■からだの力が目覚める食べ方
1.人体は、生命維持に必要な量のコレステロールを自分の肝臓で作り出す。
そのため食物から摂取したコレステロールは人体には役に立たず、むしろ有害である。
動物性食品に由来する過剰な脂肪とコレステロールは、動脈硬化の原因となる。
2.カロリーは熱量の単位であり、肥満とは
...続きを読む関係ない。
3.体の中をきれいにすることができるのは、新鮮なフルーツと野菜に含まれている「生命力のある水」だけである。
この水を含む食べ物が占める割合を食事全体の70%程度までに引き上げれば健康は飛躍的に改善される。
4.たんぱく質食品と炭水化物食品を一緒に食べると、それぞれに必要な消化液が胃の中で混ざって中和してしまい、効率的に消化がしにくくなる。
その結果、疲労や眠気を感じやすくなる。たんぱく質食品と炭水化物食品を同時に食べるなら、どちらかを少なめにする。
5.消化は生命活動の中でももっとも大きなエネルギーを必要とするため、たくさん食べれば食べるほどエネルギーが奪われる結果になる。
6.フルーツは胃の中で消化する必要がない唯一の食べ物であり、胃の中に何もない状態で食べれば消化器官に負担がかからない。
朝のエネルギーになるのは、朝食ではなく前日の昼から夜にかけて食べたものである。午前中はフルーツ(ジューズは含まない)だけを食べると効果的。
7.強靭さと耐久力を備えたゾウや水牛などの動物は、草からたんぱく質を摂取している。
人は、動物性食品が最良のたんぱく質源だと思い込まされているが、むしろ良質なたんぱく質はアミノ酸の形で食物性食品(バナナなど)に多く含まれている。
8.牛乳に多く含まれる動物性たんぱく質を摂取すればするほど、それを中和するために骨のカルシウムが使われ、骨粗鬆症が発生しやすくなる。
骨粗鬆症の発生率が高い国は、牛乳・乳製品の消費量が多い国(アメリカ、イギリス、スウェーデン、フィナランド等)である。
9.牛は草が土の中から吸い上げたカルシウムを摂取しているのだから人間もフルーツや野菜から土の中から吸い上げたカルシウムを摂取することができる。