書いているコードが変わらないのだから、どんな種類のシステムでもソフトウェアアーキテクチャのルールは同じ。ソフトウェアアーキテクチャのルールとは、プログラムの構成要素をどのように組み立てるかのルールである。構成要素は普遍的で変わらないのだから、それらを組み立てるルールもまた、普遍的で変わらないのである。(本書「序文」より)
Posted by ブクログ 2020年03月08日
みんな大好きボブおじさんの本。
おじさんの苦労話とそこから得られた様々なソフトウェアアーキテクチャに関する知見を教えてもらえる素敵なお話。
「ソフトウェアって変更できるからソフトウェアだよね」とか「XXXXは詳細」とかは名言だと思う。
ソフトウェア作ってる人はとりあえず読んでおいた方がいいんじゃない...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年02月29日
設計・アーキテクティングについて書かれた良書。他にアーキテクチャの本を余り読んでいないので比較対象が少ないが、何度も読んで身に着けよう、と思わせる本だった。
自分が理解できる事例に当てはめたり、実際にOOPしてみないと消化しきれないのだろうなぁ。
描かれている事例ではスッキリとはわからない感じ。そ...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年02月14日
あの有名なアーキテクチャの図ばかりが取り上げられるがデータベースやWebといった「詳細」に依存しないようにビジネスロジックを再利用可能にし、ソフトウェアをソフトに保つアーキテクチャ設計が書かれた本。DDDと実装として使われることがあるけど、この本の中ではDDDという言葉は一度も使われてなくて意外だっ...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月16日
「アーキテクチャ」って何?という質問に説明できる人はどれだけいるでしょうか?
他に、「単一責任の原則」という、「一つのモジュール(ソース)は一つの責任者にすべき」という原則が書かれているのですが、この原則について、誰か教えてくれた人はいるでしょうか?
(実際、私は、この原則をわかっていたつもりです...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年05月09日
第4部までと第5部以降で大きく感想が変わる本。
第4部まで(全体の半分弱)は以降の議論のための土台を用意するためにプログラミングパラダイムや SOLID 原則などが解説される。ここは概論がよくまとまっていて、読んでいて楽しい。
ただし、親切丁寧な解説というわけではないので紹介されるそれぞれの概念を...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年03月15日
優れたアーキテクトは境界を定義し、依存関係の方向性を自由に操り、決定を遅らせることができる。
アーキテクトは未来を常に予測し、境界を設けたときと設けなかったときのコストを意識しYAGNIと格闘し続ける道のりなんだろうなと感じた。
境界をひく正解がない以上、なぜその境界を引いたのか説明できるだけの...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年07月02日
クリーンアーキテクチャについての本だが、ほとんどはその具体的な方法論ではなく良いアーキテクチャの定義に終始している。
そのため良いアーキテクトについて順を追って理解できる本であり、クリーンアーキテクチャ自体よりそこに到るまでの理論の方が重要だと感じた。
アーキテクトのトレンドはあれど、理論の部分...続きを読む