今枝由郎のレビュー一覧

  • ブッダが説いた幸せな生き方

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    現代日本人にもわかりやすい言葉でブッダの教えについて書かれている。
    わかりやすい言葉にすると、本質的なことに集中する、苦しみの原因を分析して根本から対処する、過度な苦行は有効ではないなど、想像していたより現実的というかビジネス書に書いてありそうな内容だと感じた(ビジネス書が仏教の影響を受けている)

    現代の仏教はブッダの教えを誤って理解している。

    人間は自分が一番大切→他の人も同じ→自分と同じように他の人のことも大切にする

    死を避けることはできない→その事実をありのまま受け入れる

    死や病などの苦しみ=第一の矢
    第一の矢を受けて取り乱し悲しみ混迷すること=第二の矢
    →第一の矢は避けられない

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    2025年03月20日
  • ブッダが説いた幸せな生き方

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    本来の仏教というものを知ることができる。
    普段接してきた仏教との差分を知ることは面白い。
    今後の生き方の参考になる。

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    2025年01月10日
  • スッタニパータ~ブッダの言葉~

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    キリストと同じく、無一物から始める。
    これが一番難しいです。
    在家で修行するために、五つの戒は頑張ればできそう。
    八斎戒は難しい。
    出来ることから実践しよう!
    無上の清らかな境地に達せるよう、日々の修行に励み努めようと、云々。
    『方丈記』『歎異抄』『スッタニパータ』の流れで、友達とお寺さんで写経初体験。良い経験でしたが、家で実践は。。なかなか難しい!
    継続して楽しまなければと、云々。

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    2023年07月24日
  • スッタニパータ~ブッダの言葉~

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    ゴータマブッダは、実践の人だったため、自分もできることから修行を始め、仏陀と一心同体になることを願うことにした。
    マインドフルネスにより無になることで、一心同体となる。断捨離、写経、阿字観瞑想、音楽、読書、散歩。
    修行自体は、ゴータマブッダも難しいと言っている。特に在家信者には難しいので、簡単に実践できる五つの戒がある。お酒を飲まない、の約束はできそうにない。

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    2023年07月23日
  • ダライ・ラマ六世恋愛詩集

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    自由を求めるダライ・ラマ六世ツァンヤン・ギャンツォが書いたとされる詩集。社会的、国家的な圧力が強い現代にこのような美しい詩集が出版されたのは感慨深い。ヘルマンヘッセの「シッダールタ」を思わせる詩に心が打たれる。

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    2023年04月08日
  • スッタニパータ~ブッダの言葉~

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    ・穏やかに過ごすためのtips集という感じ。各編がかなり短くて、すきま時間に読み終えやすいのがうれしい。
    ・訳、ものすごく読みやすい。
    ・比喩表現がかっこよすぎる。「犀の一角のようにただ独りで歩め」とか。
    ・「目覚めた人」の身体的特徴、「舌で顔を隠せる」とか意味不明で笑う。

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    2022年09月19日
  • ブッダが説いた幸せな生き方

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    2回読んだ。仏教の教えについて、腑に落ちたと言うか、目から鱗というか。
    執着から苦が始まる。我から苦が始まる。それはよく分かったが、実行するのは難しいな。自分にも家族にも執着してるし、お金も欲しい。
    牛が荷台を引くように、生き方と起こることは繋がっている。中庸であること。安定した心で今をいきること。それを目指すしかない。

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    2021年10月24日
  • 仏教の歴史 いかにして世界宗教となったか

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    大学時代に仏教について学んでいたので、自分的には学び直しのような価値づけをしながら読み進めました。なので、内容については既習内容の確認の範囲でしたが、平易な文章で分かりやすく書かれていると感じました。仏教(仏教史)の入門書としては、お勧めだと思いました。星4にしましたが、正確にいえば3.5かな。

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    2025年01月30日
  • ダンマパダ~ブッダ 真理の言葉~

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    ・こんなに読みやすい文体で経典を出版してくれる光文社古典新訳文庫に感謝...。
    ・想像以上に短くて、ブッダの思想がさくっと読める。
    ・先に光文社古典新訳文庫から出てた『スッタニパータ』と比べてると、例え話とか会話とかがほぼなくて、「教え」に焦点が絞られてる印象。
    ・原文だと韻を踏んでるってこともあって、黙読よりは音読に向いてる文章な気がした。

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    2024年12月01日
  • ブッダが説いた幸せな生き方

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    ブッダの考えの軸がよくわかる本。
    ブッダは苦しみから解放された安定した幸福を得る方法を考えぬき、その答えを得た。
    渇望や嫌悪を抱くことが苦しみの本質的な原因であり、それはさらに言うと「我」という不変の存在があるという誤解に根差しているとした。世界はすべてがつながり合う縁起のシステムになっており、あらゆるものが変化せずにはいられない無常のものであるということを理解することで、「我」という存在を意識することなく、渇望や執着から解き放たれ、真に持続的な安定と幸福を得られると説いた。
    そして、物質的充実も敢えて忌避せずさりとて執着せず、家族や朋友の情も敢えて忌避せずさりとて執着せず、すべてに対して慈し

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    2024年06月27日
  • 仏教の歴史 いかにして世界宗教となったか

