山吹静吽のレビュー一覧
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Posted by ブクログ
ネタバレなんかRPG作品を読んでいるような気分でした。
ゲームで言うなら"鬼武者"てきな(笑)??
(鬼武者はもっと時代は古いけど。)
時代は大日本帝国で、戦争中だった頃に
大空襲にあった心造は古森塚に疎開。
そこから、不思議な屋敷に迷い込んで、出れなくなる話。
屋敷内にある霊宝・妖怪とか登場します。
"霊宝"はRPGでいうとアイテム的な感じになりますね。
"妖怪"も”河童”とか"雪女"とか絵本で見かけるキャラ
ばかりで、とても分かりやすくて面白かったですが
難しい言葉や漢字とアイテムの説明書きが
多くて(汗)、少し読むのが大変でした(笑)
屋敷への脱出方法はシンプルで分かりやすかったので
アイテムとかは別に多くなくてもよかったかな~と
思ってます!
(使わないものもあったし(笑))
ですが、久しぶりにダークファンタジー系の
小説が読めて面白かったです!!
変わったホラー小説も悪くない! -
Posted by ブクログ
ネタバレいなくなった妹を探しに迷い家に踏み込み、妖の存在と迷い家の役割、霊宝の意味を知っていく生粋の軍国少年・心造。
当初の目的を遂げた後も、その軍国主義が魑魅魍魎巣食う迷い家で必死に生き延びた彼の最大の支えというのは何より切ない。
新しい時代に導く香苗の叫びよりも、子どもが否応なく大人と同じ覚悟を持たされた時代の悲しみが心造の魂の叫びとして弾けて胸を突く。
霊宝という名の道具としての各地の民話や伝承の中のワードに高ぶる気持ち。それらの解説文がもっと読みやすければ、更にこの異彩を放つ世界に没頭できた気がする。
しっぺい太郎って早太郎のことだったのか~。子供の頃に読んだ民話の記憶が蘇る。一気に話の中の存在が近くなる。