井田典子のレビュー一覧
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たまたま手に取った一冊でしたが、大当たり… 魔窟のような部屋、荷物の谷間を縫って住人が暮らす、など歯に衣着せぬ率直で全うな表現がグサグサと私の心にささり、まさに私のことだ〜っ!と居ても立っても居られずに寝室、リビングの戸棚、玄関、と片付けしてしまいました。
それがまた、清々しいこと!
片付けってもっと疲れるものだったのに、捨てる疲労ではなく収まるだけを選ぶ、使ってないならいらない、とシンプルな物言いに背中を押されて、なぜだか作業が進むにつれて脳みそが片付いて元気に。個人的には1個ずつときめきを感じるか精査するのに辟易してしまう派だったので、合っていたのかも。
戸棚や押し入れは、普段使わな -
Posted by ブクログ
「だわへし」で有名な著者。
だ=出す
わ=分ける
へ=減らす
し=しまう
生活のアイデアがカラー写真と共にたくさん載せられていた。
モノよ全てが先鋭ばかりで、このように暮らしたいと思った。
60代以降の暮らし方なども参考になることばかりで何度も見返したく、手元に置いておきたい内容だった。
・60代からは「時間」「お金」「モノ」を握りしめない
いつまでに何をやるか、という区切りの設定
場所を決めて必要な分だけ入れる
それ以外は何をしてやいい自由
・カプセルシートの作成(これはとても有効!)
・「枠」を決める
・野菜はペットボトルに
・布団はスーツケースへ
・自分と家族のために最低限のメイク
眉 -
Posted by ブクログ
スーパー主婦、井田典子さんの本は、何冊か読んできました。
どの本も共感が多くありましたが、今回は今までで一番ストンと胸に落ちました。
雑誌『婦人の友』の羽仁もと子さんの『時間のつかいかたは、命の使い方』という言葉は、まさにその通り、と思いました。
私自身も家事が苦手ですが、取り残しておくと、後々が大変になるなら、今、数分で出来ることでもしておくと、未来の自分への貯金になるのかな、と感じました。
井田さんの生活のなんと豊かなことか。
考え方をポジティブにシフトされているのが良いです。
自分も、思い立ったら、と、夕食のついでに、その食材の一部で明日のお弁当のおかず1品作りました。
明日、何から -
Posted by ブクログ
今まで読んできた片づけ本の中では、
私的にはかなりしっくりきた!
片づけやモノを通して受ける心の動きや、
今後、40代50代となった時の心構えなど、
単なる整理術だけを並べた本ではないのが◎。
印象に残ったのは、住まいの居心地を
ヨガの呼吸を例えにした表現。
「沢山のモノを吸い込んだ家は過呼吸の状態。
ストックや不用品を抱え込んだ家は、
吐き出せず苦しい。
吸う(入れる)ことよりも吐き出す(使い切る・出す)
ことを重視して暮らす。」
とても分かりやすい表現だった☻
以下、備忘録。
▪️片付けとはただの作業ではなく、幸せな未来への準備と思えば良い。今日と明日の自分に心地良さをプレゼント