RobertC.Martinのレビュー一覧
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Posted by ブクログ
Clean Architecture 達人に学ぶソフトウェアの構造と設計
Robert C. Martin氏の著書です。
Cleanシリーズの三冊目になります。
今回は、ソフトウェアアーキテクチャにフォーカスされた内容になっています。
ソフトウェアアーキテクチャとは、結局のところ設計と同じであること。
アーキテクチャは、「振る舞い」「構造」の2つの価値があり、後者により価値が高いこと。
それらを実現するための戦略と考え方が書かれています。
後半にでてくるクリーンアーキテクチャの図は有名ですね。
【本書で学べること・考えること】
- アーキテクチャとは
- プログラムのパラダイム
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Clean Craftsmanship
プログラマーのRobert C.Martin氏の著書です。
倍増する経験の浅いプログラマーに向け、プロのプログラマーが持つべき規律、基準、倫理とは、何であるかを解説した本になります。
【本書で学べること・考えること】
- 規律
XP(Extreme Programming)プラクティスの「サークルオブライフ」から、技術に関する以下の5つのプラクティスをベースに解説しています。
- テスト駆動開発
- リファクタリング
- シンプルな設計
- 協力的プログラミング
- 受け入れテスト
- 基準
基準とはベースラインとなる「 -
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Clean Code アジャイルソフトウェア達人の技
プログラマーのRobert C.Martin氏の著書です。
Javaを例にして、プログラムを書くときの心構え、注意点、アンチパターン、リファクタリングのやり方などを解説した本になります。
リーダブルコードより、レベルの高い話しが書かれています。
【本書で学べること・考えること】
- クリーンコードとは何か
- 意味ある名前とは
- 関数のあるべき姿
- コメントのあるべき姿
- 書式化のメリット
- オブジェクトとデータ構造
- エラー処理
- 境界
- 単体テスト
- クラス
- システム
- 創発
- 同時並行性
- においと経験 -
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Clean Agile 基本に立ち戻れ
プログラマーのRobertC.Martin氏の著書です。
アジャイル宣言以後、プログラミングの世界で定着したアジャイルですが、広がるにつれ誤解も一緒に広がっています。
アジャイルとは何なのかを、基本に戻って確認するための一冊です。
【本書で学べること・考えること】
- アジャイルの歴史(アジャイル宣言)
- アジャイル概要
- サークルオブライフ(XP)
- 顧客、開発者の権利
- ビジネスプラクティス
- チームプラクティス
- テクニカルプラクティス
- アジャイルの価値基準
- 大規模アジャイル
- クラフトマンシップ
読んでみての感想 -
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Posted by ブクログ
ネタバレアジャイルは経験したことがないが、もし経験した時にはこの本をもう一度読み返して、アジャイルの本質は忘れずに取り組んでいきたい。
アジャイルと一緒によくでてくるXPやTDD等、本書の言葉でいえばメソドロジーにこだわるのではなく、そのメソドロジーで叶えたいとしているイデオロギーを見据えることが大事であるというのは、見失わないようにしたい…。
本書ででてくるプラクティスも、いずれはよりよいプラクティスに代替され、マニフェストも塗り替えられていくのかもしれない。
アジャイルだけに限らず、ソフトウェアの開発手法の本質について考えさせられる内容でした。
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Posted by ブクログ
「アーキテクチャ」って何?という質問に説明できる人はどれだけいるでしょうか?
他に、「単一責任の原則」という、「一つのモジュール(ソース)は一つの責任者にすべき」という原則が書かれているのですが、この原則について、誰か教えてくれた人はいるでしょうか?
(実際、私は、この原則をわかっていたつもりですが、重要さを意識できておらず、業務上痛い経験があったため、この本の価値がわかりました)
要は、アーキテクチャを理解して、教えてくれる人は、なかなか周りにはいないと思います。
そのような貴重な情報を教えてくれるのがこの本だと思いました。(と言いつつ、私は、2回ぐらい読みましたが、まだまだ理解できてい -
Posted by ブクログ
第4部までと第5部以降で大きく感想が変わる本。
第4部まで(全体の半分弱)は以降の議論のための土台を用意するためにプログラミングパラダイムや SOLID 原則などが解説される。ここは概論がよくまとまっていて、読んでいて楽しい。
ただし、親切丁寧な解説というわけではないので紹介されるそれぞれの概念を初めて知る人向けというよりは、多少なりとも知っている人がよりクリアに理解するための文章という気がする。
第5部以降がこの本の主な主張かと思われるが、ここからは結構癖が強い。
有用な記述もあるものの、全体的な印象としては「理屈はわかるが、それは現実的か……?」と感じるものが多かった。
(あと、読んで -
Posted by ブクログ
最初は読みにくいなぁと思っていた。
ただ、「2章の「ノー」と言う」につい食いつきました。
プロフェッショナルというのはどういうことか?という話なのですが、自分も含め、どれだけプロではないことをしていたのかと反省しました。
責任を持って、出来ないことを言うことが大事であること、コミュニケーションをとって、相手が何を望んでいるかを把握すること。その望みをかなえる為に、別の提案で出来ないかを考えること。
その他、プロが見積もりを立てる時、予定完了時間と分散を使った確立的な見積もりを提出することが多い。不確実性があるから、当たり前のことですね。
今まで、やってみますと言って、残業して必死に対応し -
Posted by ブクログ
コード片と文章で説明されているので、ある程度プログラマとしての経験がないと理解は難しいだろうなという印象。
デザインパターンが前提知識になっているんですが、あんな23個も覚える必要なかったな、、と遠い目で思います。
JJUGで聞いたクリーンアーキテクチャの実践は、やっぱり面倒だと思うし、規模にもよるけど、保守性を担保するのにここまでやる必要あるのかなと、やや懐疑的。
とりあえずコードは書けるようになったけど、きれいに書くにはどうしたら良いか迷ってる人にはオススメかも。
以下、気になったところの引用。
p34 ソフトウェアアーキテクチャの目的は、求められるシステムを構築・保守するために必要な -
Posted by ブクログ
印象に残ったことメモ
- ソフトウェアアーキテクチャの目的は、「求められるシステムを構築、保守するために必要な人材を最小限に抑えること」である。
- 設計の品質は労力で計測できる。必要な労力が少なく、ライフタイム全体で低く保たれているならば、その設計は優れている。逆に、リリースごとに労力が増えるなら、その設計は優れていない。
- 崩壊したコードを書く方がクリーンなコードを書くより常に遅い。よくある、「あとでクリーンにすればいいよ。先に市場に出さなければ」これは、リリースごとの負担が増えていき、開発スピードが鈍化していき、先にクリーンにしているコードよりも後に市場に出る結果となることが経験