櫻井公子のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
お片づけができない、どうしても遅刻しちゃう、仕事が終わらない…そんな自分が嫌いだけど、どうしても直らない…、そんなADHDタイプの人向けの本。
たとえば…
苦手なものはなるべく効率化してシステマティックに行い、パニックにならない。
家の片付けなど、やらなくても命にかかわらぬものは、余り気にしない、
でも少しずつ改善していけるように訓練する。
・・・そんな風に気持ちを切り替えて生きていくための、日常の具体的なことの取り組み方、考え方の指針が詰まった本です。
おなじようなタイプではない方には「ん?なんでできないの?」と思うような些細なこと。実はそんなに簡単じゃないんです。でもなんとかした -
Posted by ブクログ
レヴューというか、ただの感想。
片付けられない、時間守れない、天候に左右される、気分や調子の波が大きい、いつも無駄な力が入ってて疲れる、完璧にやろうとして全部嫌になる…ああ、これ自分だって思いながら読んだ。
桜井さんの書いてらっしゃる考え方や物事のやり方をもっと取り入れていこうと思ったし、今まで自分なりに工夫してきてたことがやっぱり有効だったんだって前向きな気持ちにもなれた。
ただ、診断ついてる訳じゃないのに、自分はADHDなんだーって思うようになってしまった面もあって、それは反省。言い訳にせず、この本の工夫も取り入れながら、社会性足りてないのはやっぱり努力していかないとなぁと思う。 -
Posted by ブクログ
珈琲を淹れながらのんびりと、2時間で読みました。
この本の冒頭「はじめに」で、ADHDはアメリカでは「脳の個性」や「脳の働き方のクセ」という風に呼ばれていると紹介されていました。「癖」と考えてみないかと提案されるとなんだか、ADHDというものがこれまでより取っ付きやすいものに感じました。食わず嫌いなものを、身近な人の助言で食べれるようになるあの感じと似ています。
以下この本は、あなたこんなことってなかった? → あ、それ、わたし! → じゃあこうしてみるなんてどう?という流れで進んでゆきます。
この本の救いは、あなたのせいかもしれないけれども、あなたのせいではないかもしれない、ということ -
Posted by ブクログ
ADHDについて非常にわかりやすく具体的に書いてある。どのように振る舞って世間になじめばいいのかも。
(゚ー゚*)。oO(これがADHDであるのなら私はひゃくぱーADHDだな)
体裁は女性向け。ネコのイラストがかわいくなんだかしゃれたエッセイのよう。ああ役に立ついい本だなーと思った。
が、「4 『自分』とも『他人』ともうまく付き合えない!」を読んでいて、だんだん眉間にしわがよってきた。なんだこの「あーしろこーしろ」の羅列は? ぶっちゃけふつーの世間様と折り合えるようにあそこもここも矯正しろってことかよっ しかもこの本周囲に自分を理解してもらうとか、助けを求めるとかいう視点がなくて、ADH