あらすじ
全世界で1200万部突破の大ベストセラー!NY タイムズ40週連続ナンバー1の超ベストセラーを生んだ健康栄養学『ナチュラルダイエット』を携書化。
好きなだけ食べて健康でいられる方法とは!? 今すぐ実践できる「病気に無縁の食べ方」
・カロリーと肥満は無関係
・生命力のある水で、体の毒素を洗い流す
・肉料理とポテトの組み合わせこそ、胃痛の原因
・「朝食にフルーツ」を1週間続ければ驚くほど健康に
・肉食は本当に必要か
・バナナはステーキより良質なタンパク源
・牛乳、乳製品こそが骨粗しょう症を引き起こす
本書でご紹介する方法なら、スリムな体型を維持してエネルギッシュになると同時に、がんや心臓病、脳卒中などの悲惨な生活習慣病を予防することができ、いつまでも健康でいられるのです。
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Posted by ブクログ
■からだの力が目覚める食べ方
1.人体は、生命維持に必要な量のコレステロールを自分の肝臓で作り出す。
そのため食物から摂取したコレステロールは人体には役に立たず、むしろ有害である。
動物性食品に由来する過剰な脂肪とコレステロールは、動脈硬化の原因となる。
2.カロリーは熱量の単位であり、肥満とは関係ない。
3.体の中をきれいにすることができるのは、新鮮なフルーツと野菜に含まれている「生命力のある水」だけである。
この水を含む食べ物が占める割合を食事全体の70%程度までに引き上げれば健康は飛躍的に改善される。
4.たんぱく質食品と炭水化物食品を一緒に食べると、それぞれに必要な消化液が胃の中で混ざって中和してしまい、効率的に消化がしにくくなる。
その結果、疲労や眠気を感じやすくなる。たんぱく質食品と炭水化物食品を同時に食べるなら、どちらかを少なめにする。
5.消化は生命活動の中でももっとも大きなエネルギーを必要とするため、たくさん食べれば食べるほどエネルギーが奪われる結果になる。
6.フルーツは胃の中で消化する必要がない唯一の食べ物であり、胃の中に何もない状態で食べれば消化器官に負担がかからない。
朝のエネルギーになるのは、朝食ではなく前日の昼から夜にかけて食べたものである。午前中はフルーツ(ジューズは含まない)だけを食べると効果的。
7.強靭さと耐久力を備えたゾウや水牛などの動物は、草からたんぱく質を摂取している。
人は、動物性食品が最良のたんぱく質源だと思い込まされているが、むしろ良質なたんぱく質はアミノ酸の形で食物性食品(バナナなど)に多く含まれている。
8.牛乳に多く含まれる動物性たんぱく質を摂取すればするほど、それを中和するために骨のカルシウムが使われ、骨粗鬆症が発生しやすくなる。
骨粗鬆症の発生率が高い国は、牛乳・乳製品の消費量が多い国(アメリカ、イギリス、スウェーデン、フィナランド等)である。
9.牛は草が土の中から吸い上げたカルシウムを摂取しているのだから人間もフルーツや野菜から土の中から吸い上げたカルシウムを摂取することができる。
Posted by ブクログ
『フィット・フォー・ライフ』が世界的にヒットして、1200万部超えを果たした著者ハーヴィー・ダイアモンド氏が、読みやすいように、手に取りやすいように、要点をまとめるためになのか、二番煎じなのか、前作の縮小版ともいえる一冊だった。
内容はナチュラルハイジーンの考え方のもと、人間のもともとの主食である生きた水分を含有する果物と野菜を中心に摂取して、炭水化物とたんぱく質は、摂取してもいいが、同時には取らず、ダイエットというより本来人間に備わっている、健康な体に戻ろうという内容。
人間は歯の形を見てもわかるように、肉や魚を裂いて食べるような歯はもっていない。4本ある犬歯も糸切り歯程度。
同じ霊長類のゴリラを見ても、果物と植物を中心とした食事で、あれだけの力と肉体をもっているのだから、肉を食べないと力がつかないという考えも理屈に合わないことがわかる。
炭水化物とたんぱく質を同時に取らない理由は、炭水化物を消化するためには、酸性の消化液が必要で、たんぱく質を消化するためには、アルカリ性の消化液が必要になる。
同時にその二つが胃の中に入ると、酸性とアルカリ性の消化液により、胃の中は中性に、うまく消化されない炭水化物は発酵し、たんぱく質は胃の中で腐敗してしまう。
菜食主義になることを勧めてているのではなく、多くの野菜や果物を取りましょう。取るタイミングとしては、食後ではなく食前に、炭水化物とたんぱく質は同時に取ることは控えましょう。ということが書かれてある。
『フィット・フォー・ライフ』を拝読して以来、朝食をできるだフルーツにしているけど、それだけでも明らかに調子はよくなった!
書かれてある内容、全てを完璧にしようと思うと、ストレスが溜まったり楽しみがなくなりそうだけど、いいとこ取りで健康になれば言うことなし!
健康な体と精神で毎日を楽しもう♪