TNSKのレビュー一覧

  • うちの師匠はしっぽがない(12)

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    まめだの大正落語ファンタジーも今巻でついに完結。

    まさに”集大成”というべきラストで読後感がべらぼうに気持ちいい。今までに出会ってきた人たちや味わった経験の全てを噺に落とし込み、狐の術すらも化かしてしまう”御神酒徳利”は見事だった。最後の最後に助けてくれたのが”父ちゃん”ってのがまた味わい深い。

    巨大な霊獣を呼び出せるほど成長したうえ、師匠をお姫様抱っこできるほど大きくなったまめだに感動しちゃうね。両親の愛、じいちゃんの想い、狸たちの祝儀、そして最後の手打ち締め……エピローグまで完璧な作品だった。アニメや絵柄で少しでも本作が気になったのなら、是非とも手に取ってみて欲しい。

    TNSK先生、

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    2026年07月16日
  • うちの師匠はしっぽがない(11)

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    中座に上がってからのまめだの色気が半端ない。

    髪を結ったことで印象が変わったのもあるが、以前のような無鉄砲さが消えて随分と大人びた女性に成長していた。そのくせ、人たらしの才覚は残したままだから、悪い男が寄り付かないか心配になる文狐師匠の気持ちも分かる。一人で寄席に立つだけでなく、文狐師匠のために代演をお願いしたり、そのお礼状を書いたり……いつの間にか、大人になっていたまめだの成長が本当に喜ばしい。

    だが、それと同時に師匠の元から巣立っていく日も近いのかなと感じて、一抹の寂しさもあったりする。次の最終巻で”大黒亭 まめだ”はどこまで成長するのか……めちゃくちゃ楽しみになってきた。

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    2026年07月16日
  • うちの師匠はしっぽがない(10)

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    地獄を巡ったまめだはともかく、圓雨もしららも月の都・月宮殿に拐かされたというのに肝が据わってて逞しい(笑)。彼女らが落語を学ぶ側から、少しずつ夢や憧憬をお客さんへ届ける側に成長しているのが分かってジーンときた。落語の世界に惹かれていくゴロゾーが何とも愛おしいね。

    最後には、師匠たちが助けに来てくれたし、問題解決まで秒読みかな……落語みたいな綺麗な幕引きを期待してる。

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    2026年07月16日
  • うちの師匠はしっぽがない(9)

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    やっぱり、この作品で描かれる”師弟愛”は美しくて好き。

    一二三師匠と三ん生が和解できて本当によかった。兄弟子である七五三が輪の中にいないのは残念だけど、いつの日か誤解が解けることを願っておこうかな……じゃないと、兄弟子だけが報われない。

    終盤から始まった新編は、今までの長編よりもファンタジー要素が濃そうで個人的にめっちゃ期待してる。新しい妖怪(?)の活躍が楽しみだね。

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    2026年07月15日
  • うちの師匠はしっぽがない(8)

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    ついに始まった新人演芸大会決勝戦。

    椿白團治の高潔な漢気としらら父ちゃんの粋な応援がカッコよかった。江戸の天才落語家・猩々亭 三ん生に喰われてしまった悔しさはあるものの、しららの意地が伝わってくる見事な”らくだ”で後味が心地良い。叶うのなら、生の声で聴いてみたかった。

    続くまめだの”遊山船”も自分の世界観を噺に落とし込んだ素晴らしい一席に仕上がっていたと思う。浅学ながら、いつか自分も噺家の顔が見えてくる噺を聞いてみたい。

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    2026年07月15日
  • うちの師匠はしっぽがない(7)

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    圓雨の嘘に付き合いつつ、越えちゃいけないラインできちんと弟子を踏み止まらせる圓紫師匠は流石だね。言葉は重いが、筋は通そうとしてるし、弟子の本音を汲んだうえで導こうとしてる。”この人のところで学びたい”という圓紫の気持ちが分かったかもしれない。

    新人演芸大会で登場した寿屋師弟の愛も好かった。弟子の思いやりとささやかな願いがこちらを泣かせにくる。八百山師匠は”名人”としてのプライドもあるのかもしれないけど、弟子の想いに気づいたのなら、これから頑張ってほしいね。

