久保田晃弘のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
多摩美 久保田先生、ICC畠中さんによる、メディア・アートの成り立ちに関する対談を収めた本。「原論」とあるとおり、ただ論ずるのではなく、その源流ともなるビデオアートやコンピュータ・アートからポスト・インターネットに至るまで、そして、これから先のニュー・メディア・アートについて、過去・現在・未来の3段階で語られている。
キーとなる作品へのポインタが多く、リファレンスとしても参考になる。巻末にはメディア・アート年表も掲載される。
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新しいメディアがその効力を発揮したときに起こるのは、それ以前と以後が変わってしまうということ
「自分がつくっている作品が美学美術史の本に入るとすれば、どういう章 -
Posted by ブクログ
読むのにすごく時間がかかるのは、訳が悪いせいということにしたいところなんだけれど、ひょっとすると、デザインに携わっている人たちの考え方自体をあまり理解していないせいなのかもしれない。慎重に読んでいくと、この本が、とっても重要なことを言っていることがわかってくる。
本の流れとして、自分たちが今デザイン界の中で気になっていることに名前を付けてみよう。それらを並べてみよう。並べたところから何か共通のメッセージを取り出せるのだろうか?取り出せた。って感じ。
デザインは、商業主義の共犯者という面をどうしても持ってしまう。純粋に理性的な、精神的な、純粋左翼的なアプローチで白いピュアな物体を作り出すんだ -
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