吉村武彦のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
歴史上好きな人物は?と聞かれたら、藤原不比等、天武天皇、聖徳太子、千利休、と言うのだけど、それにしては蘇我一族のことはいつも気になるんですよね。
利休なんかよりも定期的に蘇我一族の本の方が読みたくなるのです。
この本は古代史好きな方のレビューを読んで興味を持ち、積読リストに入れていたものです。
でも、全体的には巷で言われてる王道の意見そのままで、意外な主張はあまりなくちょっと肩透かしな感じでした。
例えば、入鹿が上宮王家を滅ぼし自ら天皇になろうとしていた、とか、蝦夷は冠位を息子に与えた、これは明らかに天皇大権の侵害だ、とかね。こんな感じで専横が過ぎた為蘇我氏本宗家は皇族によって打倒 -
Posted by ブクログ
ネタバレ古代の女帝にどうしても惹かれてしまう私です。。
本書では古代に即位した6人(重祚含め8代)の女性天皇について、その即位に至る経緯と背景を探っています。
女帝は、皇統の母を持つ皇子がいないなどの資質に問題がある場合や、いても若い皇子(30歳以下)しかいないときの王統の中継ぎ的存在で、古代はまだ天皇の権力と地位が安定していなかったために存在した、(よって国情が安定した後は幼帝が即位できるようになり、女帝が現れなくなった)また、天武・持統系の皇統を守るためにも女帝は不可欠だった(だから天智系の光仁に皇統が替わってからは女帝は現れない)というようなことが書かれていました。
印象に残ったことは