森村進のレビュー一覧

  • ハーバート・スペンサー コレクション

    Posted by ブクログ

    確かにハーバート・スペンサーは評判が悪い。私も実際には著書を読んでこなかったものの、キーワード「適者生存」に基づいて社会進化論を押し進めた思想家として、あちこちで批判的に論及されており、そのイメージはすこぶる悪い。
     そうした「読まず嫌い」はスペンサーに対する誤解によるものであり、彼は弱者への思いやりを常に持った自由主義者だった、とイメージを刷新するべく、訳者はこのアンソロジーを編んだのだという。
     だが巻頭に置いた文章が悪い。
    「政府の適性領域」(1843)はスペンサー若干23歳の若書きで、こんなものをこの紙幅の限られたアンソロジーに入れるべきではなかったと思う。
     これの最初の方で、「救貧

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    2018年09月17日
  • 「表現の自由」入門

    Posted by ブクログ

    読み直したさ:★☆☆
    バーリンの2つの自由、ミルの加害原理、ドゥオーキン、サンスティーン、レッシグまで。

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    2015年12月28日