    まめだ&文狐師匠とはまた違った師弟の絆が垣間見えて、心がホッコリする1冊だった。

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    2026年07月15日
  • うちの師匠はしっぽがない(6)

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    今まで紡いでき縁がまめだのピンチを救うという激アツ展開に思わず泣いてしまった。

    しららやお菊さん(井戸の幽霊)が現世にいるまめだを支え、左衛門やお父さんが地獄にいるまめだを助ける……文鳥師匠と出会いから始まった地獄編(地獄八景亡者戯)は、人と人の繋がりを実感させてくれる場面が多くて、不思議なくらい心が幸せ。とくに左衛門と辰の門出は感動的すぎて何度でも読み返したくなるね。

    娘と別れるお父さんの表情も最高だったし、お父さんの想いに応える文狐師匠の決意も粋だった。何もかもが”美しい”の一言に尽きるベストエピソード。

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    2026年07月14日
  • うちの師匠はしっぽがない(5)

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    落語四天王による試練を乗り越え、ようやく文狐師匠のもとに帰ってこられたまめだ。『会えない時間が愛を育む(Absence makes the heart grow fonder.)』という諺があるように以前よりも師弟の絆は深まった気がする。

    今まで”まめだ⇒師匠”だったものが、”師匠⇒まめだ”に変わりつつあって尊かった。個人的には、まめだのために神様と戦おうとした姿が一番好きかな……まめだが圓紫師弟と仲の良さで張り合っているところも微笑ましかった。

    地獄に飛ばされてしまったがために、またしばらく師匠とお別れなのが残念。まめだが死者たちと関わっていく中でどう成長していくのか、どんなドラマが生み

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    2026年07月14日
  • うちの師匠はしっぽがない(4)

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    圓紫師匠も歌緑師匠も厳しさの中に愛があって好いね。落語と真摯に向き合うという姿勢がカッコよかった。最初こそ文狐師匠の弟子取りを訝しんでいたものの、何だかんだで認めてるのが無性に嬉しい。

    それと平兵衛に嵌められたにも関わらず、笑顔で「次は一緒に大笑いしよ!」と言えちゃうまめだが本当に良い子すぎる。文狐師匠はもちろん、文鳥師匠にとってもかけがえのない弟子になりそう……

    まめだが”大黒亭”の名を背負う日が楽しみになった。

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    2026年07月14日
  • うちの師匠はしっぽがない(3)

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    文狐師匠の可愛らしい一面が垣間見える第3巻。

    風邪で寝込む師匠、牛乳が飲めなくなってガッカリする師匠、まめだのいない夕餉にしょんぼりする師匠……どれもギャップがあって、とても好かった。個人的には、レコード録音で他の誰でもない”まめだ”のために芸を披露した瞬間が一番好きかな……師匠の中で弟子の存在が大きくなっているのがよく分かる。

    そして、破門されても”師匠に愛されている”と胸を張れちゃう弟子がこれまた愛おしい。まめだが落語四天王による修行を乗り越えて、また師匠とワチャワチャできる日を心待ちにしてる。

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    2026年07月14日
  • うちの師匠はしっぽがない(2)

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    まめだの”弟子力”というのかな……構ってあげたくなる魅力がとにかく凄い。

    前向きで明るい性格なのはもちろん、自分事でも他人事でも常に全力だから、自然と応援してあげたくなる。自分が師匠や先輩の立場だとすれば、もっと教えてあげたくなるタイプの弟子(後輩)。初めての前座で緊張する姿が愛おしくて堪らなかった。本人的に反省すべき点はたくさんあったのかもしれないけど、ずっとまめだを見ていた読者としては、真っ先に褒めてあげたいね。

    幽霊や神様でさえもまめだに惹かれてしまう理由が、何となく分かる気がする。

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    2026年07月13日
  • うちの師匠はしっぽがない(1)

