渡部清二のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日経新聞を読んでいるが、もっと深く読みたいなあと思い、今回の本を読んで見た。
著者は野村證券で個人投資家への資産コンサルティングや機関投資家向けへ日本株セールスに携わってきた。その後、独立して複眼経済塾代表取締役社長に就任。
野村證券時代に所属していた部署で行われていた「日経新聞・読み合わせ会議」に参加したことが、今回の本へとつながっている。
対象記事は、すべての記事で、進行役の部員から当てられた部員は、記事に関して様々なツッコミが飛ぶ。
この経験から日経新聞を読んでいるつもりになって、内容が頭に入らない、そして日経新聞は当たる・当たらないの基準で読むのは、情報 -
Posted by ブクログ
1. 新聞を読んでいますが、自分に足りない視点が何なのを学ぶために読みました。
2.証券マンとして日経新聞や四季報を駆使して、お客さんと関わってきました。その自身の経験を本にし、日経新聞の読み方を基に、投資をする上での大切なポイントを説明してくれています。
3.「関連しそうなキーワードを繋いでいく」という考え方が欠落していることを学びました。今までは「これが起きたからこの業界」という短絡的な思考に陥っていました。しかし、この原料が切れたらどこまで影響が出てくるのかという視点を持たなければ、投資で儲けることはできません。投資で儲けるためには株価が低いうちに買うしかないので、本書で出てくるキー -
Posted by ブクログ
ネタバレ・景気の「気」は気分の気。気を読む
・世界→国内→業界の順に気を読む
・キーワード、数字、トレンド
・8つの漢字(1:年、2:初、3:最、4:新、5:発、6:転、7:脱、8:改)
・景気循環(1:チキン、2:ジュグラー、3:クズネッツ、4:コンドラチェフ、5:ヘゲモニー)
・業種を4つに分類。(1:増益転換、2:業績改善、3:業績鈍化、4:減益転換。1:経常利益が減益から増益に、2:前期から今期にかけて高まる、3:前期から今期にかけて低下、4:増益から減益に)
・景気動向指数を3つに分類。(1:先行、2:一致、3:遅行。1:数か月先に先行する。着工、受注、マーケット。2:現状。生産、出荷。3: -
Posted by ブクログ
著者は、テンバガー発掘記事でよく目にする渡部清二さん。題目の通り、テンバガー候補銘柄を選定するための簡潔な基準を4つ挙げて詳細に説明している。ソニーやRIZAPやトヨタなどの実際にテンバガー達成した銘柄をもとにした事例解説もわかりやすい。
1点期待と違ったのは、長時間かけてテンバガーになる銘柄を対象にしていること。業績を伴って株価が10年ぐらい掛けてじわじわ上げていく銘柄の見つけ方を解説していて、1年以内でテンバガーするような銘柄の見つけ方ではなかった。短期テンバガー銘柄の発掘にはこの本の「探し方」に別の「探し方」が必要そう。
===メモ===========
・注意して見ている気づきのポ