小島健輔のレビュー一覧

  • アパレルの終焉と再生

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    ー コロナの収束が見えずウィズ・コロナの生活が長引く中、人々は都心の仕事軸から郊外の生活軸へと一変したライフスタイルを当分、継続するしかない。そんな生活が長引けば人間関係も社会関係も変わり、いずれ人生観まで変わっていくから、消費スタイルも根底から変わってしまう。その変化は「使い捨て消費のインフレ人生」から「エシカル消費のサステナブル人生」へ、と言えるのではないだろうか。

    日本の経済も社会も青春期は1973年の石油ショックまで、働き盛りも91年のバブル崩壊か98年の金融危機までで、08年のリーマンショックや11年の東日本大震災ですっかり打ちのめされたのに、無理押しインフレ政策で老体に鞭打ったの

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    2022年12月10日
  • アパレルの終焉と再生

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    <目次>
    はじめに
    プロローグコロナで一変した生活と生計
    第1章壊滅的打撃を受けた百貨店とアパレル
    第2章百貨店はコロナ以前に終わっていた
    第3章コロナに直撃されたアパレル業界
    第4章こうしてアパレル業界は行詰まった
    第5章コロナ後の新世界はエシカル&リサイクル
    第6章アフターコロナの店舗販売は一変する
    第7章アパレルの販売員は使い捨てなのか
    第8章ギャンブルビジネスからスマートビジネスへ
    エピローグファッションシステム幻想から顧客目線へ
    おわりに

    p125 SPA流通が行詰まった今日、アパレル流通を再生
    する突破口はスマートベンダーによる需給調整機能の
    復活
    P143 店舗のを持た

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    2021年03月24日
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明

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    消費文明の衰退を若者の感性の退化と絡めて説いていく本。
    ユニクロ(FR)が飽和状態の国内を脱して、世界市場で成功するにはどうすべきか、というのをサムスンを引き合いに出して検証したりと、なかなか面白かった。グローバル平準化しなければ企業としては生き残っていくのは難しいのだろうけど、かといってファストファッションだけを肯定するのは何か違うし…。二律背反する動きがとても興味深い。

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    2010年09月22日
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明

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    ユニクロ礼賛本があふれる中で、この書は珍しくユニクロを批判的視点から眺めている。そしてユニクロに絡めてファストファッションと産業のグローバル平準化・低価格化について展開している。ファストファッションに興味がある人におすすめ。

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    2010年08月07日
  • アパレルの終焉と再生

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    2021.02.11 「アパレルの終焉と再生」というタイトルだが、内容的にはアパレルの終焉という感じがした。いよいよ終わりというイメージ。消費者のアパレルに関するニーズがどのように変化しているかにつきるが、ビジネスモデルとしては相当な覚悟と変革がない限り難しいだろう。ゴールも成長ではなく持続だろう。また、メーカーだけでなく百貨店、SCなども共倒れの可能性が高いだろう。

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    2021年02月11日
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明

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    1,深刻なデルレ下で顧客を広げて売上を伸ばすにはゴールデン・アローマーケテイングが必要。客層を限ったセグメント法では売上減少の一途を辿る。
    2,前年実績はリセット(同じものは売れない)するファッション業界に有っては、ユニクロの足し算ラインアップ、店舗増は画期的。(足し算・掛け算)
    3,ウエブ・プロモーションが08年の世界3大広告賞を総なめにした。売り上げ対広告費は4.5%と大きくない。
    4,サムソン電子の海外売上は87%。同じ設計の製品を要求価格の異なる国ごとに部品を買えてコスト対応している
    TOEC900点以上で無いと入社出来ない。
    5,日本は業務についていけない若者に手を差

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    2015年04月19日
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明

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    ユニクロをはじめH&Mなどのファストファッションの流行と原因を分析。原因を若者の感性低下としているが、バブルなどのハデな消費文明を礼賛しているようにしか聞こえない。かつて、ブランド品は高価だが高品質だったが崩れ、単に記号化したことが衰退の要因かと。ユニクロの品質も5年前に比べると落ちたと思う。同じ運命か。

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    2011年05月22日
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明

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    アパレル業界人には洋服=ファッションだと思っているが多くの一般消費者にとっては機能性快適性を優先させる生活パーツだという柳井発言。このあたりをはっきりとさせてわかりやすく受け入れやすくしたのがユニクロの成功の一因。ファッションは変に競わずに別カテゴリーとして道を探せばいい、とも思うなぁ

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    2011年01月03日
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明

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    ■マーケティング
    ①ユニクロの成功要因。 1.徹底した市場ニーズ検証に基づいて原材料から開発する。「顧客を限定しない」 2.単品ごとに販売進行を週サイクルで検証して価格キャンペーンを仕掛けるダイナミックな販売消化戦略。 3.有力なクリエイターとコラボしたキャンペーン商品、パワーイベントやウェブ、マスメディアを活用した大規模なプロモーションなどブランディング戦略。
    ②アパレル業界人は洋服=ファッションと思っているようだが、多くの一般消費者は洋服を機能性や快適性を備えた生活パーツとしか見ていない。(柳井談)
    ③イオンにしてもイトーヨーカ堂にしても、自らの顧客を直視しないで他社の成功事例や経営戦略の

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    2010年11月08日
  • ユニクロ症候群―退化する消費文明

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    業界で一人勝ちすることが
    必ずしも良いことではないようです
    本来であれば
    安いものが欲しい人と
    高いものだからこそと欲しい人が
    商品を選択していくはずが
    みんな安いものだけを選択していくと
    安いものを作っている海外の工場に技術は奪われ
    良いものをつくる腕を持つ職人は育たない
    国内の高いものの消費は購買意欲の高い中国はじめ
    外国人に助けられており
    このままだと国内の土地も建物も売りに出せば
    勝ってくれる人は外国の方になってしまいそうですね

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    2010年10月11日