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    人を化かしたい化け狸の”まめだ”が、人気落語家の大黒亭文狐(師匠)と出会い、落語の道を極めていくという大正落語ファンタジー。

    上方落語の魅力はさることながら、真っ直ぐで未熟な弟子と厳しくも愛のある師匠の”師弟モノ”として読んでみてもめちゃくちゃ面白い。個人的に和の雰囲気やレトロな世界観が大好きなのもあり、早々にハマってしまった。まめだが寄席に立つには、まだまだ実力不足かもしれないが、失敗を恐れずに挑んでいく姿はひたすらに愛おしいし、応援してあげたくなる。

    これからの成長がとても楽しみ。

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    2026年07月13日
  • とりまとります(1)

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    怪異モノがほんまに最近溢れてて、全部をチェック出来ないし何かもれているのではないかと焦りもある。
    『とりまとります』はTLに流れてきたのを読んで続き読みたくなり購入したわけだけど、ワタシの好きな怪異と都市伝説のミックス的な感じで超超好みでした。
    最初の訪問者のはなしも、首無しライダーのはなしも、良かった。
    やさしい子は大好き。
    過去とかもこれから描かれるんだろうなーって分かるけど、とにかく怪異を楽しみにしてる。

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    2026年03月08日
  • うちの師匠はしっぽがない(12)

    購入済み

    完結!

    最後まで笑って泣かされました!素晴らしかったです。まめだはもちろん、皆健気で可愛い!落語の奥深さも知れて本当に毎回楽しみな作品でした。

    #笑える #ほのぼの #感動する

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    2024年02月11日
  • うちの師匠はしっぽがない(11)

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    ネタバレ

     月宮殿星の都編も無事完結。真逆の左衛門狸の再登場に驚かされました。
     実際に地獄で愛する人を待ち続けていた左衛門だからこそ、「百年なんてあっという間」という言葉が出て、それが伝わったからこそ姫様も帝を待とうと思えたのだと思います。

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    2023年12月02日
  • うちの師匠はしっぽがない(6)

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    ネタバレ

    化け狸の力が弱まっているまめだが解決のためあの世へ行くお話の後半戦。
    化け狸のお姉さんやまめだのお父さん、文狐の師匠などまめだやその関係者が繋いだ縁や経験がまめだを支えて次に繋がる良い一巻でした。
    まめだが狸のお姉さんとその想い人のために落語を行うシーンでは泣いてしまった…。

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    2022年03月14日
  • うちの師匠はしっぽがない(1)

    購入済み

    落語漫画

    落語漫画は雲田はるこの作品でしっかりとした市民権を得ているが、この作品もいい味を出している。大正時代っぽい時代設定に 大阪の町 そして狐と狸の師弟という ファンダジー要素あふれるストーリー設定が大変に良い。絵柄もなかなか可愛らしい。残念ながら落語そのものの魅力を伝えるという点では、今一つのような気もする。

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    2022年03月09日
  • うちの師匠はしっぽがない(1)

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    一生懸命なまめだちゃん可愛い。
    文狐師匠も、「人を楽しませる」ことに真剣な様子がすごくかっこいい。
    まめだちゃんの成長だけじゃなくて文狐師匠も少しずつ態度を和らげていく様子が、この先人格面での変化や成長として描かれるのかなぁ。
    読んでると、寄席に行ってみたくなっちゃう!

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    2022年02月06日
  • うちの師匠はしっぽがない(4)

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    ネタバレ

    まめだの修行も後半。
    まめだの修行の話と絡めて文狐師匠の過去・先代との話も出てきてどんどんおもしろくなる。
    まめだの成長を通して文狐や周囲の成長も描かれてとてもおもしろかった。
    次巻で修行編は終わりなのかな?楽しみ。

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    2020年12月06日
  • うちの師匠はしっぽがない(1)

    ネタバレ 購入済み

    化かされても笑えれば良し

    狸が狐に弟子入して落語で人を化かす。古狸みたいな落語家が仰山いる中に豆狸が成長したようなのが一匹や二匹混ざっててもおかしくはないなんて、ついつい思ってしまうね。

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    2020年10月18日