TNSKのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
まめだの大正落語ファンタジーも今巻でついに完結。
まさに”集大成”というべきラストで読後感がべらぼうに気持ちいい。今までに出会ってきた人たちや味わった経験の全てを噺に落とし込み、狐の術すらも化かしてしまう”御神酒徳利”は見事だった。最後の最後に助けてくれたのが”父ちゃん”ってのがまた味わい深い。
巨大な霊獣を呼び出せるほど成長したうえ、師匠をお姫様抱っこできるほど大きくなったまめだに感動しちゃうね。両親の愛、じいちゃんの想い、狸たちの祝儀、そして最後の手打ち締め……エピローグまで完璧な作品だった。アニメや絵柄で少しでも本作が気になったのなら、是非とも手に取ってみて欲しい。
TNSK先生、 -
Posted by ブクログ
中座に上がってからのまめだの色気が半端ない。
髪を結ったことで印象が変わったのもあるが、以前のような無鉄砲さが消えて随分と大人びた女性に成長していた。そのくせ、人たらしの才覚は残したままだから、悪い男が寄り付かないか心配になる文狐師匠の気持ちも分かる。一人で寄席に立つだけでなく、文狐師匠のために代演をお願いしたり、そのお礼状を書いたり……いつの間にか、大人になっていたまめだの成長が本当に喜ばしい。
だが、それと同時に師匠の元から巣立っていく日も近いのかなと感じて、一抹の寂しさもあったりする。次の最終巻で”大黒亭 まめだ”はどこまで成長するのか……めちゃくちゃ楽しみになってきた。 -
Posted by ブクログ
圓雨の嘘に付き合いつつ、越えちゃいけないラインできちんと弟子を踏み止まらせる圓紫師匠は流石だね。言葉は重いが、筋は通そうとしてるし、弟子の本音を汲んだうえで導こうとしてる。”この人のところで学びたい”という圓紫の気持ちが分かったかもしれない。
新人演芸大会で登場した寿屋師弟の愛も好かった。弟子の思いやりとささやかな願いがこちらを泣かせにくる。八百山師匠は”名人”としてのプライドもあるのかもしれないけど、弟子の想いに気づいたのなら、これから頑張ってほしいね。
まめだ&文狐師匠とはまた違った師弟の絆が垣間見えて、心がホッコリする1冊だった。 -
Posted by ブクログ
落語四天王による試練を乗り越え、ようやく文狐師匠のもとに帰ってこられたまめだ。『会えない時間が愛を育む(Absence makes the heart grow fonder.)』という諺があるように以前よりも師弟の絆は深まった気がする。
今まで”まめだ⇒師匠”だったものが、”師匠⇒まめだ”に変わりつつあって尊かった。個人的には、まめだのために神様と戦おうとした姿が一番好きかな……まめだが圓紫師弟と仲の良さで張り合っているところも微笑ましかった。
地獄に飛ばされてしまったがために、またしばらく師匠とお別れなのが残念。まめだが死者たちと関わっていく中でどう成長していくのか、どんなドラマが生み -
購入済み
落語漫画
落語漫画は雲田はるこの作品でしっかりとした市民権を得ているが、この作品もいい味を出している。大正時代っぽい時代設定に 大阪の町 そして狐と狸の師弟という ファンダジー要素あふれるストーリー設定が大変に良い。絵柄もなかなか可愛らしい。残念ながら落語そのものの魅力を伝えるという点では、今一つのような気もする。
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ネタバレ 購入済み
化かされても笑えれば良し
狸が狐に弟子入して落語で人を化かす。古狸みたいな落語家が仰山いる中に豆狸が成長したようなのが一匹や二匹混ざっててもおかしくはないなんて、ついつい思ってしまうね。