森村進のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
日頃、幸福について考えることが多いので、題に興味を持ち、読んだ。
比較的最初の方で、自分は幸せを定義することについては興味がないことがわかってしまったが、せっかく途中まで読んだのだからと思い、読み続けた。途中、疲れている時に読んでいたからかもしれないが、言葉が頭をすり抜けてしまい、内容が頭に入ってこない状態が続き、苦痛に感じることもあったが、思考実験を多く用いていたことや、興味を持って読むことができた部分もあり(特に、最終章の幸福と時間についての記述は大変興味深かった)最後まで読めた。
本書を読んで、幸福を定義する様々な考えを知ることができた。また、幸福を正確に定義するのは難しいことなのだとわ -
Posted by ブクログ
確かにハーバート・スペンサーは評判が悪い。私も実際には著書を読んでこなかったものの、キーワード「適者生存」に基づいて社会進化論を押し進めた思想家として、あちこちで批判的に論及されており、そのイメージはすこぶる悪い。
そうした「読まず嫌い」はスペンサーに対する誤解によるものであり、彼は弱者への思いやりを常に持った自由主義者だった、とイメージを刷新するべく、訳者はこのアンソロジーを編んだのだという。
だが巻頭に置いた文章が悪い。
「政府の適性領域」(1843)はスペンサー若干23歳の若書きで、こんなものをこの紙幅の限られたアンソロジーに入れるべきではなかったと思う。
これの最初の方で、「救貧