喜久屋めがねのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
・雨と雪の将来が決まるところが、とてもおもしろかったと思います。あんな一瞬で人生が決まってしまうんだな、と少し悲しく思いました。花に、オオカミの子どもができて、初めは心配で、でも最後にはとってもりっぱな大人やオオカミに育っていったので、花はすごいお母さんだなと思いました。
・13年の物語が、すごく感動しました。
・お父さんが死んでしまい、お母さんは、絶望とともに笑顔で生きていくお話です。感動しました。
・お母さんの「花」、雪の日に生まれた姉の「雪」、雨の日に生まれた弟の「雨」の三人家族には人に言えないひみつがあった。それは、二人の子どもたちのお父さんがおおかみおとこだということ。二人は半分人間 -
Posted by ブクログ
ネタバレ児童文学か?と言われるとちょっとちがうけど・・・一応このカテゴリで。
2012年にアニメ映画となった物語。つばさ文庫なのでルビ付き。
おおかみおとこと恋に落ちた花。お互い、天涯孤独の身だったが、貧乏ながらも寄り添うように暮らしはじめ、やがて二人の子どもに恵まれる。長女は雪、お転婆で好奇心旺盛。長男は雨。しかし、雨が生まれて間もなく、おおかみおとこの父は死んでしまう。
花は誰に頼るあてもなく、1歳半の雪と生まれたばかりの雨をかかえて、おおかみの血をひく二人を隠すように暮らす。
普段は人間と変わらない見た目の雨と雪だが、感情が高ぶると耳や尻尾が出てしまう。花は幼い二人を連れて、田舎へと引っ