三田一郎のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
「理系目線で散るこの世界のあり方」系の本の中で、一番分かりやすかった
分かりやすくなるよう大事な所をカットしてる感じはするけど、そのおかげで凄く読みやすかった
まあそれでも後半 特に6章は、高校の物理基礎で躓いた自分にとって意味不明だった。
科学者が神を信じる理由としては、その理論が関係つで美しかったり、その理論が発生するには神のような存在が必要だからなのかな?
以下記憶の取っ掛り用箇条書き
・イザヤ書は聖書の写本とほぼ同じ内容だった
・ピタゴラス学派は地動説の始まり、10にこだわるあまり対地球を作った
・ローマ人は、ギリシャの文化をしいたげた
・ルターもコペルニクスを批判してた
・ガリレオのピザの斜塔は創作?
・ガリレオ「聖書と自然は共に神の言葉から」
・ニュートン「この模型は神が作った!」
・ファラデーが場の理論を電磁気学に
・マクスウェルがファラデーの理論を方程式に
・マクスウェル方程式は相対性理論と矛盾?光速は一定
・ルメートルがハップルより先に
・プランクが光を粒に
・ヤングは光を粒であり波とも
・ド・ブロイはスリット実験を
・ボーアは原子モデルの波長の波を整数倍と
・ハイゼンベルクが運動量と位置の不確定性
・パウリの排他原理で、同じ方向にスピンする電子はひとつだけと
・ディラックが反粒子を 真空とは
・アインシュタインとボーアの論争
・ホーキングと居時間宇宙 時間方向はマイナスだけど、虚数を入れたらプラスに? -
Posted by ブクログ
刺激的なタイトルに惹かれて読み始めたが、文系の私には少々手強かった。特にアインシュタイン以降の量子力学や宇宙論をめぐる現代の理論物理学に関する記述は非常に難しかった。正直私の頭脳では理解に及ばなかった。
しかし、本書の狙いはそれら理論の解説よりも、個々の科学者の「神」に対する考え方や向き合い方を捉えることにあるのだろうから、その点に関しては何とか理解が及んだかなと感じた。
よく言われる事だが「神」と「GOD」は違う。本書での「神」は当然キリスト教での「神」なのだが、そもそも日本人は唯一神の「GOD」を本質的なところで理解してないので、そこにも本書の理解を難しくしている一つのハードルがあるようにも思う。
また現代の理論物理学では、どうも一つのことの解決が見えても、また次の課題なり新たな仮説ができてキリがない状態らしい。人間が宇宙の全てを理解する時はこないとも言えそうだ。
個人的には科学者が「神」の存在を信じるのに何一つ不思議はないと思う。著者の言うように「科学者は自然に対して最も謙虚な人であるべき」と言う結論には大いに賛同する。 -
Posted by ブクログ
出発点として、神を信じたから科学が発展したのではと感じた。神の所業を知りたくて世の理を数値化したり数式に置き換えたり。
自然の法則に神を見るというのはなるほどなと。
途中からは文系には厳しい感があった。なんとかついていこうと思ったが、もう無理と投げ出したかった。
高校のころにもう少し勉強しておけば違ったのかな。
ただ、数式や理論はともかく、宇宙論がなんとなく色々とあるんだなとか、ビッグバンとか、文字で理解できる部分もありおもしろかった。
キリスト教の神について理解を進めるともう少し分かるのかなとも感じた。
総じて興味はありつつもなかなか理解が難しかったな。
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Posted by ブクログ
科学と宗教はしばしば対立的に論じられるのでこのタイトルがあるわけだ。著者も理論物理学者であり、キリスト教徒でもあるのでそういう問いに晒されるらしい。そう、科学と宗教は二項対立的でありながら、両立させる人は心の中では対立することはないようだ。昔サイモンシンの「宇宙創生」を読んだ時に、宇宙膨張説提唱のルメートルが神父でもあることに驚いた。当時の自分は完全無宗教的だったのでまさにタイトル通りの疑問を心に抱いたわけで、この本はとても興味深く読んだ。ガリレオなどの一般的に流布している内容の間違いというか盛られすぎな現実なども知られて面白い。でも期待に反して、著者がキリスト教だからか、やはりなんで神という設定がそれぞれの心中に必要なのかという部分は著者自身以外の心のうちは推測に過ぎず、また特に終盤のホーキングの宗教観の推測はあまり説得力を感じず、やや残念。
ちなみに私自身は基本的には無宗教。高1くらいまではミッション系だったし、礼拝は結構好きだったのでキリスト教に好感を持っていたが、聖書を絶対視する感覚についていけず離脱。科学者の端くれとしては色々と不思議なことに造物主の影を感じるのではなく、ここまですごい現象を作り上げる自然への畏敬の念は高まった。その感覚自体が宗教というのならそうなのかもだが、そこに神という存在をあてがうのは単なる利便でしかないよなと思う。ただ、子供を育てる中では神があると便利には違いない。道徳の理由に足りないところばかりの親の考えでは子供にとって十分なはずではなく、その意味で神なるもの、もしくはそれに近い存在を置くこと自体は子育てはコミュニティにとっては良いことかなと思うたりもする。
結局本書を読んでも科学者が神をどう捉えているかに答えはなく、敢えていえば折り合いの付け方は人それぞれだし、科学者といえど神があると安心できるのだなということはわかった。