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色覚異常に見舞われた気鋭のカメラマン海咲は、父の死の真相をつかみ、立ち直れるのか? 作家・映画監督の著者がおくる感動の物語。
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Posted by ブクログ
ドラマから入ったが、原作も本当によかった。 驚いたのはタイトルの違い(倉科さんがTVガイドwebのインタビューで触れているお話もよかったのでおすすめです)。どちらがいいではなく、どちらも話の核に迫るようなステキなタイトル。 ドラマ版では天草の海やイタリア、キャスト陣の纏う空気感までほんとうに美しく...続きを読む、原作は繊細な色彩の描写に舌を巻く。 これもまた記憶を消して読みたい作品の1つ。
素敵な物語だった たくさんの色の表現 「季節ごとに薄群青、チャイナブルー、 サファイアブルー、紺瑠璃と色を変える天草の海」 春の天草の海の色は、「勿忘草色」 恩師美徳先生のサイフォンで淹れたコーヒーの色は 「ルセットブラウン」 シェードグリーン、クロムグリーン セルリアンブルー、コバルトブル...続きを読むー、スカイブルー スマホ片手に、色画像確認しながら ドラマで見た 崎津の教会、天草の景色、 海の色を思い出しながら読む 確か、ドラマにはなかった場面 色覚異常を発症した分 人間にある代償能力に感動する教授との やり取りの場面も一緒に感動してしまった 母親とのシーン 継父とのシーンは、ドラマの時より泣けた 終盤の天草の海のシーン 最後のイタリアトスカーナのシーン ドラマで記憶した映像と絡めて読むと より世界観あって楽しい読書時間だった さすがに、トスカーナは遠いので 天草、絶対いつか行くっ!! と思った
ドラマの原作。ドラマも良かったけど、やっぱり原作が世界観がより出ててよかった。源さんの他の作品も読みたくなった。
NHK-BSドラマでTRUE COLERSのタイトルでドラマ化された作品。源さんだから、当然映像ありきで書かれたものと思う。 フォトグラファー立花美咲の故郷、天草・崎津の色が思い出される。色を失いつつも、ライカでモノクロフィルムでシャッターを切る姿が素敵だ。
美しい。。これが私のこの本を読んでいて始終感じていたこと。 この世に色は何色あるんだろう?聞いたことのない色の名前。それを想像しながら読むのはとても楽しく、頭に想像で描いていた物語はキャンバスのように美しかった。 色を失ったカメラマン。皮肉にもそれがきっかけで得たこともあっただろう。天草に行ってみ...続きを読むたくなった。
素敵なエンディングでした。震えました。 作家自身の脚本演出によるドラマの「TRUE COLORS」も楽しみ、どんな色彩で映像に表現されてるのだろう。
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