藤原道長のレビュー一覧
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平家物語の全体像と主要なエピソードがざっと読める。学校で習ったのをなんとなく覚えているのか、他の作品で観たり読んだりしたのか、知っているのもちらほらと。
出家する人と自死する人がとても多いのが印象に残った。死生観、人生観がよく分からない。Posted by ブクログ -
日本神話をわかりやすく口語訳してくれている。
アマテラス、スサノオといった有名な神様の逸話や、ヤマトタケルの武勇伝など、何と無くしか知らなかったことをお手軽に学ぶことができる。
天皇の繁栄とからめて書かれているので、話が飛び飛びであることを感じてしまうことは否めない。
ヤマトタケルは日本書紀で...続きを読むPosted by ブクログ -
枕草子のいわゆる入門書。現代語訳のあとに原文が記載されており、また主要な章が抜粋されているため、初心者でも読みやすく、清少納言の世界観に浸りやすい。
入門書とは言いながら、その時代における基礎知識がなければ少し読みにくいような部分もあるが、現代と感覚が共通しているような部分も随所に感じられ、意外な印...続きを読むPosted by ブクログ -
古典とは思えないガッチリしたSF。
大昔によくこんなぶっ飛んだ設定を思いついたもんです。
途中、おばあさんが一切登場しなくなったので、死んだの…!と思いましたが、元気そうで良かったです。
まあ、昔の既婚女性はそうそう出しゃばらないものですよね。
13.02.01Posted by ブクログ -
「枕草子:清少納言」と「方丈記:鴨長明」と「徒然草:吉田兼好」 日本3大随筆のウチのひとつ
むろん古典を読める能力は残念ながら持ち合わせていませんので、現代語訳でつまんでみました。
原文は枕草子と対応して243段で構成されているようですが、本書はそのうちの75段を選択した入門書です。
読んだ感想...続きを読むPosted by ブクログ -
このシリーズはおおまかな話の流れがつかみやすく、読みやすくてお気に入りです。
全体像をつかむための内容でも、さすがの源氏物語という感じで、わりと長め。Posted by ブクログ -
おもしろかったけど、やっぱりあの分量をこの紙数では無理があるなぁ。
戦いの場面ばかり選ばれていたのは作品の性質上仕方がないことかしら。
全訳が未だ出版されてないというのは驚きの事実。ぜひぜひ、と思う。
全体に現代語訳に原文の良さが全く反映されていなかったのが残念。むしろ原文の方が分かりやすかったと...続きを読むPosted by ブクログ -
前々から興味を持っていた伊勢物語。本書は原文と現代語訳の両方と平安時代の豆知識(一部絵もあり)がついていてわかりやすい印象をうけた。個人的には現代語訳を原文より後に持ってきてもらった方が読みやすいと思ったのが残念な部分だった。しかし平安時代の人の恋愛観念がよくわかり面白かった。それは現代人には理解し...続きを読むPosted by ブクログ
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とある本の予習のため。そしてとある人への予習のため。
前半と後半に分けるならば前半が圧倒的に面白い。
そして文体の面白さ。
しかし八剣士それぞれがそれぞれに残酷な面も持っているのがぎょっとする。Posted by ブクログ -
有名であるにも関わらず、長く読みづらい記述のためにとっつきにくい源氏物語を、巻ごとに「あらすじ」「通釈」「原文」「寸評」をつけることで読みやすくした、源氏物語ビギナーにはとてもありがたい本。
日本人なら源氏物語という本を知らない人はいないと思うし、なんとなくの内容(光源氏ってプレイボーイが色ん...続きを読むPosted by ブクログ -
勾玉三部作の流れで。
難しいのは読む気にならないけど
これはとても読みやすかった。
先に現代語訳⇒原文(書き下し文)の順がすごく読みやすい。
今まで、何となくしか知らなかったことが
あぁ、そうだったのか!と理解することができて
面白かった。Posted by ブクログ -
清少納言の日常の思いが連なった作品、「枕草子」
本書はその有名部分や、比較的共感しやすいところを掻い摘んで、説明文と現代語訳を読みながら枕草子に触れられる本。
「大きにてよきもの 家。」って書いてあるのを読んだ時は思わず笑った。清少納言さんも意外と現金なのね。
古典は学生時代、苦手科目だったので...続きを読むPosted by ブクログ -
現代語訳と古文表記を併記した「徒然草」。現代人向けの解説や薀蓄も含まれており、初心者が理解しやすいよう工夫されている。とはいっても、基本的には原文を忠実に追いかけているだけなので、面白みに欠けることは否めない。酒井順子さんの「徒然草REMIX」を副読本にすると、違った世界が見えてくるかも。Posted by ブクログ
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いつの世も『人』という性は変わらないものなんだなぁと思いました。同じ事を思い、願い、考えているんですね。
敷居の高そうな古典文学を面白く飽きない文体で書かれています。
中学時代にも読破しましたが、自分の考え方や捉え方の変化も感じられて面白かったです。また、5年おきぐらいで一生読み続けたいなとおもいま...続きを読むPosted by ブクログ -
表紙が生田斗真バージョンで少し恥ずかしかったです…。内容はまあまあでした。源氏物語全体を知るにはいい本だと思います。源氏香や平安豆知識みたいなコラムも豊富でそこはよかったです。Posted by ブクログ
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「伊勢物語って源氏物語の前段」くらいに思ってたけど、意外にや読み応えありました。
恋愛模様にまざった生き様が凝縮されてぼろぼろと掲載されていくので、読書会向き、話がつきない。
この本は伊勢物語の中でも、軽い翻訳もつき、大和物語など同時代ものとの比較コラムもあって、楽しく読めました。Posted by ブクログ -
言わずと知れた、日本最古の歴史書。
たまたま、今、住んでいるところが日本武尊縁の地だということで、読んでみたのだけれども、考えてみたら、古事記とか日本書紀って、本当に名前だけでちゃんと読んだ事なかったことに気付く。
最初の方はいろんな神様がいっぱいで、スサノウとアマテラスオオミカミくらいしか名前が頭...続きを読むPosted by ブクログ -
枕草子の現代語訳と本文が載っている本。
すらすら読める現代語訳とそのあとに本文が載っているので、響きも楽しめる。
解説も少々。
枕草子すべてではないけど、たくさんの話が載っていて面白いです。
ビギナーズとあるように、現代語訳をよみつつ、古典の響きも楽しみたい人へ。Posted by ブクログ -
災害が重なり、人の世の儚さを悟りつつ、人としてどう感じるか。
解説に悪意があるよう感じました。何が気に食わなかったのでしょうか。Posted by ブクログ -
入門書、導入本として。
高校の古文で読んだ懐かしの文章に出会う。内容や抜粋に関してどういう基準で選んでいるのかは良く分からないし、言われたところで比べられない。
全体的な源平の抗争と平家の没落、武士道の萌芽を古文を介して知ることが可能。一方で、原文の載っているところ載っていないところまちまち。そ...続きを読むPosted by ブクログ