渋川よしきのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
誰かからいただいた10年前に発行された第1版を最近になって読み始めた。10 章まで読み進めたところで、内容が古くなってることに気づき、この「改訂2版」を購入。去年の終わりに出版されていたようで、良いタイミングだと思った。
11章の TDD から読み始めて、最後までざっと読破した。
最後のデザインパターンの章は、GoFとか結城先生の本を読んだりしたことがないと、よく分からないかも。
他の言語などで開発経験がある人がPythonの入門書を読んだ後には、なるべく早めに手に取る価値があると思う。
Pythonだとこんな風にやればいいのねってことがたくさん書いてある。 -
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Posted by ブクログ
SEでもないしIT業界でもないが、社会人の勉強法として参考になりそうなので購入。
「家庭を持っている人」の視点はありそうでなかったと思う。
・対象は変わっても勉強自体は続けること
・本選びの戦略は、自分なりに解釈し直す
・翻訳を公開してみる
・会社は放っておくと保守的になる
・勉強会情報を探す(アラフォーでも受け入れてくれるのか?)
・年下に教わる
・エマジェネティックス
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(目次)
はじめに
本書のゴール
本書の構成
第1章. つまみぐい勉強法
つまみぐい勉強法とは何か?
つまみぐい勉強法・三つの価値
口に合わなければやめてもいい
勉強がうまくいかなくても悩む必要 -
Posted by ブクログ
IT技術者が楽しく継続的に勉強をする方法について、著者らの経験をもとにまとめられている本です。IT技術者達が技術書を読んだり勉強会に参加するというスタイルと、その文化背景を知るのにうってつけです。
「勉強会?Connpass?Slideshare?なんですかそれ?」
「SNS?ブログ?やらないですねー」
「月一冊も読めませんよ」
という新米技術者層に良く効くと思います。
既に勉強を始めているが思うように進められなかったり飽きてしまったりする方にもおすすめです。私はたまに読み返すことがあります。
また、昨今の勉強会やSNSなどをよく知らない、教育をする立場にいる中堅・熟練技術者層が、文化を -
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楽しく勉強を続けるためのヒントとして、自分での学習のしかた、その継続のしかたと、勉強会に行こう!、ということが書かれている。
自分での学習のしかたについては、飽きたら対象は変わっても全然いいから、とにかく勉強自体を続けていこうっていう話。継続自体が大事だから自分にとって続けやすい形ならなんだっていいというのも同意だし、なんだかんだ言って自分もちゃんと勉強しつづけてんなと思って少し自信になった。
勉強会に行かねば!という意識があまり強く無かったので、このへんがすごく参考になった。あんまり新しい人に会うのが得意なほうではないので(そういう場に行きたいってときも逆にあるけど)、少し憂鬱に捉えてし -
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ネタバレ先日の技術広場.netで、紹介していただいた本。普通の勉強法の本とは毛色が違っていて面白かった。
以下、引用
「つまみぐい勉強法」は、次の3つの価値から構成されています。
・えいやで、すぐ始める
・ほかの勉強へすばやくスイッチする
・対象は変わっても、勉強自体は続ける
小さいゴールに全力投球し続けるのではなく、自分が楽しそうだな、と思うものを「つまみぐい」することで、高いモチベーションを維持します。いつの間にか自分の技術の引き出しがどんどん増え、日々の仕事もすこしずつラクになり、いつの間にかに自分の目標も見える、そんな勉強法です。
以上、引用終了
前書きからの引用に書いてあるとおり、 -
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Posted by ブクログ
【情報の発信】
工業化社会から情報化社会、知識社会と進んでくると、どのように作るかではなく、情報を生み出す人に価値の比重が移ってくる。
【知識の源泉を定点観測】
知識を生み出す人をウォッチし続けると、質の高い情報を得ることができます。
【事実と判断の区別】
事実は、誰が受け取っても同じ情報。判断は人の感想なので、人によって内容が異なる可能性がある。
【Memo】
【自分で仕事の枠を決める】
仕事のゴールは自分がしたい仕事を自ら作り出し、仕事として実現すること。
【ブレイクダウン思考】
重要度が高いのに行動に移せない仕事があったら、簡単な仕事に分解して個別に対処する。
【知識を広げて -
Posted by ブクログ
勉強会つながりで近しいところにいるらしい渋川さん(面識はない…)の著書。
IT業界で生き続けるためには勉強が必要で、どのようにしたら楽しく勉強できるか?にフォーカスした書籍。勉強の方法、勉強会主催のコツ、参加方法などなど「勉強にまつわるちょっと変わった話」が書かれている。
このような書籍はこれまで存在しなかったので、面白い試みだと思う。自分自身が勉強会の中の人なので新鮮味は無かったのだけど、IT業界でこれから勉強したい、どうやって勉強したらよいか解らない人にオススメ。
ちなみにアンケートに協力してくださった方々にぼくの名前も載っています。