Sakizoのレビュー一覧

  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    ある方のレビューを読んで余計に切なくなり2度読みをすると煌びやかな舞踏会の回想と青年に語っている老婦人との対照に理解した上で読むのと違った印象を受ける。そして絵が理解を助けてくれるので2度読みしても1時間もかからずに読めてしまう。芥川龍之介の作品は品があって自分は好きだなあと改めて思う。

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    2025年09月13日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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     芥川龍之介は、1892年(明治25年)3月1日に東京に生まれ、1927年(昭和2年)7月24日に亡くなりました。作品は短編小説が多く、東京大学英文科出身であることからか、文章構成の仕方は英文学的・翻訳文学的で、論理的に整理された簡潔・平明な文体が特徴的です。
    (以下、Wikipediaの記載などをもとに書きました。)
     この作品『舞踏会』は、1920年(大正9年)に雑誌『新潮』1月号に掲載され、翌年3月に新潮社刊行の『夜来の花』に収録されました。
     作品中に登場するピエール・ロティ(Pierre Loti 1850年1月14日−1923年6月10日)は実在の人物で、フランスの作家です。
     本

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    2025年05月25日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    切ない
    でも、これが本当に御伽話なんかじゃなかったのがもっと切ない
    美しい思い出の走馬灯の流れに合わせて私とどうかワルツを

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    2025年08月26日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    芥川龍之介文学忌、河童忌

    1920年大正9年「新潮」雑誌掲載

    17歳の令嬢 社交界デビューへと
    父と共に鹿鳴館へ
    フランスの海軍将校に見そめられダンスを踊る
    儚く艶やかな一夜
    それが明治19年の出来事

    大正7年老婦人の回想という形で
    小説家の青年に語られる

    ピエール・ロティ「お菊さん」
    軍人であり文筆家 彼の「江戸の舞踏会」が着想
    本名は ジュリアン ヴィオー

    当時の国策としての鹿鳴館
    日本の女性達は菊のごとく花火のごとく
    美しかったんですよ

    SAKIZOさんの女性陣のドレスが美しく
    なーんとなく 着せ替えの切り絵を思い出し

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    2025年07月24日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    イラストが美しすぎる…!!
    ロティって誰だろ。
    舞踏会ってこんな感じなのかな。
    行くことはないけれど憧れてしまいますね。

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    2025年03月31日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    砂糖菓子のような美しく豪華ながら優しい色彩のイラストと、夢のような物語。
    比較的暗い話の多い乙女の本棚シリーズのなかでは、明るく懐かしくロマンティックな一冊。
    目の保養になるなぁ。

    話自体が短いためか、今回は全ページにイラストあり。作品によっては文字だけのページが多いこともあるが、その点、すべてにイラストがついているのもポイント。

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    2025年02月26日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    乙女の本棚シリーズ。
    表紙の紳士の顔が濃く、どんなお話なんだろう…と思ってみたら。イラストと内容がピッタリの素敵な作品でした。

    明治時代、とある舞踏会に出席した令嬢明子の体験が語られていきます。何と言っても描写が素晴らしく、イラストと相まって華やかな舞踏会の様子がこちらに伝わってきます。舞踏会の様子も、そこに集う美しい令嬢達も、叶うことならぜひ直に見てみたい…そんな気持ちになりました。

    きっとこの将校と過ごしたのは、この日だけだったのでしょう。明子にとってこの舞踏会の夜は、まさにこの本の表紙のように美しく儚く、素敵な一夜だったんだろうなと思いました。

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    2025年11月29日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    乙女の本棚の一冊。
    ここまで読んだなかでは、最も絵と文章の相性がよかったような気がする。
    終盤、「老婦人」と呼ばれる人物が、自分より年下であることに衝撃を受けた。

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    2025年05月11日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    ネタバレ

    鹿鳴館でおこなわれる華やかな舞踏会にやってきた十七歳の明子は、そこでフランスの海軍将校と出会い、すてきな一夜を過ごす。
    場面転じて、老夫人となった明子は、たまたま汽車で乗り合わせた小説家の青年にその思い出を話して聞かせる。
    しかし、彼女が記憶していた名前と、青年が思い当たった人物の名前とは異なっていた、ということが分かって幕はおりる。
    謎の残る結末だったけれど、夢のような一夜を前に、本名なんて、本当なんて、別に大したことではないようにも私には思えた。

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    2025年05月01日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    芥川龍之介の頭の中では、どのような場面が、人物が描かれ、書かれた小説だったのだろうか。彼が生きていた時代には、実在し、舞踏会も開かれていたろうから。

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    2025年04月27日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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     乙女の本棚シリーズから、芥川龍之介さんとSakizoさんのコラボ作品『舞踏会』です。Sakizoさん、初めて知ったイラストレーターさんです。ちょっと、私の大好きなマツオヒロミさんの作風に似ていますかね…でもマツオヒロミさんは“和”のテイストも強いからちょっと違うかな、Sakizoさんは“洋”のテイスト!!でも、いい感じっ゚+.(´∀`*).+゚

     このストーリーの主役は、17歳の明子…初めての鹿鳴館での舞踏会、フランスの海軍将校にダンスを申し込まれ、高まる胸を抑え切れないほどの想いを経験します。32年後、明子はその時の淡い想い出を語るというもの…。

     大事にしたい想い出って、何年経とうと

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    2025年04月11日
  • 舞踏会(乙女の本棚)

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    ピエール・ロティ?知らんわ!( ゚д゚ )クワッ!!

    はい、41おネェでございますよ
    そして、Sakizoさん初めまして
    まさにこの作品を描くために選ばれたような人なんだが…

    舞踏会ですよ
    天下一武違うわ!

    うーん、なんていうかな〜
    とっても美しいイラストなんだが、わいが乙女の本棚に求めるのは、この場面を忠実にかつ美麗に再現しましたよ!じゃなくてさ

    そういう解釈もあるのか!とか
    うわーなんかよく分かんないけどそんな感じやなーとか
    なんていうかこっちにも想像する余地を残しといてくれるやーつなのよね

    じゃないと「読まずにレビュー」も出来ないし(そこか!)

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    2025年03月03日