小林昌平のレビュー一覧
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〈学んだこと、印象に残ったこと〉
・時間を空間的に2次元のように捉え、「たくさん予定を埋める=充実している」と考えるのではなく、もっと自由に時間を使うことで濃密な時間を過ごすことができ、その時間が過去や未来にも繫がる4次元的な時間になることで、自分らしく過ごせる
・お金を得ることを目的にするのではな...続きを読むPosted by ブクログ -
現代人が持ちそうな悩みについて、古今東西の哲学者などの思想による解釈を紹介しています。
一つ一つのテーマについてはすごく短くしか説明がないのだけど、もし興味を持ったら、参考図書もそれぞれ紹介されています。
きっとその参考図書はとっても難解なのだろうけれど(^^;、この本の解説は、かなり噛み砕いて、...続きを読むPosted by ブクログ -
自己啓発本的テイストで数多くの哲学者の考えに触れている。さくっと読めて面白かった。さらっと書いてあるので原著を読んでみたくなるし、実際すべての章に推薦図書を載せてくれているのが親切。Posted by ブクログ
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哲学を知るだけで悩みのほとんどは解決できる。この本だけで充分なくらい。深掘りしたい場合はすれば良いし、哲学を知るキッカケになる。Posted by ブクログ
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ライトなタイトルなので、色々な相談を哲学のエッセイを使って回答するのかと思えば…。
基本はそうなのだが、質問に対して一人の哲学者の価値体系を用いて詳細に説明がなされていて、結構本格的な哲学の入門書になっている。
ライトに読むつもりだと予想が外れる。
それなりに読みごたえがあってよかった。Posted by ブクログ -
悩みをスッキリ解決してけれる訳では無いが、自分よりずっと頭が良い人々の考えや哲学者及び哲学について知るきっかけになった。デカルトやニーチェ、ダニエルカールマン等々について、彼等の書いた書物を読んでみたくなる。難しいんだろうな…Posted by ブクログ
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「忙しい。時間がない」、「自分を他人と比べて落ちこんでしまう」、「嫌いな上司がいる。上司とうまくいっていない」、「死ぬのが怖い」など、25の現代人の悩みについて、過去の哲学者が導き出した答えにふれることで、それらの日常の悩みを解決する糸口をみつけるとともに、哲学者がその答えに至ったプロセスをたどりな...続きを読むPosted by ブクログ
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他人の目が気になったり、死にたくなったり、不安になったり、人生にはあらゆる困難があるが、多くの哲学者は今この瞬間に着目している。細かい考え方は異なるが、共通しているのはマインドフルネスの考え方であった。
この本を読んで、今に集中したり、死を意識したりするようになり、前よりも不安が減った気がする。
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先達に学ぶ。
印象に残ったもの
アリストテレスの項だったかな
坂東玉三郎氏の言葉
遠くを見ない。明日だけを見る。
困難の分割→小さなゴールを積んでいく
など。たまに見返すと良さそうPosted by ブクログ -
哲学の本は初めてでしたが、読みやすい。一つ一つの悩みが身近なありふれたものなので、ついつい答えやヒントを得るためにページが進む。
哲学って小難しいイメージがあるけど、考え方を与えてくれるものなのね。他のことにも応用できそう。少しスッキリしました。Posted by ブクログ -
[読書]その悩み、哲学者がすでに答えを出しています 小林昌平(2018)
仕事
自意識・劣等感
人間関係
恋愛・結婚
死・病気
ワニ読。時系列に人物を追っていくのではなく、悩みを出発点にした哲学の本。
娯楽としての哲学はなく、生活に生かせる哲学。おもしろいしためになりました。
「古今東西の偉人...続きを読むPosted by ブクログ -
2021/05/30
世界史を復習した後に触れる哲学は、より一層おもしろい。
哲学者は、その時代や個人が持つ課題・悩みに立ち向かい、その解決のため思考をめぐらした人々である。彼らが、どのように問題を捉え、どこにボトルネックを見いだし、解決したかは今も尚活用可能なものが多い。
近年、哲学は心理学同...続きを読むPosted by ブクログ -
種々の悩みに対する答えを先人たちの哲学とからめて紹介してく形。
その哲学者の入門編のような形。
より深く知りたい場合の推薦図書も提示されていて、その多くを読みたくなってしまった。
注釈が長めで少し読み進めにくさあった。Posted by ブクログ -
東西様々な哲学者、僧侶の思想に少しずつ触れられる本著。項別にオススメの作品を提示する形で構成されており、さらに深く内容を知りたいという人にも取っ掛かりやすいと思います。 ふーん、と思うことから、なるほど!と思うことまで、色々な問題(悩み)に対して、こんな考え方がありますよと示してくれて、何だか心が落...続きを読むPosted by ブクログ
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著者の知識の量と論を結びつける力に、舌を巻く。
読みたい本がどんどん増えていく。
「古今東西の偉人にとっても私たちにとっても…生きているかぎり、その(悩みの)苦しみから逃れることはできません。」
人によってはつまらない悩みに思えるかもしれないが、本人はそれが重大なことでもあり、様々な人間が通った道か...続きを読むPosted by ブクログ -
【こんな時によめ】
哲学あんまり知らないからちょっと知りたいな、哲学を普段の日常生活に生かしたいってとき
【心に残った文章】
将来食べていけるかわからない:アリストテレス
「快楽は本来、『活動(エネルゲイア)』にほかならず、それ自身目的(テロス)なのである」
「エネルゲイア的な行為」とは「今、自分...続きを読むPosted by ブクログ -
世の中には一流のビジネスマンや経営者、作家などによって書かれた、人が抱く様々な悩み(例えばお金持ちになりたい、嫌いな上司がいる、やりたいことがないなど)に答える自己啓発書やビジネス書があるが、それらの悩みに対し歴史上の哲学者・思想家が答えるというコンセプトの本は本書だけであろう。一流の人たちが書いた...続きを読むPosted by ブクログ
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悩みに対して哲学者からの答えが参考として載ってる。哲学を読まないからよく分からん事多かった。知らない単語も多い。昔の人も色々考えてるんだなと。悩むところはみんな同じか。初めてには入りにくかった。Posted by ブクログ
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今自分が悩んでいる事は、自分だけでない、他の誰かも悩んでいる。そしてそれはすでに哲学者達が答えを出している。
悩みとは、考え方によってどうとでもなるんだと思いました。現状や事実は簡単には変えられないかもしれませんが、少なくともそれをどう捉えるかによって心は変わってくるものですね。Posted by ブクログ -
それぞれの悩みがばーんと1ページ黒バッグで書かれていて、その次に誰が解決するのか大きいイラストが書かれています。
その後に解説の文章があるのですが、太字がその人物のセリフと解説者のアピールしたい文章と一緒になっていて読みづらいです。
いっそ悩みを見て、解説後のその人物が出した回答を見て、しっくりくれ...続きを読むPosted by ブクログ