儚げ美少女詐欺のエマ無双が相変わらず続いてて今回もかなり笑えた。
エマ達3兄妹が学園に通うことになり、舞台は王都へと移る。
王国を支えるほどの財を成した貴族なのに日本でのど庶民感が抜けない田中家は相変わらず残念を拗らせていた。
ヨシュアの変態っぷりも遺憾無く発揮され、エドワード王子も既にエマの地獄に堕ちていて、ゲオルグとウィリアムの心労も伺えた。
1巻ほどの大きな事件がないせいか、おもしろさはパワーダウンしているが、最後に皇国へと世界が広がる展開があり、3巻へと展開させるための序章なのでそのまま一気に読み続ける事をオススメする。