小島健輔のレビュー一覧
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ー コロナの収束が見えずウィズ・コロナの生活が長引く中、人々は都心の仕事軸から郊外の生活軸へと一変したライフスタイルを当分、継続するしかない。そんな生活が長引けば人間関係も社会関係も変わり、いずれ人生観まで変わっていくから、消費スタイルも根底から変わってしまう。その変化は「使い捨て消費のインフレ人生」から「エシカル消費のサステナブル人生」へ、と言えるのではないだろうか。
日本の経済も社会も青春期は1973年の石油ショックまで、働き盛りも91年のバブル崩壊か98年の金融危機までで、08年のリーマンショックや11年の東日本大震災ですっかり打ちのめされたのに、無理押しインフレ政策で老体に鞭打ったの -
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<目次>
はじめに
プロローグコロナで一変した生活と生計
第1章壊滅的打撃を受けた百貨店とアパレル
第2章百貨店はコロナ以前に終わっていた
第3章コロナに直撃されたアパレル業界
第4章こうしてアパレル業界は行詰まった
第5章コロナ後の新世界はエシカル&リサイクル
第6章アフターコロナの店舗販売は一変する
第7章アパレルの販売員は使い捨てなのか
第8章ギャンブルビジネスからスマートビジネスへ
エピローグファッションシステム幻想から顧客目線へ
おわりに
p125 SPA流通が行詰まった今日、アパレル流通を再生
する突破口はスマートベンダーによる需給調整機能の
復活
P143 店舗のを持た -
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1,深刻なデルレ下で顧客を広げて売上を伸ばすにはゴールデン・アローマーケテイングが必要。客層を限ったセグメント法では売上減少の一途を辿る。
2,前年実績はリセット(同じものは売れない)するファッション業界に有っては、ユニクロの足し算ラインアップ、店舗増は画期的。(足し算・掛け算)
3,ウエブ・プロモーションが08年の世界3大広告賞を総なめにした。売り上げ対広告費は4.5%と大きくない。
4,サムソン電子の海外売上は87%。同じ設計の製品を要求価格の異なる国ごとに部品を買えてコスト対応している
TOEC900点以上で無いと入社出来ない。
5,日本は業務についていけない若者に手を差 -
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■マーケティング
①ユニクロの成功要因。 1.徹底した市場ニーズ検証に基づいて原材料から開発する。「顧客を限定しない」 2.単品ごとに販売進行を週サイクルで検証して価格キャンペーンを仕掛けるダイナミックな販売消化戦略。 3.有力なクリエイターとコラボしたキャンペーン商品、パワーイベントやウェブ、マスメディアを活用した大規模なプロモーションなどブランディング戦略。
②アパレル業界人は洋服=ファッションと思っているようだが、多くの一般消費者は洋服を機能性や快適性を備えた生活パーツとしか見ていない。(柳井談)
③イオンにしてもイトーヨーカ堂にしても、自らの顧客を直視しないで他社の成功事例や経営戦略の