【感想・ネタバレ】わたしだけのアイリスのレビュー

あらすじ

色覚異常に見舞われた気鋭のカメラマン海咲は、父の死の真相をつかみ、立ち直れるのか? 作家・映画監督の著者がおくる感動の物語。

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Posted by ブクログ

ネタバレ

美しい。。これが私のこの本を読んでいて始終感じていたこと。
この世に色は何色あるんだろう?聞いたことのない色の名前。それを想像しながら読むのはとても楽しく、頭に想像で描いていた物語はキャンバスのように美しかった。

色を失ったカメラマン。皮肉にもそれがきっかけで得たこともあっただろう。天草に行ってみたくなった。

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2025年10月26日

Posted by ブクログ

ドラマから入ったが、原作も本当によかった。
驚いたのはタイトルの違い(倉科さんがTVガイドwebのインタビューで触れているお話もよかったのでおすすめです)。どちらがいいではなく、どちらも話の核に迫るようなステキなタイトル。

ドラマ版では天草の海やイタリア、キャスト陣の纏う空気感までほんとうに美しく、原作は繊細な色彩の描写に舌を巻く。

これもまた記憶を消して読みたい作品の1つ。

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2025年09月01日

Posted by ブクログ

素敵な物語だった

たくさんの色の表現
「季節ごとに薄群青、チャイナブルー、
サファイアブルー、紺瑠璃と色を変える天草の海」

春の天草の海の色は、「勿忘草色」

恩師美徳先生のサイフォンで淹れたコーヒーの色は
「ルセットブラウン」

シェードグリーン、クロムグリーン
セルリアンブルー、コバルトブルー、スカイブルー

スマホ片手に、色画像確認しながら
ドラマで見た 崎津の教会、天草の景色、
海の色を思い出しながら読む

確か、ドラマにはなかった場面
色覚異常を発症した分
人間にある代償能力に感動する教授との
やり取りの場面も一緒に感動してしまった

母親とのシーン
継父とのシーンは、ドラマの時より泣けた
終盤の天草の海のシーン
最後のイタリアトスカーナのシーン
ドラマで記憶した映像と絡めて読むと
より世界観あって楽しい読書時間だった

さすがに、トスカーナは遠いので
天草、絶対いつか行くっ!! と思った


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2025年07月06日

Posted by ブクログ

ドラマの原作。ドラマも良かったけど、やっぱり原作が世界観がより出ててよかった。源さんの他の作品も読みたくなった。

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2025年05月06日

Posted by ブクログ

ネタバレ

素敵なエンディングでした。震えました。
作家自身の脚本演出によるドラマの「TRUE COLORS」も楽しみ、どんな色彩で映像に表現されてるのだろう。

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2024年12月29日

Posted by ブクログ

NHK-BSドラマでTRUE COLERSのタイトルでドラマ化された作品。源さんだから、当然映像ありきで書かれたものと思う。
フォトグラファー立花美咲の故郷、天草・崎津の色が思い出される。色を失いつつも、ライカでモノクロフィルムでシャッターを切る姿が素敵だ。

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2025年06月30日

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