水瀬さらのレビュー一覧

  • 溺れながら、蹴りつけろ

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    読みながらあの頃のモヤモヤを思い出した。それだけリアルに感じられる作品ってことかな。

    弱ってるときに読み始めるのはキツイかも。

    最後ほんのり光りが見えた。

    タイトル⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    表紙  ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️
    手触り ⭐️⭐️⭐️⭐️⭐️

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    2024年12月30日
  • 眠れない夜、この音が君に届きますように

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    ある理由から大好きだったピアノが弾けなくなった千紗は、母と弟、母の再婚相手と共に海辺の町へと引っ越してきた。転校2日目、遅刻しそうになっていたところを同じクラスの男子・鮎川に声をかけられる。その後、鮎川や彼の幼なじみである凜、大輝、伊織たちがやっている軽音楽部に誘われることとなる。

    ライトな文体でするする読める。
    軽音楽部にもピアノっているんだなと思った。

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    2024年11月04日
  • 君と過ごした、さよならの季節

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    「流行の余命要素」というおすすめコメントを見て、正直、命を軽々しく扱うお話だったら嫌だなぁ…と懸念しながら読み始めた。
    けれど、これは健康な野球少年が、誰かのために頑張ることで失敗を乗り越える物語だった。そして、その原動力となるのは、病弱な栞里という少女。彼女は病気で寝たきりの状態になっており、一時は両親でさえ、延命治療を諦めかけていた。
    でも、そんな一見何もできない彼女でも、1人の少年に、挫折を乗り越えて前進するための力を与えられるのだ、ということを、この物語は教えてくれる。
    人間はたった1人で生きているわけではないし、たった一度の失敗で全てを失うわけではない。
    誰にだって、誰かを助ける力は

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    2023年10月30日
  • 水面の花火と君の嘘

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    青春恋愛小説タイムスリップもの。
    過去を変えたい瑞希。
    池田先生がグッジョブ。
    先生は一度タイムスリップを経験していて、
    過去を変えることは代償が大きいと警告した。
    先生の彼女は世界に羽ばたき、先生は不幸になったという。
    危険。そう思う。過去は変えたらいかん。
    それを心配しながら読んだが、、、。
    プールに飛び込む。→過去に行ける。
    同級生の夏帆のことが好きな瑞希は、
    毎年、兄の千尋と3人で花火へ行くことにモヤモヤしていた。
    兄の死により、母親が悲しみから逃れるため、瑞希のことをいつも千尋と呼ぶ。
    そのことにもモヤモヤしていた。
    喜怒哀楽がハッキリしている主人公に共感。
    応援したくなる。
    野球部

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    2023年09月30日
  • 水面の花火と君の嘘

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    ネタバレ

    大学生になって帰る郷里。
    過去の後悔を抱えたまま戻った郷里で、早瀬瑞希は幼馴染の夏帆、大好きだった兄を守るために過去に遡る。

    タイムリープ、タイムトラベル物を何冊も読んでいる人には、舞台設定や過去に戻りたい理由など、どこかで見た(読んだ)ような既視感があって少し物足りなく感じるかもしれません。
    それでもアイスキャンディの当たり棒、プールに映える花火の光、池田先生との妙な味のある会話など、読んでいると物語の端々に浮かぶ景色の美しさに気持ちよくなってしまいます。

    そして、先生として接する海斗との会話の描き方などはニヤニヤとしてしまいます。素敵な作品でした。

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    2023年09月02日
  • 幽霊アパート、満室御礼!

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    唯一の生者日向に周りは幽霊で満室のアパート
    不気味かと思うかも知れないけど皆想いが有り温かみがある幽霊達
    確かに留まっていてはいけないから最初は小海に反発してたけど最後まで手伝ってくれたし
    自分を必要としてくれて嬉しかったろうなぁ〜

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    2023年04月06日
  • 涙の向こう、君と見る桜色【試し読み】

    購入済み

    丁寧に書かれた物語

    ヒロインの相手が重い病気になっている という大変によくありがちなストーリー設定であるが、心情描写がとても丁寧に描かれているので感情移入しやすい。ストーリーの舞台 小道具として「桜」が効果的に使用されているので、美しいけれども儚い世界を象徴している。ただ主要登場人物が死んでしまうという 設定は、感動を強要されるようでどうしても好きになれない。

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    2023年03月02日
  • 君が、僕に教えてくれたこと

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    交通事故に遭った三人の中学生。1人生き残った天の気持ちを考えると、いたたまれなくなる。
    けれど、明るい中学生の女の子に出会い、彼女の突破なお願いに振り回されているうちに、少しずつ天の気持ちがほぐれていくのが微笑ましい。
    怖い外見だけど、お願いされたことは断れない天のギャップに惹かれる。そして、天を見守る周りの大人たちや友人の温かさに癒される。
    天の心の雪が溶けたように、冬から春になるこの季節に読むのがピッタリなお話。

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    2023年02月11日