ハワード・ビーハーのレビュー一覧
-
Posted by ブクログ
自分に正直になる-かぶる帽子を一つにする
自分を知り、自分に正直であることが成功への第一歩だ。自分が誰なのか、誰でないのか、どこへ行きたいのか、どうやって到達するつもりなのかを知り、それに正直に生きること。
顔を合わせる。人間どうしのふれあいは何事にもかえがたい。
テクノロジーのおかげでコミュニケーションの量は増えたが、その質が上がったわけではない。それどころか、一番大切な無言のコミュニケーションが失われ、良質の対話を妨げることになる。
・沈黙に身をまかせよう
・訊けば答えてくれる
・安心を与える
・願いに応える
・フィードバックを与える
・時間をかけて賛同を得る
一日一分、自分の目標を -
Posted by ブクログ
ハワード・シュルツと本書の著者であるハワード・ビーハーはタイプが全然異なる。
シュルツが根っからの起業家であるのに対して、ビーハーの方は先陣を切って人を導いたり道を切り開いたりというタイプではない。
ビーハーは、特別な才能や、起業家がよく持っているサイコパス的要素を持ち合わせているわけでないが、余りある熱意を持ち、優しく、思いやりがある。
それだけに、日本社会の多くのビジネスパーソンにとって、より再現性があり、共感を得やすいように思う。
起業家タイプはごく少数だ。
それに対して、凡人ながら、マインドの改革と努力によってその責務を果たすだけの人と成るためのとても良い模範となる。
自分も全くリーダ -
Posted by ブクログ
著者のキャリア、とくスターバックスでの経験をもとにまとめられたリーダーシップの本。
非常に体系的にまとめられていて、まるで教科書。
スターバックスでの成功/失敗談を期待していたが、それほど濃密には書かれておらずちょっと残念でしたが、後にこの本に立ち帰ることがありそうだと感じました。だから、教科書。いっぱい引用を記録しちゃった。
正直であること、人を大切にするといった、当たり前のことがほとんどだが、これが実際はなかなか実践できないから、やはりこうして成功をおさめている人のことばはよく響きます。
自分が何者かを知る、は究極の質問と思います。
具体例が少なくて、自分自身の経験と重なってはじめて共 -
Posted by ブクログ
スターバックス・インターナショナル元副社長が、スターバックスの経営で重要視されている事柄を詳しく説明している本。
同社の経営理念をよく表す言葉として、「私たちはみな人間」というものがある。
顧客も従業員も役員も、みんな同じ人間なのだから、みんなが満足できる環境をつくるのが、良い経営であるという考え方。
この経営理念に基づいて、経営者が顧客や従業員の声を汲み取り、色々改善してきたからこそ、今のスタバがある、ということが良く分かった。
本書はどちらかというと、スタバの経営の精神的な面が中心に書かれていたので、次はもっと実務的な面が書かれた本を読んでみたい。