もくもくちゃんのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
たぶん、私はこの文字だけで読んでいたらちょっと興醒めしていたと思う。
綺麗に語られた言葉は、それを実感する人が読めば、「本当にそうだよね」「そうありたいよね」と共感している文章ばかりだけど、
例えば、優しさを感じたいけど、優しさの中に浸って生きられない人には、「そんな綺麗なことばかり語られても」「そう言っていられることは幸せだわー」と卑屈に思ってしまうかも。
もしくは、この言葉に共感することで、悲劇のヒロインのような、『あえて理解するふり』『あえて浸る』となるような感覚。
イラストがあることで、イラストメインに、
読むよりも『見る』で読むのがいいなと思いました。
イラストから感じてみ -
Posted by ブクログ
ネタバレ帯にも書いてあるように、優しい世界観の本ですね。
日々のあれやこれやで、いつのまにか冷えて固くなっていた心が柔らかくほぐされました。
大喜利のようにクスッと笑えるものが好きです。
『なでなでされたくて箱の中身はなんだろなクイズの箱の中身になるウサギ』
『優しい笑顔の練習をするライオンと気持ちがわかるワニ』
『集合写真撮影日に欠席した子のとなりにいつのまにか現れて一緒にうつってくれたアザラシ』
鉛筆と水彩色鉛筆で描かれたイラストもとてもいいです。
目にも優しい。
Twitterで110000人以上の人がフォローしている(注:当時)もくもくちゃんのヒトコマ漫画(?)の書籍化。 -
Posted by ブクログ
「ま、いっか」これ実践してみると結構いい感じ。
すぐに忘れるし些細なことに囚われてた自分がバカらしくなる。
今まで何かと理由を付けて休んでいたけど、何もしない休みもいいものだ。
目には見えない痛みだから自分しか気が付かないし、労われない。
自分のジャッジは加点方式で。これも大事。勝手に期待して落ち込んでたことが多いからこれからはいい所を探そう!
ついで叱りはよくやるな。階段でこけた→足が上がらないほど体力が落ちてる→体重が重くなったせいだ→運動をなまけている!といった具合でね。
思考を変えれば、転んだ時に目の前のリュックがクッションになったおかげで大怪我せずに済んだ→防災のリュックだったから -
Posted by ブクログ
頑張れない自分が嫌だな〜と思っていたときに見つけた本。
この本では読者を何度も何度も『頑張りやさん』と肯定してくれていて、今日に至るまで自分自身が許せなかった部分をあなたはよくやってるよと認めてくれるような本だった。
たしかに、嬉しい楽しいとかポジティブな感情は言葉にしていこうと思えるのにしんどいつらいとかネガティブな言葉は人には言ってはいけない、言っても分かってくれないと思っていた節がある。そうやって自分の気持ちを抑制して見ないふりをし続けたが故の大きなしんどいが今なのだと思うと、誰よりも自分の気持ちに耳を傾けるべき人間は自分自身なのだと気付かされる内容になっていた。
このような本を参