン」
シェードグリーン、クロムグリーン
セルリアンブルー、コバルトブルー、スカイブルー
スマホ片手に、色画像確認しながら
ドラマで見た 崎津の教会、天草の景色、
海の色を思い出しながら読む
確か、ドラマにはなかった場面
色覚異常を発症した分
人間にある代償能力に感動する教授との
やり取りの場面も一緒に感動してしまった
母親とのシーン
継父とのシーンは、ドラマの時 -
Posted by ブクログ
「愛してるから、わたしには彼を幸せにする責任がある」
比翼連理の夫婦。
全てを曝け出すことが夫婦ではない。
全てを許すことが夫婦ではない。
夫婦であっても血の繋がりはなく、1人の人間同士で、知らないことも多い。
美奈子と希久夫も類外ではなく、互いに知らない部分もあった。
それでも、こんなに愛を感じられる夫婦が世の中にどれほどいるのか。
美奈子と希久夫、過去と現実、追いかけるような展開。心を掴んで離してくれない。
今は夜中の2時37分。一気に読み終えてしまった。
道中、トレンシー・チャップマンのfirst car、レディオヘッドのcreep、シンディ・ローバーのtrue color -
Posted by ブクログ
ネタバレ文庫本で600ページ、躊躇したが、読み始めるとあっという間だった。
脚色はされているのだろうが、グレース・ケリーと、征二郎とのやり取りは心に残った。
生まれて初めて買う車はHondaと、前から決めていた。
何故なら当時F1に本田は参戦していて、たまたま購入した本に、オヤジが、二輪と四輪で、WRに参戦した歴史が書かれたものだった。寝るのも惜しんで読んだ。本田の車が、憧れだった時代。
「割り切れないのが人生なんです。だったら、割り切れないことをするのがいいんだな」
希久夫も、亡くなってしまった美奈子、草織も割り切れない人生を抱えている、そして今後も。
読みながら思ったのは、誰しも何かしらの後悔を抱