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    仏教の歴史という題名通りの本。

    元々の教えがどのように進化しつつ、世界に広まっていく中でどう変化していったかという話しで、各章ごとのトピックで1冊の本になるような話しをまとめていくわけだから、当然、かなりざっくりとした話しになっている。

    が、それでも全体を俯瞰するということはとても大切なことで、なかなか「仏教国」の日本では、こういう視点で本を書くことはできないだろうなと思った。

    という視点があって、初めて日本における仏教とはなんだろうという問いを考え始めることができる気がした。

    そういう意味で素晴らしい入門書。

    でもやっぱ大雑把な感じは残る。これを入門とすると、もう一冊、ここから中級

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    2024年01月24日
  • ブッダが説いた幸せな生き方

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    ブッダの説いたことについて分かりやすく書かれていてなかなか面白かった。
    自分の欲を抑えて他人の幸せを心から喜ぶ事が出来れば苦痛は生まれない。世界も皆も平和になる。
    理論的には正しいけどなかなか難しいね。
    毎日毎日snsとか広告で、美人や高身長、金持ち達を見せつけられ、嫉妬せずにいる事が出来るのだろうか?
    もし頑張って修行して嫉妬しない事が出来たとしても、それは自分にとってルサンチマンから生じるものにしかならないように感じる。
    ブッダは偉大だと思う。

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    2023年06月14日
  • スッタニパータ~ブッダの言葉~

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    「「犀の一角のようにただ独りで歩め」が読みたかった。
    お経の中でも古典に属するとのことであったが、夢物語のお経でなく、仏陀発言集、1文1文区切ってあり、日本語として読みやすい。
    どの様な思想をもち、こんな事弟子と会話したり、バラモンに言ったり、その当時の社会における仏陀のなり立ち、ストーリー、仏陀の思いを学べる気がする。

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    2022年12月10日
  • ブッダが説いた幸せな生き方

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    ブッダはみんなに平穏な心になる方法(悟り)をプレゼントして、実際に当時は手にできた人も多かったのに、後世の人が「ニルヴァーナは簡単に手に入らない」とそれを否定するのは失礼ではないかと、こういう本を読む度に思います。

    在家の人でさえ悟りを得られて幸せに暮らすことができた当時と、ホントに何が違うのか?不思議ですね

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    2022年02月28日
  • ブッダが説いた幸せな生き方

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    ブッダと仏教の本。
    基本的にはブッダの教えについて書かれている。新しいところでは、シッダールタの生涯で、よくわかっていない16歳から29歳に出家するまでの間に、もしかしたらヒンドゥ以外の世界を知っていた可能性があるということだ。
    また、西欧で近代に入って仏教が著名人に与えた影響などについても触れられている。
    入門編として、わかりやすいかもしれない。ブータンについては、国内でも葛藤があるようなので、今後を注目していきたい。

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    2021年08月12日
  • ブッダが説いた幸せな生き方

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     最近のマイブームは仏教。といっても、〇〇宗とかではなく、ブッダが語った原始仏教です。オリジナルなブッダの考えには宗教色はなく、ほとんど哲学に近いと言えるのではないでしょうか(その後、宗教色を伴って日本に入ってきた)。思うようにならない「苦」を軸に書かれることが多いと思いますが、本書はどう幸せになるかを書いた本。また、一番記述の長い第3章ではブッダの生涯も語られ、岩波新書にしてはとても平易で入門編としてもお薦めと思いました。

     著者はブータン在住で、ブータンの事情についても触れています。虎(中国)と象(インド)にはさまれた蚊のような国であり、常に危機感をもちながらも尊敬される国である点は、米

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    2021年07月11日
  • 仏教の歴史 いかにして世界宗教となったか

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    噛み砕いた内容で仏教の歴史を語っているというよりは、学術的な内容であった。
    そのためやや読みにくい文章ではあったが、各国への仏教の広がり方、捉え方や考え方の違いを満遍なく説明してくれていた。
    仏教や仏教の歴史を知るうえで最初の一書というものではないが、ある程度ベースの知識があれば、全体像は掴めそうと感じた。

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    2025年01月12日
  • ダンマパダ~ブッダ 真理の言葉~

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    今枝由郎さんの『スッタニパータ』が良かったので読んでみました。個人的にはOSHOのダンマパダの方がおすすめです。

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    2024年12月13日
  • スッタニパータ~ブッダの言葉~

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    行住坐臥

    この訳者は「分かりやすい言葉を使う」という、ただそれだけを言ってるのに
    ここで、こんな言葉使うなんて、笑った。
    わざわざ、ふりがなまで、ふってあるし。

    もっと分かりやすい日本語を使えよ。


    401
    ニーチェは
    スッタニパータの、最初の英訳が出版された翌年の1875年、31歳のとき
    友人に宛てた手紙の中で、このスッタニパータについて言及している。

    ニーチェは『スッタニパータ』から多くを学んだ。

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    2023年11月24日
  • ブッダが説いた幸せな生き方

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    苦しみ、縁起、無常、無我、三毒、執着、苦しみの消滅、ニルヴァーナ、八正道、シャマタ、ヴィパッサナー、五戒など基本的なことが幅広く語られています。

    初心者、入門者向け。

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    2023年07月19日